風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

2014-12-28 23:44:21 | 
・・・・・・・・・・・・平山郁夫(延暦寺石仏)絵葉書・・・・・・・・・                


魂って本質


移り気だって

確か誰か言ったよね


移り気なんだ

こんなに真剣なのに


こんなに真っ直ぐなのに

よく考えてみれば


そうだよね

何にも確立してない


仕事も趣味も

意思を持たず


目標もなく

傷つきもせず


与えられた環境に

馴染んで行く



だけど



今度ばかりは

傷つくことを選んだ
 

どんなに険しいとしても

魂は一つ



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またしても晏子

2014-12-27 01:03:08 | 日記
・・・・・・・・・平山郁夫(金銅弥勒菩薩半跏像)絵葉書・・・・・・・・・


悲しい時

悔しい時

寂しい時


嫌な時に晏子を読む


晏弱は

正しさと

勇気をくれる


心が静まる


そこから先

貰った勇気が

外へ出ない


でないと結果が出ない


だから


砕けることも

成果も

何もない




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どこに届く

2014-12-25 23:46:33 | 日記
・・・・・・・・・・・・平山郁夫(飛天)絵葉書・・・・・・・・・・・

政治も

経済も

原発問題も

エボラ出血熱も


いまは

なにも

届かない


心に

潜んでいる

この悲しみは

なんだろう


大笑いしても

食事に誘われても

プレゼントも

かえって虚しい


こんな思い

どこに届く

誰に届く


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イブなのに

2014-12-24 23:45:12 | 日記
たまに食事や映画に誘ってくれる仕入先の営業さんが

食事に誘ってくれた


お腹の調子が良くないから軽い食事と

コーヒー飲んで喋りたいこと喋ってきたけれど


イブなのに

クリスマスっ気って何もない


イブだとか誕生日だとか

心のときめきなんかすっかり忘れてしまった


家に帰ればひとり

絵を描くことも手がつかず何をするでもなく時を過ごす


・・・・

娘が仕事から帰るのは11時過ぎ


娘が帰って来るのを待って

しばらく話を聞いて


娘がお風呂に入るのを待って

お風呂に入る


ここ数か月そんな暮らしになった

イブらしくも何もない









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1・2・3・5番目の孫と

2014-12-22 07:48:13 | 日記
                        2・5番目の孫


私には7人の孫がいる

1・2・3番目の孫は次女の子供建


4・6番目の孫は長女の子供建

5・7番目の孫は三女の子供建


生前夫はいつまでも待てやんぞと

不妊治療中の長女と三女の孫を待っていた


夫が逝って間もなく相前後して二人の娘が母になった

仲良く男の子が生まれ、また仲良く女の子が生まれた


日曜の午後1・2・3・5番目の孫と風土記の丘を登った

5番目の孫はじいちゃんの記憶がない


生まれていないのだから知らないで当然なんだけれど

この子はじいちゃんとねえと言う会話をよくする


この日も風土記を登り始めると

じいちゃんとここ行ったんよと2番目の孫に話し始めた


○○はじいちゃん知らんやろ~生まれてないのに

知ってるよと話が続き


5番目の孫の中でじいちゃんが
 
どのように存在しているのかは知らないけれど


会ったことのないじいちゃんが○○の中にいる

そのじいちゃんはあの世から


4・5番目の命を贈り出してくれたと

私は信じている



1・3番目の兄弟は風土記の丘の山肌を駆け巡り

道なき道を進んでいった


私と5番目の孫は2番目の孫に助けられて

風土記を一周することができた


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

辿る旅Ⅱ

2014-12-21 23:14:07 | 日記
先祖のお墓を後にして向かったのは斎宮歴史博物館

幼いころ母と訪れた斎宮の思い出は


近鉄電車を漕代で降り

祓川に沿って少し登った先の親戚を訪れた


当時の田園風景は豊かな水の溢れたところであった

自分の育った里では


我田引水のごとく水番をしなければならない程

両親の苦労を見ていたから


こんなに水があればと畦道を通ったのを思い出す

あの時はちょうどお盆のころで


埋葬であったし新盆を迎える儀式も初めて見るもので

クーラーなどのない時代開け放された窓から見える


夜の墓地のその営みは恐ろしくあり神秘的なものだった

今その光景はぼんやりしたものである


不思議なもので車で走る今

小さな足で歩いた昔にその頃に歴史の残る斎宮が


そこにあったなどと想像もできないことだった

その斎宮を見てみたいと今度の旅の目的もあった


広大な敷地に歴史博物館や発掘された史跡

これから先再現されようとする歴史


ゆっくり再訪してみたい斎宮の歴史ばかりでなく人々の

新盆の儀式なんかも面白い歴史だと思う


次の目的のために

その夜は鳥羽のホテルに泊まった




