あなろぐちっく

mintonのスナップと気まぐれつぶやきブログ。コメントは古い日記でもお気軽に。写真の無断利用は厳禁。

どくとるマンボウ青春の山

2020年02月05日 22時52分52秒 | Finepix X100
自宅近くの本屋で文庫本の中に「どくとるマンボウ青春の山」を見つけた。
2019年10月に出た北杜夫の新刊だ。とは言うものの1960年代から雑誌に寄稿した随筆などを1冊にしたものだ。
北杜夫は中学校の図書館で「どくとるマンボウ航海記」を読みその翌日には「どくとるマンボウ昆虫記」を借りて読んだ。ドクトルジバコ他ドクトルシリーズは勿論天井裏の子供たち、高見の見物、黄色い船、白きたおやかな峰、楡家の人々などかなりの作品を読んだ。
とてもペーソスの効いた文章を書いたかと思えば、硬く小難しい文章も書く人だ。といいながら、僕の少ないRAM空間は他のもので溢れてしまって小説のあらすじさえ曖昧だ。
忘却とは天が与えたプレゼントのようなもので、新しい小説のように楽しめる。
ご存知のように斎藤茂吉を父に斎藤茂太を兄に持つ彼だが、大学時代に友人になった年上の女性が斎藤病院に勤務されていて、実存する方々だと認識できて感動したことを思い出した。
どの文章も北杜夫そのもので楽しめたが、この本で一番和んだ文章は、北先生には申し訳ないがそのままの北杜夫という人を書いた妻の齋藤喜美子さんの「山の思い出」だった。

finepix x100
電柱を支えるワイヤーに絡まった雑草。今日は晴れながら雪が舞う変な天候だった。
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白駒池

2019年06月09日 11時41分57秒 | Finepix X100
これも佐久の帰り道の続き。
標高が上がり蝉の声は消えて苔の森となった。
会社のスタッフが一人同行していたので、麦草峠の駐車場に車を置いて白駒池まで歩いた。
仕事の打ち合わせのあとなので、北八ヶ岳とは不釣り合いなスーツ姿の二人だった。

ほんの少し前まで凍っていた湖面ももう氷はなく、雪も陰に残るだけになった。

finepix x100

今日はカヌークラブの仲間たちは安曇野の万水川から犀川の川下りをしている。
僕は溜まった仕事をするために御断りしたのに、妻が出かけたので家の掃除をしたり朝からキットの薪棚を組み立てた後、1時間半ほど一人川で漕いだりして午前中が終わった。
午後は仕事を頑張ろう・・・と思ってる。
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梅雨入り

2019年06月07日 23時35分21秒 | Finepix X100
昨日の佐久の打ち合わせが終わってから、中部横断道で小海町方面に南下した。

エアコンを切って窓を全開にして八千穂高原をドライブ。
佐久から標高が上がっていくにつれ、煩いほどの蟬の声が飛び込んできた。
車を止めると鶯や何種類もの鳥達の声も。
頭の芯に響く。
メルヘン街道を麦草峠へと登っていく。
コーナーを超えると蟬がピタリと終わり白樺の林も途切れた。

標高は見える景色とともに音も変わっていく。

finepix x100

昨日はこんな景色を見ていたのに、今日は梅雨入りだそうだ。
春の終わりの日にこんな景色を見ながら出張から戻れたことに感謝。


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五稜郭

2019年06月06日 21時13分08秒 | Finepix X100
今日は長野県の東にある佐久市で打ち合わせだった。
岡谷から和田宿望月宿といういつもの八ヶ岳越えルート。
待ち合わせまで少し時間があったので、近くの五稜郭に寄って時間を潰した。
五稜郭は函館と長野県の2箇所しかないと記憶しているが、長野県の五稜郭は観光地という雰囲気は薄い。

fuji finepix x100

井戸。
これは五稜郭から戻る途中に祠が見えたので寄った。
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誰?

2019年05月15日 09時29分30秒 | Finepix X100
我が家の庭に苺がたくさんの実をつけ始めた。
先週末一粒だけど、今年初めての収穫。
今週はたくさん食べられそうと楽しみにしていたのだけれど、赤い実が次々と無くなっていく。
虫達だと残骸が残る。
鳥だと食べ散らかす。
だとすると動物。

ネット張るには広範囲すぎるし、受粉できなくなる。

さてさてどうしたものか。

fuji finepix x100
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Happy,happy,birthday!

