風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

コスモス

2019-09-28 01:00:37 | こころ
知り合いがコスモスを届けてくださった
白と淡いピンクと濃いピンク

風に吹かれてそっと秋を運んでくれる
コスモスは爽やかで可憐でいながら強い花

チンギスハンの御廟の庭に咲いていた
幼い頃の家の庭にも咲いていた

高野の山の護摩壇山に向かう道のコスモス畑
一面に咲いたコスモス畑のその中で

家族そろって撮ったパノラマ写真
今は懐かしい思い出の懐かしい父や母

コスモスは可憐で優しくて淋しい花
荒れて乾いた野山にそっとピンクの花が揺れている

お母さんに絵でも描いてってと
私の留守に届けてくださった

テーブルの上でコスモスは
華奢な茎をすっと伸ばして

白やピンクの花びらを広げて
花瓶いっぱいにものも言わずに活けられている

明日は孫の運動会
きっと

小学校へ行く道のどこかに
コスモスの花が揺れているだろう

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青い心

2019-09-27 02:06:07 | こころ
青い心
澄んだ心

心の青は澄んだ心を表現しているのか
若い心を表現しているのか

青田買いなどと
まだ未成熟なものを指していう青い表現

澄んでいることと未成熟は
同じだろうか

青い地球
不思議な色………
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2019-09-26 01:40:52 | こころ
空の青
海の青

澄んだいろ
清々しいいろ

どこまでも深いいろ
どうしてこんなに青いのだろうか

この青い空の空気いっぱい
ビニール袋に詰め込んで

この青い海の水いっぱい
バケツに汲み上げて

どんなに透かしてみても
青くもなんともない

真っ白い絹の布をビニール袋に入れ込んでも
真っ白い木綿の布をバケツの水に浸しても

その布は真っ白いまま
何度繰り返しても青く染まらない
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執着

