風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

そこに

2024-04-10 17:19:19 | 記憶の底
目を閉じる
母の声が聞こえる
母の顔が浮かぶ

鏡を見る
母にますます似てきた
母が笑っている

鏡に向かって
母ちゃんと呼んでみる
母は答えず消えた

そこにいるのは私
鏡に微笑んでみる
鏡ははにかみ返す

母はいつも
私のそばにいる
かつての姿のままで

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私や妻が・・・②

2022-11-26 15:00:36 | 記憶の底
悔しさを更にかぶせて散る銀杏


森友文書改ざんにより国と
当時の財務局長佐川氏を

提訴した赤木裁判は昨年
国側は賠償金を全て支払うと裁判を終わらせ

昨日11月25日の裁判で佐川氏側の
公務員に賠償義務はないと棄却された

人ひとりが亡くなったこの裁判で
全面賠償すると口をつぐんで裁判を終わらせた国側

あの国会でシラを切り通した佐川氏は
法廷に出ることもなく公務員に賠償義務はないで終わった

赤木さんの自殺は自殺なんかでない
パワハラ・モラハラによる自殺に追い込んだ殺人で

民事でなく刑事事件ではないかと思う
民主主義のこの国で三権分立のこの国で

国民を守るための法律の中で
立法行政司法が

三位一体となって自分たちを守る
これでは赤木雅子さんの

思いなんて何も満たされなくて
ますます国への不信が増した気がする

戻らない命の償いは
お金かもしれない

でも第一の償いは改ざんしなければならなかった
赤木さんへの経緯の公表と
赤木さんご夫婦への心からの謝罪でしかない

今回の裁判は我々国民に
三権分立のあり方を投げかける

真実の心のありかたが問われる


政治家はしらーとシラを切れる人
公務員もしらーとシラを切れる人

法律家もばっさり合憲だからと
シラを斬るのが三権に携わる立派な人だとしたら

国民の所在などどこにもありはしない
ああこの裁判も忖度だったかと落胆の極み


「私や妻が関係していたことになれば、それはもう
間違いなく総理大臣も国会議員もやめる」と言った安倍総理

「すべての罪をなすりつけ幕引きしようとしている」
と発言した籠池氏の真意

この森友学園開校の真の目的はなんであったのだろうか?
この事件は単なる詐欺罪だったのだろうか?

そして

意外なところから噴出してきた
政治家と旧統一教会との絡み・・・


ああ
明日は和歌山県知事選挙だ

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私や妻が・・・

2022-11-24 18:59:40 | 記憶の底
財務省 決裁文書改ざん
明日判決

あの一言
政治家はしらーとシラを切る

シラに合わせるつじつまが
忖度されていく

暗黙の指図でも
あるかのように

多くの忖度が
動く

政治家の一言は
重い

あー
それと

親の一言も
重い

反発しながらも
その一言に

子供は以外に
左右される

子育ては
国の未来を創る

一言ひとこと
吟味しなくてはならない





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同級生

2015-04-28 06:09:58 | 記憶の底
同級生から電話があった

同: みさか?
私: はい。久しぶり!
同: 電話かけたんやけどなあ

昨日携帯が鳴った
ワン切り
掛け直そうとしたけれど間違いだろうと放っていた

私: うん、昨日
同: 昨日と違う、前に何度か掛けたんやけどなア
私: ??

同: 男が出て怒られたわ!
私: ??

同: みさか!と言ったら男やった。婿さんかと思って
  みさは?というとそんなん居らんって!!怒られた
私: ??

同: 昨日お前の兄貴と神社の総代会であったから
  みさ、死んだんかって聞いたら
  兄貴が、婿は死んだけどみさは生きとるわさ。
  自分の携帯止めて婿の携帯もっとるんやわ。って言うとった

夫が死んで暫くして私の携帯が壊れた。何もかも復元できない状態で壊れた
夫の写真もすべて消えた。夫の死という感傷もあったから夫の携帯を持ったけれど
連絡が途絶えてしまう知人があるってこと思わなかった

同: 婿さん何時死んだんや?
私: もう5年になるわ
同: そうか、知らなんだわ!おまえは元気しとるか?
私: 元気やで!
同: ほんならええわ。

夫が死んだ年のクラス会に参加した。それまでは夫の看病やなにやらで
長年クラス会には出ていなかった。そのとき電話交換した旧友たち
取り立てて用があるわけでない。どうせ、今度のクラス会、来るんやろ?
会えるの楽しみにしてるわ~ってことぐらい。

地元にいる友は地元での自分史があるが、私の地元での歴史は高校生まで
だから旧友に会えば、一気に半世紀近くの時を超えて小中の頃にまで戻る
ミツアキ・そのちゃん・ジョっちゃん・逸ちゃん・まさお・よっこちゃんなのだ

道路が整備され工場や大型店舗が進出し様変わりした故郷も私の脳裏には
昔遊んだ田園風景がひろがっている。
今や社長になってそろそろ会長かというミツアキもハナタレのまま
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父の仕事

2012-03-22 23:35:01 | 記憶の底
南雲先生のレシピが懐かしいこころの底に触れた

それは子供の頃の記憶

目蓋の裏に映る世界は半世紀前の故郷

さまざまな光景が想い出される

水田と小高い山の畑と山林

私の生活範囲はそんな農地と学校への道

春は麦、蓮華、菜の花に囲まれ

学校まで升目に整地された田圃が続く

川の土手や田圃道を歩く

冬の凍てた日には

山裾の陰になって凍った小川を滑理ながら学校へ向かった


今の時代は農業と言うのだろうが父の職業は百姓

目を閉じても不思議に働く父の姿は浮かばない

あれだけの農家を切り盛りしてきたのは父

その父の姿が浮かばないのは淡々すぎたからではないだろうか

声を荒げたことが無い

生活を乱したことが無い

背中で教えるということがそのままの人

そんな父の姿を

ひとつひとつ思い出してみたいと思う




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