2018年06月20日 23時38分02秒 | Finepix X100
御隠居のブログでアンドレケルテスという写真家の名前を知り古書を取り寄せた。
2ヶ月弱かけて届いた本を開くとブルーの万年筆で書かれた Happy,happy,birthday!から始まる書き込みがあった。
日付は40年ほど前。loveの文字もあったので彼から彼女へのプレゼントのようだ。

少し前に購入したビビアンメイアーの写真集と一緒に記念写真。
じっくり読みたいと思う。

fuji finepix x100

昨夜の日本対コロンビアの試合は感動した。
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憩いの時間

2018年04月30日 08時15分36秒 | Finepix X100
春先に植えたレタスが今朝収穫できたのでX100で記念写真を撮影して食べた。
食べ終わって写真を見たら手振れしていたがすでに時遅し。
PLフィルターが入っていたようだ。

その中に奈良ホテルでの数枚の写真が出てきた。
中庭の向こうにレストラン。食事する前に撮影した一枚。

finepix x100

奈良の旅よりも後に植えた野菜がもう収穫できた。

収穫した野菜をさっそく食した。
収穫物のみなので彩りが地味。
レタスとルッコラとイタリアンパセリ。

写真には無いけど最近スナップエンドウも採れるようになった。



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星占い

2018年03月16日 15時57分07秒 | Finepix X100
数日前の夜会社にて事務処理などをする傍らメールを書いたりしていた。
いつものことだが、そんなことをしながらスタッフが仕事の連絡や相談に来たりして対応をしていた。
急な依頼でプリンタに手を伸ばしたらデスクの隅に立ててあったPCを落としてしまった。
それでもまだ稼働していたので、そのまま作業を続けた。

ダメージが気になりバックアップを取らねばと思って翌日SSDを自宅から持参したが、朝電源を入れるとスタートアップの途中で停止。コマンドプロンプトに入れたのでフォルダーを見るとファイルは残っていることを確認できたので分解して取り出して別のPCにてデータ保管をしようと試みたが状況はみるみるうちに悪化してHDDの管理からは媒体として見えているがドライブの認識が消えた。
そして数分後には異音が発生。急激に状況が悪化した。

機密情報などを入れたPCのためNASにデータを置いてAdminで入られることを嫌ったことが裏目に出た。
こんなことならクラウドかRAIDに入れておくべきだったと反省してもすでに遅し。

データ復旧のプロに任せることにした。

ネットで検索すると39800円均一というところもあれば、100,000円からで状況により1,000,000円前後なんてところもあった。
都会の会社のほうが技術は高いかもしれないが、地元にあるHDDや通信機器を開発販売しているPC周辺機器の開発企業のデータ復旧センターに直接HDDを持ち込んだ。
少しでも復旧できるといいのだが、状況は厳しいらしい。

一部はメモリーカードとパーソナルクラウドに残っているが、それでも足りないのでなんとか復旧を願うしかない。

仕事のメールや請求書や見積書などのDBの消えたので、EXCELで手作りして対応している。

これを書きながら、そういえばその日の朝の番組の星占いで最も悪い運勢だったことを思い出してタイトルを星占いに変更した。
なにかを食べると運気があがるなんて言ってたなあと今頃思い出そうとしてももう覆水盆に返らず。

finepix x100
自宅にて。たぶん夏椿。


ここ数日の気候のおかげで近所の梅が今朝から咲き始めた。






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モーツァルト レクイエム K.626

2018年02月10日 18時33分04秒 | Finepix X100
今日は仕事が休みなので、自宅で音楽を聴きながら仕事の整理などをしている。
今はモーツァルトのレクイエムが流れている。

モーツァルトで多くの人が頭に浮かぶであろう映画は「アマデウス」。
悪の権化のようなサリエリに追い詰められていくモーツァルト。
映画では才能の無い権力者の扱いだが、実際のサリエリはベートーヴェンの最後の師であり、教え子にはシューベルトやリストもいる。
モーツァルトの6歳年上でヨーロッパ楽壇の最高位にいたため、モーツァルトとしては壁のような存在であったであろうと想像している。

ベートーヴェンとリストは41歳違い。
リストが10歳の頃ベートーヴェンがその演奏を絶賛している。サリエリは70歳ということになる。
ベートーヴェンが無くなる3年前。すでに耳が聴こえないと言われている頃。
実は耳が聴こえていたのか、あるいはピアノの鍵盤から音を想像したのか。

finepix x100
我が家のナナカマドの芽が大きくなって来た。

ここまでは今日の午前中。
もうすっかり夜になった。
窓の向こうからとても久しぶりに雨音。
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国営アルプスあづみの公園

2017年12月27日 19時31分43秒 | Finepix X100
昨日松本で仕事を片付けたらまだ夜7時過ぎだったので、国営アルプスあづみの公園に向かった。
実はtullyzさんのブログにここのイルミネーションがアップされていて、見たくなったというのが理由。
とは言うものの仕事がメインなので肝心のLeicaを忘れた。
仕事のメモ用のX100とiphoneXで撮影した。

昨夜は小雪が舞っていて公園の氷の上にも雪がうっすらと積もっていた。
公園も当然ながら氷点下。
いるのは女子ふたりや若い二人連れや子供たちと若い親たち。
僕のような怪しげなおじさんボッチはいなかった。
正直なところ場違いな感じがして、自販機に入場料を入れずに帰ろうかと思ったくらいだ。




ハートを入れた写真を撮影する二人連れが順番待ちしていた。
お写真撮りましょうかと声をかけようかと思ったが、余計なお世話と遠慮した。
撮影する角度によっては、ハートが上手に重なるらしい。
僕はそこに立っていないので「らしい」しか言えない。

fuji finepix x100

ここのイルミネーションは音楽とシンクロするので、撮影するタイミングが難しい。

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