風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

昔から

2020-01-28 01:25:02 | こころ
昔から
一人の夜は嫌い

いるはずの人がいないと眠れない
幼い頃は親であり姉妹であり

そして夫であり
子であり

待つのは嫌い
予定の時間が過ぎると落ち着かなくなる

親が逝き
夫が逝き

子供達が独立し
一人の夜暮らし

昔から
一人の夜は嫌い

嫌いだったらさっさと寝てしまえばいいのに
眠れない

だったら掃除をしたり絵だって描ける
それも手につかない

何にもしないで妄想の中にいる
寂聴さんの【はい、さようなら】を読み終えて

「生きることは愛すること。愛することは許すこと」
相手がどんなバカなことをしても許せる。それが愛です。

の寂聴さんの言葉
あ~あバカなことをしたりしても許せるのだろうか

私なんかは私のことなんてちっとも考えてくれてないなんて
許すどころか恨みに思うだろうな

ほんとに人を愛したことがあるのだろうか
愛してもらいたいばかりの人生だったような気がする

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はい、さようなら

2020-01-27 00:40:54 | こころ
孫に勧められて寂聴さんの
【はい、さようなら】という本を読んでいる

読むペースが遅いから
もう何日もかかっている

孫は大学一年の男の子
孫が高校一年になった頃

山崎豊子さんの【大地の子】【沈まぬ太陽】やら
宮城谷昌光さんの【晏子】等々

読んでみて~と孫の家に置いてきた
部屋の隅に直に並べたまま数年がたって

その本たちは湿気を帯びて本独特の
かび臭さを発してしまった

その孫が時々本を買い読んでいる
「おばあちゃん、読む?」と帰省時に届けてくれる

寂聴さんの本は私から孫に「読む~?」って
聞いても読んでくれそうにもないと思う本だ

2月の中頃に帰省する孫に
読んだ感想をどのように話せるか

他人に思いを伝えたり話すことの下手な私
心を言葉にして即興で伝える難しさ

思っていても口にしなければ伝わらない
ただむやみに言葉を並べても伝わらない

本を読んで感動したり
日常の様々な経験から心を育てる

その表現が生きざまでありその表現が経験
そして経験が自分を育て心をつくる

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中国茶会

2020-01-26 01:08:53 | こころ
春節の日に
中国茶会にふれる機会をいただいた

お茶は中国から世界に伝わり
陸続きに伝わった処は茶であり

船で伝わった処はティーと呼ばれ
世界で楽しまれている

中国のお茶の歴史
文化の歴史

さすがに永い時と
広大な土地に住まう多くの民族の歴史

お茶は投機的なものまである
長い長い時間をかけ発酵させ

カビつかせる
あー腐敗のカビではない

あーそういうものは糀菌のような
その土地とちに家々に生まれた

お酒や醤油やお味噌など
発酵させたり醸造したりするうちに

独特の風味や旨味のもとだろうか
話を戻して

お茶会のお茶は
小さな器に一煎二煎三煎と

発酵の度合いの違うお茶を何度も何度も
お茶の歴史と文化と共にいただいた

栄西の持ち帰った茶の種を
鳥獣戯画でも有名な京都高山寺の日本最古の茶畑は

明恵上人が拓いてくださった
明恵上人は和歌山の人

お茶よりも珈琲を飲むことの多い日々
これを機会に週に一度は

日本茶も含めてまったりとした気分で
お茶というものを味わってみたいと思う










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台風被害

2020-01-22 01:37:31 | こころ
あっちこっちのブルーシートも
少しずつ剥がされ修理されていく

その中で
今頃

屋根瓦があっちこっちで
欠けていることを知って

あっ知っていた
知っていたけど

雨漏りがするほどのこともなく
火災保険で被害請求できるなど

思いも及ばなかった
対象になるかも知れない

でもこの瓦
あるのだろうか

それに屋根全面のあっちこっちの
瓦が欠けているのが見える





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断水回避

2020-01-21 00:47:22 | こころ
急な断水予告で
てんやわんやしたけれど

80cmの主管からの漏水でなく
15cmの枝管からの漏水だったとかで

昨夜からの断水は騒ぎで終わり
改めて水のありがたさを知りホットした

娘たちのお泊まりも一泊ですんだ
PTAの役をしている娘は

役員のグループラインや
ママ友グループラインで

情報が飛び交い
断水前のしかも入浴前に水が濁り出した

とか
7時からの工事なのになぜ水が濁っただとか

温水器のバルブ閉める前に
濁った水が入ってしまってどうなるのか

など
などと

それでも
不便な思いはしなくてすんだ

これが1ヶ月も2ヶ月も続き
しかも電気もガスも使えない災害だったら

何事も便利便利で生活している我々に
備えあれば憂いなしと言うことばも

死語になっていないことを
知らせてくれたのかも知れない

スウェーデンの温暖化対策を叫ぶグレタさんの
提唱する生活を自分事にしないといけない

そうすれば
我勝ちに自分の生活を守ろうとしなくて

お互いを思いやれるような
心になれるかもしれない

経済の発展は
犬が自分の尻尾を追い回すように

ぐるぐるぐるぐる
疲れるだけで役に立たないどころか

疲れ果てるに
違いない







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孫の成長

2020-01-20 01:22:35 | こころ
孫の通っている保育園の生活発表会があった
恥ずかしがり屋の孫

四月からは新一年生
一生懸命頑張っていた

けれど
出番の入れ替わりで舞台の袖の幕の陰で

さっきの舞台以上に踊っていた
もくもくと恥ずかしさに耐えて舞台で頑張って

舞台の袖で恥ずかしさから解放されている
婆様は観客席の右端で対角線の孫を見る

二歳児のその下の孫は
末っ子の甘えん坊のそのままに

舞台を爛漫に歌い踊り走りまわる
この子らに

飢餓も戦争も訪れないことを願う
自分の子育ての頃は

戦争や飢餓の不安など
