風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

幸せ

2017-09-29 00:29:50 | こころ
幸せのなかにいると幸せに麻痺して
もっと幸せがほしくなる

美味しいものばかり口にしていると
もっと美味しいものがほしくなる

同窓会で
中学の頃みさちゃんとこ行ったらさあ

みさちゃんが美味しそうに
味噌汁かけご飯を食べていた

クラブを終えて学校から帰ってさあ
お腹すいてすいて

お櫃のごはんをよそって
朝の残りのお味噌汁ぶっかけて

がさがさ食べているところへ
友達が訪ねてきたらしい

友達はあんまり美味しそうだったから
私も食べたかったって

そんなこと50年も覚えていたらしい
ほかにふたつ

みさちゃんとこ行ったらさあ
おばさんがさあ

みさまだ帰ってないわさ
なんにもないけど裏の畑のトマト

ちぎって食べなって
あのトマトの味忘れられやんわって

それとさ
みさちゃんとこ行ったら

みさちゃんがさあ
洗濯機で運動靴洗っててさあ

・・・・・
私はさあ

友達の前で
そんなことがあったなんて

何にも覚えてないけど
がっついて食べた味噌汁が

残り物で少々傷んでいたときがあって
腹痛を起こしたことや

雑草と競いあって育ったトマトが
とても美味しかったこと

洗濯機で靴を洗ったことも
そういえば記憶にあるような

そんななんでもない日常の暮らしが
幸せだってこと

戦後に生まれ
日本の発展と共に育って

戦中戦後の親の苦労も
なにも知らないできた

平和と飽和が当たり前のように
慣れ過ごしてきた

汁ぶっかけご飯が
この上なく美味しいと

美味しさと平安を
味わえない日が来ないように

愛する人のそばに居られるように
愛する心をなくさないように


小さな
幸せを守りたい


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サプール

2017-09-28 23:23:02 | こころ
お洒落をしようという
コンゴのファッション

内戦が絶えなかった国の人々が
収入の多くをつぎ込んで

精一杯のお洒落をする
精一杯どころではなくそれ以上

服が汚れるから争わない 
服にお金を掛けて武器を持たない

平和のためのメッセージ
90年以上続く文化という


平和のために武器を持たない


なんとも簡潔で
明確なこと

牽制するための
抑止力なんて

ほんとにほんとに
馬鹿げてる

使わないための武器なんていらない
持てば

誇示したいし試したい
それが人情


だからサプール

精一杯のおしゃれして
平和のためにお洒落して

町中で国中で
平和のメッセージを競っている


誰もが願ってる平和のために
武器を持たない


簡単でとても難しいメッセージ
サプールの人々の

誇らしくて
すばらしい笑顔





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イカサマ

2017-09-28 16:33:19 | こころ
よござんすか
よござんすね

イカサマ賭博が
始まりました


なんてね


さあ
さあさあさあ

国民の知りたいこと
掴みたいこと

うっちゃって
さあさあさあさあ~

茶番劇の始まり
はじまりぃ~


なんて


呑気なこと言ってられない
私たちには未来がある
 
泣いて笑って暮らせる
明日がほしい









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落ち葉

2017-09-24 19:06:37 | こころ
末娘と小一の孫ふたりと
久しぶりに風土記の丘登り

曇り空で季節もよく
日差しを気にせずいい汗をかいた

孫達もおんぶやだっこなどと
言うこともなく

ばあちゃん遅いと
急な坂もふざけたり走ったり

やんちゃで逞しい
わたしの体力は

孫達の成長を見ていると
衰えていくはず

されど

老いても鍛えられるのは
筋肉と聞く

数ヵ月に一度の丘登りでは
衰えていくはず

もう少し頑張って登ってみよう
孫達に守られながら







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初ゲーム

2017-09-24 09:21:29 | こころ
お彼岸の中日
お墓参りに行こうと娘を誘った

土曜日は孫の空手の練習日なので
空手の見学をしてから

お墓へ行くことになって
空手のあと量販店のフードコートで

食事
そのあと

孫が2階のゲームセンターで
遊ぶというのでお供した

これまでゲーセンでは
卓球やバスケもぐら叩きなど

一寸体を動かす的なもので
コインなどのゲームをしなかった

けっこう年配の人達が
投入したコインで重ね並べたコインを

押して枠にはみ出したコインを落とす
ゲームをしている

孫を待ちながら
私も座ってみた

落とせそうで落とせない
もう少しで何とかなりそう

そんな気がして
100円200円+100円200円と

結局
おばあちゃん!まだ~  

なんて
コインゲームに夢中になってしまった

お墓参りは
夕刻になってしまった




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きっぱり

2017-09-22 17:42:25 | こころ
きっぱり
さよならしよう

オセロゲーム

老眼が進んで
読書が億劫になって

読みたい本
脇において

携帯オセロゲームに
没頭

ますます老眼が進む
わかっているに

なんか読書より
てっとり早い


ここらで


もうきっぱり
さよならしよう

さよなら
携帯オセロ

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オセロ

2017-09-21 01:29:04 | こころ
携帯ゲームのオセロに
はまり込んで

だらだら時間を費やしている
好きな時間に

食事して
お風呂入って

TVを観ながらゲームして
うたた寝して

頭はいつもぼんやり
きっと脳はすかすか

そこまで浮かんだ言葉が
ふっと消えて

もうどうにも思い出せない
それに

ゲームは行き詰まり
負けこんで上級へは進まない

潮時だろうな
さよならしようか





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台風に備えて(そのむかし)

2017-09-19 01:11:59 | こころ
むかしむかし
そのむかし

私の幼い頃は
台風も洪水も多かった気がする

二つの川の間の水田地帯に
位置するわが里は

台風の風当たりも
大雨による水害も多々あったけれど

折れた木や枝
増水し冠水した道路も

幼い頃はそれらさえ
格好の遊びにしていた

農業を生業とする両親にとって
田畑や家屋に受ける災害は

死活問題であっただろうと
今では思うけれど

台風一過の清々しい空の下で
遊ぶのが面白かった

台風が来る前の
両親の備えは大変だった

父は何枚も連なる縁側の雨戸を
家の内外から竹で挟み閂のように結わえた

母は停電や断水に備えて
数日の水や食料を確保する

台風が激しく
家を揺るがすようになると

ランドセルを背負った私と妹は
父に背負われ蔵へ避難する

しんと静まり返った蔵で妹とふたり
祖父の昔話を聞き

話に飽きたら蔵の探検をした
悪さをして閉じ込められる恐ろしい蔵も

祖父と妹と3人でいれば
興味津々な所であった

その間も両親と兄は
今にも吹き飛ばされそうな家で

空にしたら家が飛ばされると
蔵に避難する事はなかった


そんな風に私は育まれてきた





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台風に備えて

2017-09-18 12:15:11 | こころ
台風18号が通過した
速度が遅く

台風の進み具合に一喜一憂していた
というのも16・17の土日

一泊の予定で孫の陸上大会の応援に
京都のホテルを予約していた



台風の速度が遅く
運よく試合は予定通り行なわれた

で無事大会も終わり
暴風警報の出ている中

台風に向って帰路に着いた
家に戻ってからますます

台風は勢いを増してきた
風がシャッター雨戸に吹き付け

荒れ狂う風の音と
シャッターをガタガタ揺るがす音

ガラス戸が風に押されて迫ってくる
それを押さえようとしても

窓は一つではない
そう言えば・・・思い出した

もう随分前の職場での会話
台風の後のシャッターや雨戸が飛んだという被害

お隣さんはルーバー風の雨戸で
必死になって押さえていたらしいというと


そのルーバー雨戸の方が


吹き付けた風の逃げ場があって
雨戸が吹き飛ぶ被害は少ないと聞いたっけ

その昔の会話が
ひとりで不安な脳裏を駆け抜けた

無理やり吹き付けて
シャッター雨戸とガラス戸の間に

押し込められて逃げ場のない風に
また新しい風が吹き込んで

ガラス戸に大きな圧をかけてくる
それを無理やり手で押さえていても

シャッターとガラス戸の圧を
余計高めてしまうのではないか・・



それならば
その風を逃がすために

少しばかりガラス戸を開けることにした
ほんの少し

シャッターのある窓の1階も2階も
両サイドに1㎝ばかりずつ隙間をつくった

しっかり鍵をかけてあった室内に
カーテンを少しばかり揺らし


爽やかな風が流れた


功を奏したのか
台風の勢力が弱まったのかしらないけれど

何となく窓から感じる
不気味な音が弱まった気がしてきた


そういえば
むかしむかし

昔の話は次に
あのねのね



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こんなことを言ったら・・・

2017-09-15 06:43:39 | こころ
安倍総理がインド訪問中
北朝鮮からのミサイルや核兵器の恐怖のさなかに

インド訪問の目的は
原子力発電のトップ外交

まだこんなことしてる
この人狂ってると感じる

なんでこんな時にこんなことが出きるのか
安倍総理がしなければならないことは

ボランティアじゃなくて交ること
もっともっと心を無にして

子供たちと向かうこと
世界の難民の飢餓と恐怖の中の子供たち

その子たちと同じ目線で遊ぶのがいい
そしてその子たちのこの先を憂う

福島の原発事故で避難しなければならなかった子らの
その思いをひとりの人になって考えるがいい

核燃料は原爆も
原発も同じ

8月6日に9日に
広島・長崎の平和の祈りに総理として

何度も出席しているのに
この人には心がないのかと疑う





北朝鮮からミサイルが発射された
TVは東北地方の方向という

頑丈な建物や地下などに潜むように言う

ミサイルの通過
北海道地方から太平洋に通過



原子爆弾の唯一被弾した国の首相が
原爆燃料ともなる原発を売る

ほんとにこの人どうかしてる
としか思えない

日本の子供の未来を
世界の子供たちの未来を考えてほしい

どんな状況の中でも
キラキラ輝いている瞳


その子らの未来を奪わないでほしい



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ハヤシライス

2017-09-09 09:25:18 | こころ
きのうの昼食はハヤシライスだった
ハヤシライスには

懐かしい思い出がある
その昔の職場でのこと

女子事務員が5人交替の当番があって
当番の日は少し早めの出社

一番の仕事は
社長始めみんなの賄い食の用意

献立は自由
当番が食べたいものを作てばいい

楽しみはお買い物
買い物篭を提げて近くの市場へ

その頃はまだまだ八百屋さんが全盛で
スーパー等の大型店が

チラチラ出始めの頃
市場という小売店舗の集合体があった

卸売り業者の入る
築地とか豊洲とかそういうのでなくて

地域に密着した専門小売り店の小さな集まり
その市場に週一程度行くのが楽しみ

市場には食品卸問屋である職場の
お得意さんも多い

「毎度!今日は当番かい」
などと声をかけてくれる

食材の買い物の他に
小さな衣料品店もある

靴やさんだって
いえいえ当時は下駄やさんと言ったっけ

そんなお店もちらっと見て回る
「油売ってるなよ!」と言われながら

今日の献立は
フフフ

ハヤシライスにサラダ
いつもより少し上等のお肉で

これは社長の奥さまのメニューの
みようみまね

母とふたり暮らしの私に
社長夫妻は良くしてくださった

母は職場の近くの市民病院によく入院した
完全看護でない時代

私は病院から職場に通った
時々奥さんは夕食とお風呂に呼んでくださった

その時にいただいたハヤシライス
美味しかった

で職場の私の
ランチメニューに追加

当時は花嫁修行という習い事があった
お茶にお花にお料理

その料理教室に通う先輩の献立も
みまねのランチメニュー

ある日
病院から職場に「お母さんの容態が…」

病院に駆けつけて
母の容態が安定して眠りかけた頃

心配して病院に来てくださった社長
容態の安定を知らせると

病室を覗いてそっと帰って行かれた
その気持ちが嬉しかった

その後も
お昼に

母に届けるように
社長自らうどんを作ってくださったり

商品の缶詰を持たせてくださったり
心を掛けてくださった

ハヤシライスは

今も
私を幸せにしてくれる




















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数間違えて

2017-09-08 12:10:53 | こころ
職場の昼食は
お弁当の配達を頼んでいる

お弁当の数間違えて発注
な訳で

ひとり外食
近くの古くからある喫茶店

土曜日はお弁当をとらないから
職人さんとしばしば利用する

いつも日替わり定食
今日はハヤシライス

さあ
いただきま~す


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意地らしくて切なくて

2017-09-08 06:36:40 | こころ
意地らしくて
切なくて

もう止しなよって
天の声が聞こえようと

もう一つの心の叫びが届こうと
止めることができない

あなたをそこまで
突き動かすものは何


恐れ

信頼
虚栄

はたから見れば歪んで見えても
あなたには正道

あなたにはたくさんの人々の
未来が託されている

あなたの大切な人の未来が
託されている

力と力はぶつかりあっては
いけない

その矛先を愛に変えたら
穏やかになれる



(草原に迷える老羊)



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星屑

2017-09-07 01:19:16 | こころ
そこここに星座
その輝き

天の川
溢れんばかりに

広い広い
草原の闇を照らす

今にも
手に零れてきそうな星屑

契丹の遠い昔と
何にも変わらないだろう星空

かつての人も
溢れんばかりの天の川に

果てない夢を
仰いでいたのだろうか

両の手を思いっきり広げて
契丹の丘に立つ



(眠れない夜に内モンゴルの夜を想う)









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一寸先は

2017-09-06 07:33:36 | こころ
一寸先に何があるかなんて
幸も不幸もごっちゃ混ぜ

幸せを望んでいるのに
災いが降ってくることがある

対処のできないことさえ
突然やって来る

受け入れるより仕方ないものが…
その時に

怒り狂い
苦しみの淵におちる

おちてもがいて
暴れていつか静まり耐える

その一寸先も
幸か不幸か続いていく

そうして少しずつ強くなっていく
そうやって生きていく







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