風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

二つの日記

2022-06-30 12:41:56 | こころ
実家近くに急用ができて
実家に2連泊した

父がなくなって15年
実家には兄夫婦と姪が住む

着くなり兄は
「蔵になあ、こんなものがあった」と

玉手箱のような大きさの
ホコリまみれの化粧箱を持ってきた

「何?」
「開けてみ」

ホコリまみれの箱を開けるのを
躊躇っているとこれで拭えと

タオルを持ってきた
その中には旧姓の私の名の日記が数冊

半世紀も前の誕生日に
私は着の身着のままで家を出た

父は私の机の中の日記類を
箱に納め蔵に保存していたのだ

それを半世紀経って兄が見つけ
私に渡した

「読んだか?」と兄
過去の何が書いてあるのか?

少女の頃の私の心に出逢うのは躊躇う
「読めない帰って読む」


そして出逢ったのがもう一つの日記


7年前に歳の離れた姉が亡くなり
義兄がこの年明けに去った

近年葬儀は家族葬が普通になり
コロナ禍でますます縮小されて

義兄の死後初めて焼香に訪ねた
「これ見たげて」と姪がテーブルに

置いたのは数冊の義兄の日記
横書きでびっしりと書かれた農事

義兄の日々の農作業や行動を書き
感情や心情はほぼ書かれていない

旧仮名遣いである
走り書きでもなぐり書きでもない

連綿と何冊も続き最後の日々に
文字の乱れが少しあった

日記とは斯くあるべし
いつ誰が読んでもよくわかる

それに比べ私の日記は
自分自身が読んでも

なぜその心情になったのかも
後になってはわからない

要するに日々の行動そのものに
ルーティーンがない

思いつき行動で
順序がないのだ

きっと半世紀前から
同じパターンだろう
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後悔

2022-06-17 12:26:20 | こころ
朝採りの
ミニトマト入れお弁当


いつもの公園の楠の木陰でお昼
食後恐る恐る楠の根本へ

昨日 楠の葉の裏に虫を見つけた
画像を送ると娘はカメムシの一種?

私はかみきり虫系?
その虫のデッサンをしようと

葉っぱをそっと取ったが逃げない
地べたへ葉を置くと虫のお尻あたりが

黄緑の蛍光色風に光ってる
光が広がると卵だとわかった

閉じた羽をぶるぶる振るわし
卵が2個3個と増え5個になった

あー産卵中だったのか
だから逃げなかったのだ

もう葉っぱはもとに戻せない
足元の小さな木の葉陰に

そっと置いたがもう遅い
申し訳ないことをしてしまった

さっき昨日の虫の確認をした
けれど虫も卵も楠の葉も何もない

そんな
枯れ葉もないなんて

そこに見つけた同じ仲間の
赤ちゃんらしき個体が▪▪▪

昨日の卵が孵るはずもなく
なんと迂闊だったかと懺悔

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戦争なんて誰もしたくないのに

2022-06-16 23:02:32 | こころ
ひまわりが
戦車に踏まれ咲いてます


ロシアの
ウクライナ侵攻が止まらない

他国を
侵犯することがあってはならない

侵犯は犯罪でいかなる訳があっても
罰せられなくてはならない

侵攻の前に何か手があったはず
力でねじ伏せようというのは冒涜でしかない

人権を侵害するのも冒涜
この侵攻によって多くの人々の

ささやかな日常を奪い
大きな希望をも奪った

世界は
どこへ向かっているのだろうか



人々の幸せ奪い
子供らの夢さえ奪いさまよう世界


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のんびりふらり

2022-06-14 00:22:37 | こころ
青鷺や
身じろぎもせず真田堀


堀川もあと300mほどで紀の川
その紀の川も河口

満ち潮になれば堀川を
汽水が遡上する

鰡等の稚魚も群れて
遡上する

鷺等の野鳥は
堀の中で身動きもしないで

水面下を凝視している
ただじっと待ち構えるのが

餌を捕らえるには
最善の方法なのだろうか

和歌山城のお堀では餌を
与えないで下さいにも拘わらず

誰かがパン屑を
パン屑ではないか

お堀の鯉用に用意して
あげる

数百ものお堀の鯉が餌を求めて
飛ぶようにやって来る

その時を察知して数百もの鴎が
白い羽を広げて飛んで来る

餌を求めて一の橋めがけて
口を大きく開けた鯉の群れは

水面を波立たせ押し上げる
水面に落ちる前のパンを狙うのか

水面に浮かび上がった
鯉を狙うのか

投網を放ったような
真っ白い鴎の群れが美しかった

昨年

和歌山市の半分程を断水した
紀の川の水管橋の崩落

この崩落は鴎の糞害が
橋を腐食させたのが原因だとか

だとしても点検整備ミスを
糞害と結論付けられては憤慨だか

青い空青い水面と水管橋
夕日の中一列に止まる鴎の群れ

美しい
ただ目を奪われる


のんびり
ふらり歩きたし和歌山

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最悪

2022-06-09 08:32:07 | こころ
いばら道
選んでいばら道に泣く


最悪最低
人の心のわからんやつは
人でなし

何か言えばいうほど
虚しくなるだけ
信じた方がバカ

清貧だと信じた
けれど
鈍していた

いやいや
心を鬼にしているのかも
知れない

こんなとき
キリストならどうした?
教えは知らないけれど

知らないふりして
甘んじたのだろうか
受け入れが寛容?

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相棒宣言

2022-06-02 18:02:19 | こころ
腰かけて
弁当食べてみたいなあ


今日のお昼は二人連れ
楠の上と下とで昼休み

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