お伊勢参り

歩いてみたくなったといいながら
歩くのは苦手

だけど歩きたい
どこを？

お伊勢さん
またまた妄想の始まりである

近頃忙しさにかまけて
歩くことから遠のいている

歩きたいだけど歩くのは苦手
思い出がありすぎて辛い

だけど歩きたい
歩かなきゃ

越えられない
どこを歩く

まえから伊勢街道と決めていた
通し歩きなんて無理だから

区切って区切って繋いでいく
歩きたいところから歩く

お弁当を食べるとき
最初に一番すきななものを食べる

次に好きなものは残しておいて
次の好きなものから順に食べるように

行きたいとこから行ってみよう
最後は内宮さんとしてどこから始めようか

お伊勢ルートはたくさんある
まずは斎宮さん当たり？

飛ばしすぎかもしれないけれど
行きたいとこから行ってみよう

要するに不眠症

くるくる
目がまわるような忙しさ

あっちへ走りこっちへ走り
へとへとになって帰る

疲れはてていても
食事もろくにとれなくても

睡眠時間を削っても
妄想時間は譲れない

要するに不眠症
妄想は良くも悪くも膨らんでいく

断捨離

抱えたものいっぱい
捨てなければならない

押し入れに仕舞込んだもの
心の奥に閉じ込めたもの

幾度と引っ張り出すものだから
懐かしく心ざわめく

あれもこれも
思い出が詰まってる

捨てなければ進めないものもある
けれど思い切れない

別離しなければならないものへの想い
捨てられない思い

戻せない時間
進めない時間


なぜか

≪あめゆじゅとてちてけんじゃ≫
「永訣の朝」宮沢賢治のこの言葉が聞こえる

日本一小さな花火大会

少年が一人

夜空に溶け込んでいる

小さな花火大会

茨城国体陸上

昨日
孫は茨城に出発した

到着は夜遅く
明日は本試合

どれだけ実力を出せるか
大会にどれだけ照準を合わせるか

準備万端整えて
獲物を狙って研ぎ澄ます鷺のように

微動だにしないでイメージを膨らまし
順番を待つ

勝負という闘いは
自分との闘いの積み重ね

智力と体力を合致させて
跳べ!翔べ!飛べ!目標に向かって‼

そもそも

そもそも
大人の

しかも教育や法律に
たずさわる人々に於いても

いじめや犯罪の類をおかす
なんなんそれって思うけれど

生身の人間
いつも立派ではいられない

それにしても
考えさせられることが多い


損か得か人間のものさし
うそかまことか仏さまのものさし
　　　　　　〈相田みつを〉


心のなかにあるものはなにやろう
なにが住んでんのやろなにがおるんやろ

自分の知らない間に巨大なものに
のしあがっていく魔物がいる

歯止めが効かない
弱さが住んでいる

なんなん？

なんなん？
訳わからん

なんなん
これは?

神戸市須磨区の教員同僚いじめ
なんなん？

もうどうかしてる
狂ってる

何かしら経緯があったにしても
おかしい

何か変
変ではすまされない

小学校の先生やで
社会生活を始め出した子等の教育を

先生も人間やででは済まされない
何とかせなあかん