ART COMMUNICATION IN SHIMANE みるみるの会の活動報告

島根の美術教育関係者が集まって立ち上げた対話型鑑賞の普及に努める「みるみるの会」の活動情報をお知らせするブログです。

石見美術館でみるみると見てみる展の初回が開催されました

2015-01-27 21:52:33 | 対話型鑑賞


上坂会員から、所感が届いたので、ナビ当番だった金谷さんからのレポートの前に、お届けします。


昨日、一昨日と、素晴らしい時間をありがとうございました。

金谷さんのナビでは、裸婦について、たくさんのお話が聴けて、とても面白かったです。自分なりの裸婦についての見解を言葉にできるようになりたいなぁと、思いました。

金谷さんのナビによって、裸婦について、けっこうな大人数で(見知らぬ人も交えながら)あんなにおおらかに話ができたのは、改めて考えてみると、本当にユニークなひとときで、楽しかったです。

ナビの最初に金谷さんが、あっけらかんと「はだかんぼ」と言ったのは、もしかしたら、みんながそこはかとなく恥ずかしくて躊躇する心理的な壁を取り払う効果を狙ったのだろうかと、伺ってみたいなぁと、考えてみたりもしたのですが、いかがでしょうか。

裸婦について、みんなで見て話をするにあたって、全く恥ずかしがる必要ナシ!という雰囲気になったようにも思いました。


ミーティングの後、来週の私のナビ予習のため、房野さん、澄川さん、金谷さんと改めて展示室に入り、油彩の三人の女性像を観ました。

視線や姿勢、背景について、それぞれの作品に描かれていることがらについてお話していただいて、私には見えていなかったことが続々と明らかに!
本当にありがとうございました!

みなさんからいただいた発見を頼りに、帰り道に思いついたことも多く、
それぞれの女性像に、吹き出しをつけるなら、と問いかけたくなり、来週も試みてみようかと思います。

描かれた女性は三人三様、それぞれの個性も異なる様子ですが、三人の女性に共通するセリフを考えてみたところです。
それは、どこからそう思うの⁉と反芻しながら、改めて考えてみたくもあります。


それから話は変わるのですが、展示室のヴォーグの90年代の写真を見ていて、黒いヴィーナスといわれた1920年代にパリで活躍したダンサージョセフィン ベーカーを連想したのですが、何かしら模したイメージ像ではないでしょうか。
帰ってから気になって、

ジョセフィン ベーカー ヴォーグ
と検索すると、ある建築家が、ジョセフィンベーカーの家を設計している、ということや、家の設計図がヴォーグに掲載されていた、という記事?が出てきました。

ナビは、あんまり自信ないのですが、あれこれ、気になることを発見したり、調べてみたりするのが楽しい 時間だったりします。

みなさん、健康にはくれぐれも、お気をつけてください!

(^-^)/
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