大学の頃のことだ・・
その当時、ぼくは武蔵野の野川近くのアパートに住んでいた。
週末は自転車で、小金井から恋ヶ窪を抜けて狭山湖に行ったものだ。
夕暮れ時の狭山湖は、凪いだ湖面が朱に染まった。
春には暮れた公園の桜が舞い散ってた。
小金井のバラックのような都営団地の外縁に沿うように流れていた野川は、小金井街道を横切った辺りから直線的な流れになり、野川公園に繋がっていた。
武蔵野のはけの道の情景とそこでの愛憎・・・・大岡昇平の武蔵野夫人を読んだのはちょうどその頃だった。
この場所を舞台とした小説だ。
数日前に古書フェアで、50年以上前に出版された「武蔵野夫人」を購入した。
昔の紙、昔の文字。読みながら昔の自分を思い出していた。
R-D1+NoktonClassic40mmF1.4
信州八坂村にて。
その当時、ぼくは武蔵野の野川近くのアパートに住んでいた。
週末は自転車で、小金井から恋ヶ窪を抜けて狭山湖に行ったものだ。
夕暮れ時の狭山湖は、凪いだ湖面が朱に染まった。
春には暮れた公園の桜が舞い散ってた。
小金井のバラックのような都営団地の外縁に沿うように流れていた野川は、小金井街道を横切った辺りから直線的な流れになり、野川公園に繋がっていた。
武蔵野のはけの道の情景とそこでの愛憎・・・・大岡昇平の武蔵野夫人を読んだのはちょうどその頃だった。
この場所を舞台とした小説だ。
数日前に古書フェアで、50年以上前に出版された「武蔵野夫人」を購入した。
昔の紙、昔の文字。読みながら昔の自分を思い出していた。
R-D1+NoktonClassic40mmF1.4
信州八坂村にて。
ぼくはそんなに年寄りのつもりはないですが、若い頃みた恋ヶ窪や小金井近辺の野川は、今とは違うものでした。
恋ヶ窪は空き地の目立つところで、地味な駅だけが目立っていました。
武蔵野夫人のように小説の中だけでも生きている風景があることが嬉しいですね。
信州ではご近所ですね。小金井に住んでいらっしゃったんですか。それも奇遇ですね。
この建物は信州新町の手前の八坂村なんですが、小金井の豪農は数件になりましたが、こんな雰囲気です。
昔秩父に別荘と称した小屋がありまして、トトロの舞台そのままに玄関前に川が流れて堰きとめて子供が泳いだり、庭には鶏が走ってるところでしたが、こんな雰囲気でした。
これからもよろしくお願いします。
kazeといいます。
コメントありがとうございました。
実は私は小金井に4年ほど住んでいました。
私の第2のふるさとです。
武蔵野の面影が残るこの風景、
懐かしく拝見しました。
モノクロの写真とても良いですね。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
そうでしたね。こういう風景になじみがあるとお伺いしました。
こんな時期だからこそ、自然に親しみたいんじゃないですか?
生まれてくるお子さんに、そんな素敵な幼少期の思い出をいっぱい語ってあげてくださいね。
トトロの世界なんて、子供にとっては夢の世界ですよ。
土間がって、木の納戸があって、囲炉裏があって、下の画像のように古いバイク、井戸や倉があって・・・。
重い木の納戸や、倉の中をのぞくときのドキドキ感。
毎日が、トトロの世界でした(笑)
その作品がわからなくて、インターネットでサーチしてしまいましたよ。笑
失礼しました・・
冬暖かく、夏涼しい。
日本の気候に適した建物だったと思います。
こういう家がいつまでも残ってほしいですが、茅葺自体が維持しにくいので、やがて消えてしまうのでしょう。それもかなり近いうちに。
寂しいですね。
こういう家は、そこに生活があるから、素晴らしいです。
もともとは茅葺なんですけど、塗炭で囲ってあります。
普通に子供やおばあちゃんの声が聞こえてきます。
ご自分の手放された本との再開なんて、とてもロマンチックですね。
ぼくは自分が売ったバイクと再開したことがあります。
どっきりしますよね。
夏は涼しいでしょうね。
懐かしい安心感を感じさせてくれますね。
すてきな写真です^^
一度,古書フェアーのようなところで,明らかに自分が以前売った本(専門書ですが)が出ていたのを手に取ったことがあります.ほんと,そのときはなんという偶然だろうかと,半分怖くなった記憶があります.