草原の旅 2日目

かつてはすごいホテルだったのだろうけれど手入れがされていないというか
バスやトイレに・・・悩まされる旅の始まり
その瀋陽駅近くの古い立派なホテルで朝を迎え、娘と2人散歩に出かけた
町の歩道はお祭りのように出店が並び始め人々でごった返し始めている
音もなく近づいては走り去っていくバイク
瀋陽市ではバイクのガソリン車は禁止されていてすべて電動式のバイク
大気汚染はホントにひどくて影のない世界
環境汚染の為にガソリン車が禁止されているのだろうけれど・・・
その電動バイクが歩道をお構いなしに2人乗り3人乗りで人々の間を走るから
不意を突かれてギョッとなる
パスポートの入ったバックを抱え人々の間を駅に向かっって歩いた

瀋陽駅photo by misaharu from OCNフォトフレンド

瀋陽市で張作霖府と瀋陽故宮を見学
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瀋陽故宮photo by misaharu from OCNフォトフレンド

いよいよ内モンゴルに向けて長い車の旅の始まり
こんなトラック達と砂埃を上げて走ります
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夜遅く科左後旗の町に着いて料理はモンゴルっぽくなってきました
羊の血のソーセージ・牛の干し肉・モンゴル茶photo by misaharu from OCNフォトフレンドphoto by misaharu from OCNフォトフレンドphoto by misaharu from OCNフォトフレンド

里帰りを兼ねてこの旅に同行した内モンゴルからの留学生とその先輩が母を思う歌を歌ってくれ内モンゴル初日の夜を盛り上げてくれました

草原の旅 １日目

7月25日の早朝
関空ならばリムジンバスで１時間ほどなのに～と
娘と２人セントレア空港に向けて車で出発
知多半島道路に入って空港道路に上手く乗り継げづ迷ったものの待ち合わせ時間より随分早く着いた

高所恐怖症で飛行機嫌いの娘は中国南方航空の小さな飛行機と聞いて怖気ている

セントレア上空
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楽しみにしていた機内食は残念ながら残してしまいました
不安だった飛行機の乗り心地は乱気流に合うこともなく
着陸の揺れも全くなく滑るように瀋陽空港の滑走路に入った

瀋陽空港着
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この旅を引っ張って下さるのは内モンゴルからの留学生の支援をされていて
モンゴル馬の保存に力を注いでおられる獣医さん

内モンゴルの案内は元日本への留学生で現在は大学の先生とその後輩
それに同行者の中に日本の大学の先生もいて
私たち母娘の頭脳の展開が狂い始めたのでした

心を引き締めないと・・・

クリルタイ開催のメールを戴いた
草原の旅でご一緒した方達に日本の草原でお会いしたいけれど行けなくて残念

何かいろんなことが一度にやってきた
少し心を引き締めないと
だらだら流されてしまいそう


朝晩の勤行にも気が入ってない

一度抜けたら・・・そんな気がして
夜遅くなったり朝出がけになったりして夫の前に座る

「後でええよ！」って
夫の清拭が私のお風呂のあとになっても待っていたように
「後でええよ！」って
身のはいらないお経を待っているのだろうか

ごめんね。
少し忘れてしまっているね。ありがとうの心を。

突然のこと

日曜日は段取りが狂ってしまった

その前日の予定では長女とお墓参りのあとドトールでモーニング
そして末っ娘と外出

長女との連絡ミスでお互いがお互いの家で待ちぼうけ

ロスした時間を短縮しようと末娘の帰宅を待って
3人でお墓参りのあと２人のモーニングから３人のランチに変更の予定で出かけた

お墓参りからランチに向かう途中
三叉路を右折しようとしたところで降ってわいた突然のこと
いきなり後ろからボッカーン

不幸中の幸いは
３人に怪我はなかった、もちろん相手方にも
相手方は優しい人

ところが見た眼よりも車は大破だったらしく
修理屋さんがこの衝撃で怪我がなかったのですか？と

長女は妊婦で、赤ちゃんのことが心配だけれど何ともない様子

ランチも出来ないまま帰宅すると次女がお世話になった方の訃報
孫たちの夕食にそうめんの用意をして娘と出かけた

国道で行くという娘に高速でと途中から高速に乗ったのがいけなかった
高速を降りてから迷いに迷って余裕に出かけたのにぎりぎりの時間

そして家に戻ったのが９時過ぎ
やっと食事

写真の整理が出来ない

11日間の内モンゴルの旅の思い出は車窓から撮った多くの写真
記憶は覚えることよりも忘れていくことの方が多い昨今
思い出を呼び起こすのは写真

その写真の整理ができないでいる
容量の少なくなったＰＣはデジカメのＳＤカードを表示しない

頼りの娘のＰＣは故障中・・・
あ～あ、また苦手なＰＣとにらめっこするしかない

7月29日
満州里のホテルへ向かうバスからの夕やけ、地平線の彼方にたくさんの風車が見えた
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翌朝、満洲里の町を歩いて出会った犬
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秋の訪れ