身に降りかかるような危険なんて感じなかった

世界が身近になったからか
世界が自分事になったせいか

幸せが続くという確信が
揺らいでみえる

世の中の安全を力で抑える乱世が
今なお罷り通るはずがない

子供らが戦争の犠牲にならないように
へいわな世界にするのが大人たちの使命

護るものは
大自然からの脅威

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断水予告から

2020-01-19 02:36:28 | こころ
断水予告が市内を飛び交った
わりと広範囲である

市の企業局のホームページに
断水地区の地図が載っているという

数ヵ所の地区全域
数ヵ所の地区一部

地図を広げてみても
これはいつの地図かというほど不鮮明

主だった建物や橋や駅などの名称もない
拡大したらますますぼやけてしまう

南海トラフ大地震の予想震度にしても
津波予測にしてもこのはっきりしない地図

仕事柄わりと地図を見る方だ
けれどこの地図は?

市の広報の役目は果たしていない
独居老人はどうするのだろうかと不安に思う

幸い我が家はその地図の罫線範囲を免れた
職場も大丈夫

同僚の25%の家が断水予定
我が家と娘達の家4軒のうち1軒も

娘の家と我が家は直線距離で400mほど
小学校へは少し遠くなるけど泊まりに来な

お母さんお願いがあるんやけど
近所のママ友の家族お風呂入らせてもらっていい?

いいで
先方さんさえよかったらどうぞ

知り合いが断水大丈夫か?と心配してくれた
かくいう私は独居老人

関東圏に
市内のそこに
5kmほど離れて市内に
25kmほど離れた市内に娘家族がいる

だけど独居老人には違いない
今の日本に老夫婦や独居老人の家庭が

わんさかあるだろう
地方自治体も国も頭の痛いことだ

家督相続といった頃のように
三世代四世代同居というような

子供の世話にはなりたくないとか
子供に迷惑はかけたくないだとか

そんなふうではなくて
親を敬い見送っていけるような

子や孫に感謝して身罷かっていけるような
そんな家族のあり方が今後増えればと思う





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いつもどこかへ

2020-01-18 01:31:11 | こころ
いつもどこかへぽろりとなくしてしまう
大切なもの

いっしょうけんめいになればなるほど
見失う

小さな頃から
このてのなかにつかんだはずのものが

気がつけば
なんにもないのよいつものことなの

つかもうとすればするほど
わたしのてからするりとにげる

のがすまいとすればするほど
わたしのてからさらりとにげる









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酒風呂

2020-01-16 23:18:24 | 31文字
温泉というものに
ほとんど縁のない生活を過ごしてきた

若い頃は勤務先の慰安旅行と言うものがあって
宿泊は観光地の温泉旅館に行った

つい最近までの社員旅行は
海外やらテーマパークやらで

宿泊も都会のホテルとかになり
ひなびた温泉とは縁遠く

ごく最近では
社員旅行もなくなってしまった

日々の疲れを癒す
日常のお風呂にかわって

⚪⚪銭湯という手軽で充実した温泉が
町中に増えてきた

言ってみれば八百屋さんにかわって
コンビニができたように

番台のあるような銭湯にかわって
気軽にお食事もできて

エステも垢擦りもマッサージもできて
ゲームや映画も見れて

少なくなった遊園地にかわって
家族の癒しの場になっている

温泉にはいるなんて
一年に一、二回あるだろうか

そんななか先日
レジャー温泉に連れていってもらった

みんながプールで遊んでいる間
温泉にどっぷり浸かった

岩盤浴もサウナも
岩風呂も薬草風呂も

ありとあらゆるもの一通りいや二通り
水分補給しつつ汗を流した


昨日と今日

家で
酒風呂

残っていたお酒を
どぼどぼどぼと流し入れ入浴

岩盤浴のように
何度も繰り返すことなく

もったいないと思いながら
いつもより少し長めに浸かっただけ

それでも何となくポカポカしているようで
温泉気分を味わっている













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命の洗濯

2020-01-14 06:34:24 | 31文字
行き詰まってる
心の穴を埋めるための日本画だったのに

描けないことのもやもやが
心に住みだした

今日から始まる
習っている教室のあるビルでロビー展

出すものがなくて
習い始めた頃のものにした

初心にかえる
そんな殊勝なことでない

上手い下手なんてない
枚数を重ねれば上手くなると師曰く

習作をしないでいっぱし気取りか
描きたいものを描いてきた

心がもやもやに奪われて
感動が失せている

これは何だろう
恋煩いか痴ほう症か

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2020-01-06 22:59:49 | こころ
この川が穏やかなのは今のうち
荒れて狂ってのたうちまわる
 
荒れ狂う大蛇のようなこの川も
凪いで優しくキラキラ光る

この川に幸せくると言い残し
焦がれる人の心知らずか

人々の苦しみ背負い船に乗り
幸せ願う補陀落渡海

戻らないこと承知しながら
海に出てあなたの帰り待っている
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新年おめでとうございます。

2020-01-05 12:14:09 | こころ
新年おめでとうございます。
早くも正月5日

もう明日から仕事が始まる
長い休みと思ってもゆっくりできたのは…

年末出来なかったことを今
TVのニュースを聞きながらボチボチ始めた


国内では
大間のマグロ初競りや正月早々から火災の報道やらを

国外ではイランとアメリカの不穏な動きに
ゴーン氏の不法出国の手段の解明

いつになれば裁判が始められるのだろうか
ともかく新しい年が始まった

自分はといえば先の見えない先を憂えるのでなく
今を律儀に生きていきたい

じっくりマイペースで
笑顔を忘れずに



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