NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

森の暗がりにも春の気配(3月22日)

2010年03月24日 | 間伐
近くの山からは雪景色がすっかり消えたのですが、御嶽山と中央アルプスの峰々にはまだ真っ白な雪が残っています。
手前の梢に新緑が萌え盛る頃に消え去るのでしょうか。


今日は鍋山麓の山主さん裏山で、榎君と二人で間伐作業です。
足元の土の感触や森の香りや木漏れ日の暖かさを味わいながら、のんびり行ないました。

ここは様々な樹齢の混交林ですので、充分成熟した森の雰囲気も楽しめます。
大きく育ったヒノキの樹冠を首が痛くなるほど仰向いて眺めていると、何だかいま生きている時間が愛おしく思えてきました。
森で大きな木々に囲まれていると、少しばかり心が素直になるようです。


暗い林内にももう直ぐ新緑の芽吹きが見られそうです。
コメント
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