風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

同人

2019-01-26 01:22:20 | こころ
その同人誌の
書くことの好きな方達の輪に

私も執筆会員として加えさせて
いただいている

自分にしか分からないような
脈絡のない文章を投稿しても

楽しみ楽しみ頑張って!と
主宰者は励ましてくださる

国会図書館に置かれることを
知りながら

政権を批判するようなことを
書かずにいられなかったりする

石牟礼道子さんの「春の城」
のなかに

「五橋が架けられ、天草は観光の島をめざして
人を招びたい一心のようにみえる。
沿道に出来ては潰れ、出来ては潰れする店の残骸が無惨である。
日本中がリゾートあさりして歩くのがいつまで続くだろうか」
とある

石牟礼道子さんがこれを書かれて
何年になるのだろう

天草の美しい景色の表現のなかに
こうした文章を見いだして

私は心をくすぐられる
私のようなただそこいらの主婦が

社会や政治の批判なんかしても
役に立たないどころか嘲笑いの種でしかない

けれども
果てしの無い経済合戦の社会よりも

もっと意味のあることがあるようで
つい批判をしたくなる

我が町も流行っているコンビニのすぐ近くに
別のコンビニが建っては潰れ入れ替わっていく

そのようなことが当たり前になった
世の中で

勝ち残っていくためには
その上をいかなくてはならない

先人たちが危惧したり闘ってきたことの
どれだけが世を動かすうねりとなるのだろうか?

人々の暮らしの中で
とてつもなく大きな人災や公害を生み

多くの被害者を出さない限り
おそらくそうであっても

人々がうねりを起こし世論を巻き込み
因果関係を立証しない限り

企業や政府は動かないのだろうか
原発事故で

双葉町の少女が被爆した数値が
100ミリシーベルトあったことさえも

被爆まもなくわかっていたのを隠蔽し
今になって浮上してきたのだ

おそらく彼女だけの数値ではないはず
福島周辺で

増えた甲状腺癌や甲状腺異状の発生さえも
原発事故との因果関係が証明できない等と言う

ありかよ!⁉
卑怯だよ!

かつて日本に原発建設が
検討されたときの委員であった湯川秀樹博士は

原発建設を
急ぐことの懸念を示してこられたと聞く

けれど原発建設ありきの
政府にとって博士の反対意見を

聞く耳など
はなからなかったのだろう

また水上勉氏が故郷を書いた小説の中で
原発誘致により発展していく町の

手放しで喜べない
将来への不安を書いたものがあった気がする

南方熊楠は郷土を愛しできる限り自然を護り
生物の研究を世に残された

紀州の女たちは原発反対に立ち上がり
原発建設が決まっていたのを撤回させた

だから熊楠が護った自然をも
護ることができていく

無理な経済発展はいつか
いつか大きなしっぺ返しが待っている

このまま進めば
日本は

やがて世界は
経済戦争から世界戦争に向かい

地球の大きな自然破壊に
自然災害の大きな脅威を招き入れる

ここを護るのはここに住む人々
ここを愛する人々

危険・汚い・厳しい条件のものを
弱いものに押し付けてはならない

ここもあそこもそこも
大切なところ





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目が覚めて

2019-01-24 06:40:40 | こころ
朝になった
まだ床の中

インフルエンザにかかって
保育園を休んでいる孫娘の

休園最終日に当たる木曜日は
どうしても仕事休めないから

1日見てほしいと娘
これから娘の職場近くに孫を迎えに行く

熱が下がって翌3日
子供はプラス1日の4日間が登園禁止

目が覚めて
昨夜の石牟礼道子さんから

フット瞼に浮かんだのが
昨年の暮れに会った人

同人誌を主宰して
今も書くことに熱中しておられる

年3回の発刊で70回を越えている
80歳を過ぎて書き続けておられる

人って凄い
凄いと思う





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再会

2019-01-24 02:10:38 | こころ
脈絡のない本を数冊
借りては返し

返しては又数冊
借りてくる

手元には何時も何冊かの本が
無造作に散らばっている

なかなか読み進めない訳に
スマホのゲームに夢中になり

脳がこわばっていく
視力が衰えていく

そのような悪循環の中
それでも本を読みたいと

図書館通いをしている
枕になりそうな分厚い本がある

石牟礼道子さんの「春の城」
そろそろ返却の日が迫っている

読み始めたばかり
不知火で知る石牟礼さんの

強さではないような
情景のたおやかさことばの美しさ

いまからどこへ
誘ってくださるのだろう





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若い子のように

2019-01-15 00:54:58 | こころ
若い子のように
ポコポコ

若い子のように
ツムツム

頭に
う・ンニャ

心を占めるものから
逃げている

考えることから逃げている
これって緊急避難?事故弁護

自分を追いつめるものから
逃げる逃げる

ツムツム
ポコポコ

心の弱い
己の解放

なんてカッコいいけど
単なる

事故弁護
依存症の自己弁護

若い子のように
ポコポコ・ツムツム

現実を
見ようとしないだけ







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今が一番

2019-01-06 01:31:23 | こころ
新しい年をあわただしく迎えて
やっと

といっても
隣の部屋では孫娘と

友達がお泊り中
ユニバーサルで遊ぶという孫たちを

明朝に駅まで送る予定
それで正月休みの私の予定は終了

9日間の長い休みを
どんなふうに過ごそうかと思いながら

結局画を描くこともできずに
終わろうとしている

空いた時間をツムツムとポコポコに
虚ろな心の逃げ道にした

満たされない心を満たすものは
何かに没頭した達成感でなければならない

ツムツムもポコポコも
鬱屈した心の逃げ道かもしれない

けれど鬱屈しものは
さらに蓄積されていく


今が一番


ここから先
皺だらけの顔も

今が一番若い
たるんたるんの皮膚も

ここから先はさらに朽ちていくばかり
だとしたら

今が一番最高の時
そういっつも

今が最高の時だと自覚して
今を過ごしていけたら最高だろう

とにかく今は
虚ろな心から脱出したい

それには
何かに没頭しなければならない

とにかく
こころのままでいいから

こころのままの画をかいてみたい
執着していてもいい


ありのままの今を
素直に描けばいい












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