2019-09-25 06:01:32 | こころ
出来ないことに執着して
前に向えない

画一つ描くことさえできない
描けなくても描かなくては進まない

描けないことに執着して
描かない

誰も
秀作なんて望んでない

楽しんで描きさえすればいいのに
画展で人々を釘付けさせてやろうと望むのか

描かなくては時がたつばかり
老いるばかり

執着を捨てなくてはいけない
断捨離を望みながらあれもこれも欲しくなる

あ~あ絵手紙一つ書けない
待ってくださる人がいるのに



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草抜き

2019-09-24 00:38:08 | こころ
三連休のなかびの日曜日
お墓参りに行く~?って家族ラインをする

行く
行けないの返事が届き

長女と行くことになった午後
今から行くよって電話して娘の家に着きチャイムを押す

いるはずなのに返事がない
そこで娘の家の前の草抜きを始めた

引っ付き虫の種をつけた雑草が伸びていて
以前から気になっていた

しばらくして娘が出てきて来てたん?と言う
3回もチャイム鳴らしたで~と私

ごめんトイレに入ってた
草縛る紐持って来て~と言って草抜きを続けた

抜けない・鎌でも切れない木のようになった茎
鋸をご近所で借りた

道よりも家の横の己生えの木の枝を切って!と娘
でその木に移動して切っていると

鋸を貸してくださったご近所さん夫婦がやってきて
残りの道の草を抜き始めてくれた

抜いた草を縛ったり道の掃除もしてくださっている間に
私は娘の家の木の枝を切り周りの草を抜くことが出来た

大汗かいたし遅くなったしお墓参りどうする?
やっぱ行こかと夕方になってお墓参り

予定より大幅に遅れて帰ると産後間もない娘が
お母さん!よその草よりも家の草何とかしてよ!という

家の前はというと頂いたいくつかの木の苗を無造作に
植えたのが伸び放題に伸びている

雑然と置いた鉢植えの木も花も草と肩を並べている
もう庭はいらんでコンクリにしたらと娘たち

女手では大変やから脚立と鋸持って枝切りに来たるよ
と見かねて言ってくれる人がいる

この木は庭に植える木じゃないと声をかける人もいる
せっかく植えて大きくなった木いまさら抜けない

もう抜けるはずもなく大きくなって屋根に届きそう
もう手に負えなくなっている

台風が来ればどうしたものかと不安にもなる
だけど今年やっと紫の綺麗な花をつけた

で三連休の最終日
朝から強烈な太陽の陽ざしが午後曇り空になったから

産後の娘のお昼寝中に厄介な木はそのままにして
その下の手の届く範囲の草を抜き

鉢植えの周りの草を抜き
鉢植えの植え替えをして大汗をかいた

この小さな庭を自分なりの庭にしたいと
郵便受けも置かないでビニール袋をぶら下げたポスト

いつまで経っても夢の庭は実現しないまま
草を抜いた植木鉢はあっちこっちと移動する

兎の命は7・8年らしいでという娘
お母さんとどっちが長生きかな~なんて冗談か本音か聞いて

我が家に来た兎の半生が過ぎようとしている
早く庭を仕上げないとコンクリートに覆われる


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はあ?

2019-09-22 04:12:36 | こころ
福島原発の放射能汚染された水の処理水を
安全ならば大阪市が受け入れの意思表示があった

安全ならばあんなにたまり続けるタンクは不要だろうに
その置き場に困っているのは安全だと言い切れないように思いつつ

どうにかしなければどうにもならない問題
それを大阪湾にはどうしても反対

そのことを会社で話したら
そしたらまた保証金が入るなあだって

はあ?・・・と声に出し開いた口が塞がらない心境だったが
その声も口も出さなかったけれど

仮に保証があっても一時のことで仮に弊害が起きた場合は
孫子の代に及ぶかもしれないと反論した

この地域は関西国際空港が建設された際
一財産の補償を受けた漁師さんもいるらしい

漁業組合さんの分配方法はわからないけれど
保証金云々を言った人は漁業関係者を親戚に持つ人で

とっさにその補償金を思い出されてその汚染水が
大阪湾放出となれば保証金が出て再び手に入る想像をした?

その補償問題は置いといて
海に流せるほど化学的に問題のない水であれば

工業用水なりなんなりと利用できるはず
極論だけど飲料水にだって出来るかもしれない

それが出来ないから溜まり続けるわけで
それを海に流すならば

もっと希釈される海を探すべきであろうに
大阪湾や水俣湾や瀬戸内海のように

ある意味閉ざされた湾内では将来の不安が大いに残る
日本海に流すのも東シナ海に流すのも隣国との問題が生じる

では太平洋に面した海岸から放出する
そかし大阪湾であってもどこの海であっても海に流すことは

もっとじっくり考えなくてはならない
地球規模の問題ではないのだろうか

福島だけを犠牲にするわけにはいかない
そのことは誰しも分かっていること

福島から避難されてきた人々を受け入れてともに
この原発問題を闘っている人々がたくさんいる

松井市長の発言はありがたいことである
しかし大阪湾は納得がいかない

それに松井市長は受け入れ表明に
反対運動を起こしている人々に対して

福島の人々のことをないがしろにしているというような
発言には納得できない

チェルノブイリの原発事故のように
広範囲にその地を閉ざしてしまうことも必要なこと

それがその地の人々を護ることだってある
そこに住まう人々の心情を考え早く元の生活に戻すことが

最善策とは限らないのではないのだろうか
風評被害が云々と風評を抑え込むのではなくて

甲状腺がんや甲状腺異常のように起きた現状を
関連性が証明できないなどというのではなくて

疑わしくは関連を疑ってみる
自然発生はもちろんあるけれどそれを大きく超えた発生率

誰がその影響を受けて誰が受けていないなんて
特定できるものでないし

すべての人が少なからず影響を受けている
友達作戦であの地震後尽力してくれたアメリカ兵の人たち

その人たちの中にあの時の放射線の影響を受けて
苦しんでいる人が多くいると聞く

外国にあの津波で流されたものが漂着したように
あの事故で放射能が空を飛んだで雨も降った

広島や長崎の原爆被害のように
福島の原発事故の被害を

そして終わりの見えない原発事故の処理を
もっと深く知ることが必要なのではないのだろうか

私たちは原発による電力の恩恵を受けてきたし受けている
けれどいつ福島原発のように牙をむくかもしれない

脱原発と核兵器の廃絶それに地球温暖化対策
子や孫や続く未来のために思う














それはたまたま福島に起きた原発事故で
いつどこでどんな原発事故が起きるかもしれない

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大阪市が原発汚染水の受け入れ表明

2019-09-19 22:31:54 | こころ
大阪市の松井市長が
化学的に安全であれば原発汚染水の受け入れを表明した

増え続ける汚染水の処理に困り果てる国に東電
保管するタンクも場所も限界に近付いている

そこで安全ならばと大阪が手をあげた
そのことはどこどこで誰彼が処理を受け入れなければどうにもならない

汚水処理が完全に行われるまで
何とかしなければならないことだから

大阪市が手をあげて前向きに検討することは
とてもありがたいことだと思う

確実にそれが安全だとしても
そこは大阪湾

大阪湾が近隣の兵庫県や和歌山県が反対すれば
淀川などの河川で受け入れるとも

その河川の行く先は大阪湾
大阪湾は同じやろ

その当たりの潮流はぐるぐるぐるぐる
紀伊半島と四国と瀬戸内海の間をぐるぐる回る

汚染水は海水に薄まってやがて公海へと流れゆく
そうであればいいけれど

薄まる水もあれば
澱んで濃くなる水も無きにしも非ず

だとしたら
化学的に安全でなくなるかもしれない

それに国や企業のお得意の
数値の改ざんが無きにしも非ず

だとしたらチッソ水俣工場の
水俣湾のあの不知火海の水俣病のように

後になって大きな公害病にならないとも限らない
あの不知火海のような場所でなければ

流れでた汚染水がさらさらとさっさと
紀伊水道を下り太平洋へと流れ

水の流れに澱みがなければいいけれど
ぐるぐる澱んだその上にぐるぐる澱んでいくのがこわい

その汚染水をコップ一杯
少なくとも3ヶ月余りのみ続けたその結果でも

影響あるのかないのか結果が出るのはまだ未定
何年も経ってみないとわからない

そのうえで大阪湾に流しても人々の心は
イエスかノーかと問われればわからないと言うよりほかない


心配性の私
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IR誘致に・・・

2019-09-01 01:46:00 | こころ
人口減少と高齢化が進みしぼんでいく経済発展のために
IR誘致に県民の理解を得ようと県は躍起だ

10年20年いや30年まあ私でいえば
子世代までは経済は潤うのかもしれない

県の試算するところのプラスの面は
IR誘致により職場が増え労働人口が増えるという

働く場所が増えれば人口も増える
若い世代が増えれば子供も増える

IR誘致は華やかな職場をつくりだすかもしれない
華やかな職場は何を生み出すのだろうか

人口減少にIRで人口増加を望むのは経済発展と衰退の
いたちごっこに拍車をかけるようでなぜか喜べない

IRに連なる産業で経済は豊かになり
県や市は増税になり県政は発展する

若い世代が増え子供が生まれて10年もすれば
団塊の世代もこの世をお暇して高齢化も解消する

いいことばかりが待っている
それには県民の理解が必要になる

やややや果たして理解なんて必要ではないのでは
香港のデモのように県民がIR反対と立ち上がるはずもなく

何度かの誘致説明会を開いて県民の理解を得たという
パフォーマンスを作ればいいのだ

私、相当皮肉れ屋やなあ
それに

30年40年先のIRの将来のシュミレーションなんて
することもなく

依存症対策には
入場回数や・個人の賭博に賭ける金額の設定や

中・高校生のうちから授業の一環として依存症教育をして
依存症の弊害をつくらせないと言う

私は20年30年先に今の原子力発電所のように
大きな負の遺産を孫世代や曽孫世代に残す羽目にならないように

香港のデモのように腑に落ちないことに
闘う若さがあればなあと思う

この自然
この歴史

山や川をつくり田畑を育て海を護る
多くの人が伝えてきたこの地を

どんなふうに子供たちに残していけるのか
どんなふうに食糧を得ていくのだろうか

働き手が足りなくて労働者を外国人に求めている昨今
ますます地味な労働に従事する者はいなくなるかもしれない

国の外国人労働者の受け入れ態勢は単身であり短期間である
外国人労働者の生活を軽んじて

単に労働力だけを求めているのではつまらない
互いに尊重し合えるのでなければつまらない

IRのお客様を和歌山の自然に触れてもらい
和歌山の歴史に興味を持ってもらえようか

IRで華やかな稼ぎを見て
IRで地獄を見て

もしそこで働く私だとしたら自信を持てるのだろうか
思いやりの持てる自分でいられるのだろうか


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