連日の暑さの中で忘れずに訪れる者達がいる
カレンダーを見るでなく
何が時の訪れを告げるのだろうか

整体の帰り道に見つけた秋
そういえば夜風が爽やかに感じるのは気のせい

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海の見える高台

隣に住む娘夫婦が来月に引っ越すことになった
そこは海の見える高台

淡路島も四国も、もしかしたら高野山に護摩山も見えるかもしれない
そんなところで過ごせたら最高かな

これから子供を育てる娘たちには不便かもしれないけれど
のんびり子育てにはいいところ

週末のゆったり散歩コースができて私はワクワク
平坦な道でないから慣れればいい運動になるし
時には釣りにも出かけられるかもしれない

でも『また来たの！』って嫌われないようにしないと・・・

ベリーダンス

15日の夜、和歌浦の片男波海水浴場で
ダンスショーが開催されたので娘や孫たちと出かけた

潮風を受けて爽快な夜のひと時を過ごしてきました

エアロビクスやにハワイアンフラダンスやベリーダンスを海をバックに踊る
暗い海に光るのは沖に停泊した大きな客船、空には月
8時からはダンスを中断してマリーナシティの花火見物

光る砂を見つけたと指先に小さな砂をくっつけてきた孫娘
それは蛍が発光するように指先で小さく光っている

本当に光る砂なのかところどころに焚かれた薪の仄暗い灯りでは分からない

孫と波打ち際に行ってみると幾つもの光る砂が見える
寄せる波に乗ってまた幾つもの光が見える

下の孫も一緒になって光るものを追って素足で波の中へ
「危ないから止めなさい」と言えば反ってふざける孫にハラハラし通し

さっきから触っているから特に害はないのだろうけれど、光る砂ではなくクラゲか何かだろうか？

万葉の頃からこんな風に月が出て
こんなに爽やかな風を受けて都に思いを馳せた人がいたんだな～なんて
この光る砂も眺めていたかもしれないな～なんて

のんびり考えながら、孫の手を引っ張った

遠くに見えるマリーナシティの花火
月と海をバックに踊るベリーダンス、踊り子はとっても美人でセクシーなんだけれど写真がまずい
photo by misaharu from OCNフォトフレンド
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自分時間

明日からお盆休みになるという夜に、孫の襲撃を受けて、二泊して三日目の夜に帰って行った

昔、娘たちが遊んだファミコンに、三人とも夢中になって、少～しだけ宿題のドリルをして大騒ぎ＋大喧嘩
Ｂ型（血液型）の三人、見事に協調性や労りなんてなく自己中心型？

三日目の午後電話で
「孫が帰りたいって言うてるで～、何時迎えに来てくれるん？」と言うと
婿殿が
「ばあちゃん、嘘ついたらあかんで～、二晩でもう根を上げたんか～」

単身赴任中の婿に
『子供等と親子水入らずの時間を割いてはいけないと思う母の気遣いが分からんの？』と言いたかったけれど
『そんな気遣い要らんで～』と言うに決まってるし、根を上げたのも事実

せっかくのお盆休み自分時間が欲しい

「迎えに行くから晩飯食べさせといてな」と婿は電話を切った

しあわせ

なぜって

やっと夫に会えたから

それは

夢なのか

幻なのか

定かでないけれど

不意に夫を

感じて

幸せを感じて

眠ってしまった

やっと

会いに来てくれたのか

願望がつくった

幻なのか

夫が傍にいたのは

事実

ただいま

疲れました
11日間で5,000㌔は走ったのではないでしょうか。
それに、5,000年？の歴史も駆け足で遡ってきました。

写真のほとんどが砂埃で煙ったバスのガラス窓越し
雄大な自然、古い佇まいの町、高層ビルや高速道路等々建設ラッシュ只中の中国北東部、内モンゴルを旅してきました。

写真を整理して旅日記にしたいと思います。