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

辿る旅

2014-12-17 23:38:00 | 日記
両親を納骨したお寺が津にある

先月亡くなった姉の49日法要があって実家に帰った

法要の日は実家に泊まり翌朝津のお寺に向かった


兄に預かった鍵で納骨壇を開け祖父と両親に対面し手を合わせた

親鸞聖人の御廟に寄りお寺を後にした

この寺に来るたび会いたい人がいて尋ねられずにいた


今回は尋ねることができた


チャイムを押し名を告げてしばらく待っていると老婦人

あのころは教師になられたばかり

お琴を弾かれるぽっちゃり顔のお嬢様って感じの香久子先生


小学4年生以来半世紀もたっての再会

お話をしてハグをして少し涙も流して車まで送って頂いてお別れをした

なぜ今までお寺さんのすぐ近くなのに半世紀もの遠回りをしたのかと思う


そして


母の実家の墓のある斎宮へ向かう

土葬されていた墓地は隣の敷地に移され立派な墓地になっている

今はこの地で絶えてしまった母の実家


以前一体一体の墓石が朽ちかけたりして並んでいた

あんたとこは古いもんでさ~ここらで一番広いんやわさ~と

お墓を守ってくださった遠縁のおじさんが


これはあんたのおじいさんにおばあさん

それにこっちは・・・これもそうやわさと

教えてくれたのは数年も前のこと


今は新しい墓地の奥に無縁墓として積まれている

その一角の目の届く所に先祖のお墓が寄せられていて

祖父の名が確認できた









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お茶のお稽古とロビー展

2014-12-11 23:46:23 | 日記
日本画教室の

1階ロビーで始まったロビー展


のんびりペースの私はボチボチ

亀より鈍いペースですすみ


3月の展覧会に向けての絵と

新年用の干支の色紙絵と忙しい


でロビー展の絵はサムサイズの明恵上人と

春うららと題したカポックの葉の中の蛙


これもいつから書き始めたものか

そんな中


同じカルチャーで始めたお茶のお稽古

この際と思ってお茶の先輩弟子さんたちに


下のロビーで・・・と厚かましく宣伝した

え~すご~いと社交辞令のお褒めを頂いた


社交辞令といえども

気分を良くしたわけだけれど


会社で若い子(男性)に

今日お茶のお稽古があるから


早く帰らないとと言ったら

何がお稽古やって鼻で笑った


60の手習いっていうから

60過ぎたおばさんではやっぱりお稽古ではない


鼻で笑われたって仕方ない

それに記憶に残らないし手で習って


慣れないとしかたない

がんばれ~みっちゃん








コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心のどこかに

2014-12-09 07:48:43 | 日記
在日コリアンに対するヘイトスピーチ

死ねとか出て行けとか


何とも稚拙な言葉の羅列

それは人々を深く傷つける暴言でしかない


このヘイトスピーチは何を求めているのだろうか

共鳴するものなんて何もない


人の心に巣食う差別の心

弱い者いじめ


ジェンダー・DVの類に他ならない気がする

そのヘイトスピーチに対する抗議デモ


頼もしいと思う

人って素晴らしいと思う


声をあげることって大切だなと思う

小さな声が集まれば大きな声になる


家庭の中で潜んでいる抗議の声

夫婦・親子・兄弟姉妹間


学校・職場・地域・民族など

人はなぜ差別をしたくなるのだろうか


その差別って厄介なことに

弱い者をいじめるような陰険な行動


きちんと話し合えるような心を持ちたいと思う

嫌なものに抗議できるような勇気もほしい



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

欲することの価値

2014-12-01 23:26:21 | 
欲することを

なにもかも


手に入れることの

できる人と


そうでない人の

その差は


どこにあるのだろうかと

考えてみた


小さなころから

欲しいといえる子と

そうでない子


欲しいのに

欲しいといえず

待っている子


なかには

欲しくもない子もいる


欲しいと

言い出せず

泣く子もいる


欲しいから欲しいと

いえる子がいる


欲しいといわずに

奪う子もいる


そして子供たちは

どこかで

折り合いをまなぶ



自分との折り合い

相手との折り合い

価値との折り合い


折り合いは我慢

我慢であっては

ならない


折り合いは納得

我慢をどれだけ

納得するか


欲しいものを

価値あるものにするための

我慢

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほんの悪戯が・・・

2014-12-01 00:14:55 | 
ほんのいたずらで投げた小石が

大きな波紋となって広がる


なんでもないつもりでも

大きな傷となっていく


その波紋はやがてどこへ行く

さざ波となって消えるのだろうか


その傷はやがていえるのだろうか

その行方はわからない


どんなに努力しても

努力すればするほど


荒波でもがけばもがくほど

溺れるように


だだ身を任せて

沈まない努力をしろ


やがてその先に希望が見える

絶望に沈んではいけない


希望はやがて見える

きっと・・・





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする