風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

2019-03-21 03:44:38 | こころ
和歌山市駅と難波を結ぶ南海電車
紀ノ川の河口付近に架かった鉄橋

もう何十年もここで
列車をを支えて来た

老朽化の進んだ今は
この鉄橋の改装工事中

職場のお昼休みに散歩していた頃に
この錆色と青空が綺麗で写真にとった

あれから
どのくらいの年月が過ぎたのか

この絵も描き出して
どれくらいの月日が過ぎたのか

画を写真に撮ってみたら
なんだか記憶に残る風景と

写真の風景と
写真をみて描き始めた

パネルに貼った紙の絵の色
その写真に写り出された色と

明るさも色合いも違っている
この絵の写真を見て

人の目ってどんな風に
見えるのだろうかって疑問をもった

私に写る色合いだって
その時によって

引き破ってしまいたくなったり
いやいやこの質感は上手くいった

などと感じたり
何度塗っても思う色にならなくて

塗り潰したくなったり
写真にするとまた違っていて

出来たって日は来ないかもしれない
それに

この橋はどんな風に耐震補強され
どんな姿に改装されるのだろうか

初めてこの橋の下を通り
仰いだこの鉄橋と空と光の感動が

消えないうちに
描き終わるのだろうか

新たな橋は
どんな風景を見せてくれるのだろうか


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不可能

2019-03-15 22:32:47 | こころ
どれだけ努力しても
叶わないことがある

どれだけ臨んでも
叶わないことがある

どれだけ願っても
届かない

なのに
夢を見る

無駄なことだと
わかっているのに

夢をみる
馬鹿がいる

けれど

夢を見て
夢の中のいる



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代理の代理

2019-03-15 16:53:47 | こころ
1月末に負傷した孫の今日は診察日
ママに代わってママの姉が

病院について行く予定が
ママの姉の息子がインフルエンザにかかって

その代理がばあ様に回ってきた
病院でママと待ち合わせして

診てもらって
孫を小学校へ届けた

予定より早く終わったので
午後からの仕事には時間が空いた

久しぶりの青空でヨッシャーと
眺望のよい休暇村紀州加太へ走った

紀州加太では宿泊客の
チェックアウト時間と重なって混雑していた

宿泊客に成りすまし顔でおトイレを借りて
ロビーを出て超見晴らしのいいベランダに出た

すぐそこの紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島
その向こうに淡路島

淡路島までは直線距離で10kmという

淡路島を越え小豆島を越え赤穂を捉え
中国山地へと続くでも肉眼では見えないだろうな

春霞でなければ左に四国が見える
真下の地ノ島・沖の島そして淡路島に

ホップ・ステップ・ジャーンプと
跳んでいけそうな距離感だ

孫のかかる病院そばのローソンで
孫と軽~くお茶をしたから

この休暇村では
景色だけをいただいて来た

一人っきりで
贅沢なひとときを過ごした




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忙殺

2019-03-15 00:42:51 | こころ
昔の人はよく言ったものだ
貧乏暇なしなどと

ほんとに相関している
貧乏になればなるほど

多忙になる
多忙になればなるほど

体も心にも余裕がなくて
身も心も貧しくなる

まさに泥沼
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土蔵

2019-03-14 05:16:32 | こころ
職場のそばに
土塀と土蔵に囲まれた大きなお屋敷がある

紀州の城下町
商家のお屋敷だったのだろうか

土蔵も土塀も
いつの頃からか

手入れのされないままで
朽ちかけている

母屋に離れとお屋敷の中に幾つかの
瓦屋根の建物も一部の瓦が落ち

屋根も抜け落ち落ち
この大屋根を覆う大きなブルーシートもなく

もうブルーシートを架けることも
諦めたのだろう

一昔も二昔も前に
親戚の若夫婦が跡を見てくれるからと

大通りに面した場所に新しい家が建ったが
お屋敷は閉ざされたままで

お屋敷の
高い塀で囲まれた中のようすは伺えない

土蔵の数個の窓は鉄扉が開いたまま
中にお宝があるのだろうか

屋根が抜けている母屋に
調度品はあるのだろうか

他所様の古い建物が
朽ちたり壊されていく様に

TV画面を切り換えるように
今昔と場面が変わるわけでなし

この部分は明治・ここは平成・ここは江戸
などとこの町並みを織り成している

江戸や明治の町並みを残すなんてことなど
到底できやしない

紀ノ川に架かる南海電車の鉄橋も
耐震補強のためにか手が入れられている

鉄橋の下で眺めた錆色の景色が見事で
一昨年撮った写真を元に画を描き始めて

もう一度その景色を見たいと思ったが
今はそれを見ることができない











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インフルエンザ

2019-03-13 12:27:24 | こころ
孫の一人が今になって
インフルエンザA型に羅漢

その妹が今週末に
卒園式を迎える

あまり伝染病に
感染しない体質だからと

安心はできないけれど
親子揃って卒園させたい

いいよ!と卒園の日の
お兄ちゃんは引き受けた




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2019-03-13 02:07:21 | こころ
うさぎうさぎ
白兎

一日をゲージの中で過ごす
私の気配を感じれば餌のおねだり

兎に角よく食べる
与えられたすべてのもの

モグモグモグモグ
口は動きっぱなし

今この兎の世界は
この狭いゲージの世界

それに朝から晩まで
いえ一日中

雨戸の閉ざされた家で
雨戸が開けられるのは土日のみ

・・・・・・・・
・・・・・・・・

こんなこと書いていたら
この兎

日光不足
運動不足

不健康極まりない
せめて明日から雨戸なり開けて

ガラス越しにでも日の光
浴びさせてあげよう

おっと方向が違った
書きたいことの

原発の反対をしながら
電気のお陰で

こんな夜中まで夜更かししているのに
人間も動物と同じ地球の生物

もし
電気がなかったら

今私はどうしているのだろうか
電気の無い生活なんて知らないで

野山を駆ける
兎のような自分を想像している

パートナーはいるのだろうか
子供はいるのだろうか

もしそこに文字はあるのだろうか
紙や鉛筆はあるのだろうか

人に知恵があり
火をおこし

言葉を持ち文字を持ち
とてつもない発展を遂げてきた

そしてこれから
何が始まるのだろうか

人の知恵は
この地球を救うのだろうか

それとも
この地球を捨てて

別の星に
大移動を始めるのだろうか

もし地球が生まれ変わるとしたら
私は何に生まれ変わっているのだろうか


ゲージの中の兎より
危険が多くても野の兎の方がいい

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紀ノ川

2019-03-11 01:49:13 | こころ
やっと有吉佐和子の紀ノ川を読み終えた
紀ノ川の縁にいて

やっと読み終えた
それに今、描きたい画

描きたい画なんて
悠長なこといってられない

展覧会まであと1ヶ月
なのに

依存症の私は携帯ゲーム
しなければならないことそっちのけで

若い子のように携帯ゲーム
ばかばかしい

自刃で腹でも首でも割っ切りたい
けれどできない

どなたかバッサリ一刀両断
断ち切ってくれないかなどと

依存
馬鹿馬鹿しい

画を描きためたって
画用紙ならともかくパネル

誰にもらってもらえる画でなし
ゴミ製造のようなもの

こんなこと言っていたら
誉め育てしてくださる先生に

申し訳ないけれど
今は尻込み気持ちが前向かない

嫌でも逃げたらそこまで
なんで

いっつもいっつも逃げている
弱音をはいて甘えてる

切っ先を思いのままに向ければ
一刀両断決着がつく

孫娘のような負けん気がない
クラブ練習の無い今日もあの子は

雨の中をカッパ着て
走ってこようと出ていった

諦めないから結果を出す
たとえ思うような結果が出せなくて

試合後くやし涙を流しても
家につく頃には闘志にかえている

そんな孫に私は
見習わなあかんと思うだけで

都合よく自分を甘えさせて
いっつも自分に負けている

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残間里江子という人

2019-03-05 16:03:26 | こころ
残間里江子さんの講演を聞いた
あいにく会場の後方だったのと

最近耳鳴りがひどくて
声は聞こえてもざわついて

2時間の講演中眠りにも誘われず
聞くことに必死だった

残間さんは私と同年代とは思えず
とてもお若くて精力的に活動されている

けれど子供の頃から病弱で今も
幾つかのご病気を抱えてられるなんて

聞かなければ想像もできない
困難を乗り越えて

ご自分の思う道を
一生懸命生きてこられた人

同年代だから
生い立ちなんかをお聞きしていると

我が身に感じることも多い
生き方ひとつで

苦難の道も
辛く重いものにのしかかられて生きるか

辛い棘の道も
自分が選んだ道として生きるか

一生懸命生きていれば
きっと素晴らしい出会いも掴める

それに歳の囲いはない
これまでの生き方にご褒美あげて

まだまだ続く
これからの未来に

勇気と希望があるってこと
まだまだ社会に繋がりが持てるってこと

教えてくださった
そうまだまだこれから

これからどう生きるかによって
人生の閉じ方が決まる

とにかく
笑顔で生きよう




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司会

2019-03-04 07:00:28 | こころ
あと3週間ほどで
地区役員が終わる

毎月の市報や県民の友などの配布
回覧板の各班へのお届け

溝掃除
市民一万人大清掃

地区内企業のさんの
プール解放の地区民さん利用の見守り

墓地の清掃と害虫駆除
敬老のお祝品の準備等

授産施設の秋祭り
そんなこんなの年間行事

若い男性役員さんのお陰で
いてるだけ的存在で済ませていただいた

あと3週間後の地区総会で司会の役目
始めの挨拶と終わりを締めるだけ

ちょっとでも若いうちにと
いただいた役員の役割

あとは班長さんを一度くらいすれば
もう回ってくることはない

しかし地区はさらに高齢化して
役割分担を果たせない世帯に

空き家が目立つ
ここ十年老朽化が目立つ

そう町ごと朽ちていく
この先の十年どうなってしまうのか



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階下で・・・

2019-03-03 07:52:13 | こころ
誕生日が一週間違いの
小学2年生のふたりの孫

ひとりが泊まると
あとのひとりも泊まりたがる

いたずらをしてひとりを泣かせたり
大喧嘩の末大泣きをする

謝るにはバツが悪くて謝れない
それでも一緒に泊まりたい

僕もう2階に行くと
泣かされた子が2階に上がる

泣かした子は謝れないし
ママは泊まるなと言う

はがゆくてはがゆくてこたつの中で
泣きながら自分自身と戦っている

私は「⚪⚪はもう怒ってないよ
◎◎も泊まりたかったら上に行きな」と、助け船

うじうじこたつから起き出して
叱られながらママにバイバイをして2階へ

⚪⚪と違う部屋のベットに入る
まだ意地悪したことを悔いている

「⚪⚪と一緒に寝たいんやろ」と
私の部屋に連れてきた

布団の中でしりとり遊び
まもなく⚪⚪眠ってしまった

◎◎とふたりしばらく
しりとりを続けていたが

次の言葉が見つからなくなって
テンポが落ちて考えることで

脳が冴え始めてきた
寝れやんようになるから

「引き分けにして、もう寝よ」と
私は勝負を孫に譲らなかった

どちらが先に寝たのかも
わからない

朝になって
先に寝た⚪⚪が起きてきた

しばらくして◎◎も起きた
「もう少し、布団に居てよ」と言う私

ふたりは階下へ降りていった
ふたりの一緒に泊まりたい目的の

タブレットのゲームが始まっている
仲良く話し声が聞こえてくる

しばらくして
「ばあちゃん!お腹が空いた❗」と叫びだした

ボチボチ私も布団から抜け出して
食事のしたくをしないといけない

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勇気

2019-03-01 04:04:08 | こころ
骨太で肩幅が広くてそれが
コンプレックスだった

スタイルがよくて
女性として魅力があるなんて

この歳になって
誉めていただいた

あーあ
もっと早くに

誉めていただいていたなら
コンプレックスでなかったかもしれない

同姓からは足が長くて
パンツ姿がカッコいいなんて言われた

自転車にのっていたら
後ろから追い抜いた男性が

振り向きざまに
「なんや!女か!」なんて

言われたことがあった
そんなこんなことがあって

コンプレックスに
追い討ちをかけてきた

もっと早くに
女性として誉めていただいたなら

自分らしさに自信を持てたかもしれない
勇気を持てたかもしれない

何にって
グレーヘアーに戻すことの勇気

美容室では
「10歳は更けますよ」って

「実年齢に見えるってことですが・・・」
だって

今になって
女性らしさを誉めていただいたから

コンプレックスを棄てて
自分らしく生きる勇気を持ちたい


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