風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

短絡的

2020-11-29 23:09:25 | こころ
睡眠障害で眠ることに苦心する
私の家は眠らない

電気が消えてる時間は3時間ほどか
こんな私が

眠らない町を批判することなど
出来ないけれど

24時間営業のコンビニなど
本当に必要なのかと思う

30年程前埋立地で
開催されたリゾート博

その時のマリーナシティが
遊園地として残され

ホテルや温泉もあり
商業的イベント会場にもなってきた

ヨットハーバーがあり
他府県で開催される国体などの

ヨット関連の競技の穏やかな
会場になっている

海岸線の美しさは見事だ
人口の減りつつある我が県に

IRは働く場を促し
経済を活性化させるには

大きい力だ
けれどなぜか違和感

煌びやかな電気の光の輝く
カジノメインの近代的建造物

50年100年先に世界が
宇宙空間に想像するような

未来都市になっていても
この万葉の海和歌浦湾には似合わない

ここは
心の故郷ではないだろうか

熊野古道やこの景観を護り
活かせていく事業がきっとある

この景観にメスを入れてしまっては
もう元には戻せない

カジノは要らん
大がかりな開発は要らん

核廃棄燃料の中間処理場は要らん
最終処分場も要らん

どこかになければどうにもならないという
現状の窮地は理解できるけれど

どこかに出来れば
原発廃止が遠くなりそうで

もうこれ以上一本たりとも
廃棄燃料は出さない決意でないと

原発は止められない
カジノも要らん


私に出きること
早寝早起き

自分のしやなあかんことしやなあかん
そうでないと偉そうに言えやんよな
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今度こそ

2020-11-27 06:19:36 | こころ
あの時のように仕組まれて
自ら落とし穴に落ちたのか
自分で地雷を踏みに行ったんよ

あの時の
心配せんでええよと答えてくれた声
今も思い出す
仕組まれているとは知らずにいた

悔いること
行動に移せなかったこと

一生懸命
伝えれば伝わるかもしれない
素直な心で伝えれば
伝わるかもしれない





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孟母三遷

2020-11-27 00:34:24 | こころ
孟母三遷という教えがある
子供ではないにしても

やはり環境は選ばなくてはならない
染まるまい
染まるまいとしていても

遅かれ早かれ染み付く
皺枯れていたって染まる
染まるまいとすればするほど
心はすさむ

あがいても
何も変えられない


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堂々と

2020-11-27 00:28:48 | こころ
堂々としたらええやん
通じやんものには通じやん

いつか
いつかなんて無い

もう
あきらめ

それが自分のためやわ
分かってる者は分かってるって

みんなも
自分を犠牲にできやん

影で分かってくれてても
仕方ないけどなあ

みんな同じや
明日はわが身

みんな同じや
しっかりしやなあかん






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銀杏⑥

2020-11-25 02:07:05 | こころ
振動を防ぐためにありったけの夜具を敷き
まるで嬰児籠のようにしつらえたリヤカーの上で病人は丸まった

青年の勤務する大学病院に連絡するにも実家に連絡するにも
電話すらない車もない例え車があっても通れない山奥だ

「こうしていると少し痛みが和らぎます」と病人は
右わき腹を抱えて嬰児籠のように積まれた布団にもたれた

よほど眠っていなかったのだろう時々静かな寝息が聞こえる
あてもなく紅葉に魅せられて自転車を押して登った山を今は

転げそうなリヤカーの後ろに手をかけブレーキをかける
「もう少し下りれば村長の家です。電話があります」と

リヤカーの舵を取る村人の声
月明りと懐中電灯を頼りに30分は山を下りたもう夜が明ける

青年はおそらく手術になるだろうと病名の見当をつけていた
大学病院までは時間がないかもしれない

・・・・・・・・

手術は無事に済んだ
病人と住職は病室で眠っている

村人の一人はリヤカーの舵を取り青年はリヤカーの後を押し
来た道を登っている

「先生のお陰で大黒さんはようございました」
「僕は医者ですから」
「医者さんが偶然おいでるとは大黒さんは強運です」
「間に会ってよかったです。あなたのリヤカーのお陰です」
「あなたとはこそばい。吾一というので吾ッさんと呼んでください」
「吾ッさんですか!僕は慎吾っていうので慎ちゃんで」

下りの2倍の時間をかけて二人は寺に戻りその夜は吾一の家に泊まった
慎吾は一宿のお礼を吾一に言って銀杏の落ち葉の里を去った

頭陀袋の中には聴診器と吾一の母がむすんでくれたおにぎりがある
慎吾の心は穏やかだった

昨夜吾一と慎吾は親友になった
吾一の家の桶風呂に入っていると「背中流したるで」と裸でやってきた

断る間もない真一は「もう洗ったから僕が洗ってやるよ」と湯船から出る
吾一の裸はごっつい「ええ体やなあ!吾ッちゃんの仕事は?」

「俺は木こり」
「なるほど逞しいはずや」
「慎ちゃんも医者にしとくにはもったいない体や」
「何ゆうとるんや医者は重労働で体力勝負や」
「ふうんそんなもんかいな」
「そうやで」

二人は布団を並べても久しぶりの兄弟のように他愛ないことを喋った
随分上だと思った吾一の歳はたったひとつしか変わらなかった
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銀杏⑤

2020-11-23 03:38:01 | こころ
廊下づたいに聞こえる物音で青年は目が覚めた
耳を澄ますと騒がしさのなかに住職の声

大丈夫か?大丈夫か?と聞こえる
昨夜[家内の具合が悪くて]と言っていた

青年は頭陀袋を引っ提げると庫裡へと向かった
すみません!すみませんと今度は庫裡の玄関ではなく

渡り廊下の庫裡の戸の前で何度も声をかけた
やっと出てきた住職は仏頂面で[はばかりなら▪▪]と

[奥様の具合が悪そうな気配が本堂に伝わって来ました。
私は医者です。もしよければ診させて頂きたいと▪▪]

住職は表情を一変させ奥に案内した
[何も考えずに旅して来い]と父に進められて出た旅

医者であること両親のこと祖父や兄のことなど
何も念頭に置かず旅に出る

迷ったけれど聴診器を頭陀袋にいれた
病人は横になることも苦しいらしく

布団のうえに丸まって座り辛さに耐えている
[どうされました?]という問いに

病人は苦しさの模様を喘ぎ喘ぎ答えた
仰向けに寝てはいられない

右脇腹を下に丸まるか坐位で丸まる
この痛さは尋常でない

車の手配ができる所まで小一時間
リヤカーに布団を敷き病人を乗せて

手伝い一人も加わって青年と住職と
病人は山を降りることにした



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パンデミック

2020-11-16 22:36:32 | こころ
過去にパンデミックといわれる流行性疾患があった
それを乗り越え人類は今を生きている

それら驚異的な疫病に勝ち
勝った・どうなんだろ

吹き荒れる防風も豪雨も
全てを焼き尽くすような火災も

ここは大被害でもそこはさほどでもない
台風だってなんだって嘗め尽くすわけでない

疫病に闘って勝ったのか
耐えて勝ったのか

どんなに予防して気を付けていても
どんなに無頓着であっても

罹患する人もそうでない人もいる
その違いがどこにあるのかわからない

運の良し悪し
そう言ってしまっては極楽とんぼ

どんなに気を付けていても
罹患するのは仕方ない

しかし自分の不注意で
それを他にうつしてしまうのは辛い

新型コロナウイルス
姿が見えないだけにやっかい

そしてこの先どうなっていくのかも不明
過去に起きたパンデミックも人はやり過ごし

過去より医療も経済も文化も発展を遂げてきた
けれど

疫病の恐怖は無くならない
だから

慎ましやかに耐えて新型コロナウイルスを
過去のものにしたい

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眞子さまの恋

2020-11-14 06:17:55 | こころ
あの婚約会見から長い沈黙が続き
世間では色々な報道や情報が飛んでいた

立皇嗣の礼がすみ天皇は
秋篠宮家へと繋がれて行くのだろう

昨日長い沈黙が破られ
眞子さまがお二人の気持ちを発表

そこには眞子さまの強いお気持ちが
込められていて

眞子さまのやさしさと芯の強さが
伝わって来た

一途に貫かれようとするお心を
心から祝福しお幸せを願うばかり
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基本に戻り

2020-11-04 00:43:47 | こころ
こんなこと初めてよ!
そんなこと無い教えたはずや

そう
教わったはず

思い思いの画題で
思い思いの趣向をもとに

生徒それぞれに
指導してくださっている先生

教わったはず
みんなもう十年以上も前のことだから

日本画の基本の画題
椿や牡丹

ザクロに蓮の花
描いたよな習い始めのころ

もう私で9年めになる
みんな先輩達

忘れてしまっていて当然?
だから

これさえ描ければ
日本画の基本はほとんど習う

ということで今回椿をサムサイズに


新米の私を基準に
一人勝手に進んだらアカン

そう
各々の作品と平行して

基本のものも進めていくらしい
進捗状況の基準はびりっけつの私

ここまでやってくるようにと
宿題を頂いた

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