風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

平等

2025-03-06 08:09:02 | こころ
平等や
裸で生まれ裸で死ぬ
 

母を選ばず一糸纏わず生まれ
人生を歩み死を選べず何も持たず死ぬ

何があってもどんなにあがこうと
与えられた死を受けなければならない

何億あろうと何兆あろうと
いくら積もうとのたれようと

死ぬのは一緒平等いずれ死を迎える
家族に見守られ逝くもあり

階段から転げたり
些細な段差に躓いて終わる時もある

もしかしたらプライベートジェットが
墜落ってのもある

いやぁ~莫大な保険かけてる損はない
いやいや命は戻らない

なのに人はキリのない
財を求め権力までも得ようとする

ただひとつの肉体さえも…
何一つ持っては逝けないのに

産道を潜り抜けた記憶はないが
母から生まれたように

あの世への道は霊一つ潜り抜ける
暗く細く長い道かもしれない

もしかしたら生前の自分の行動を
映し出す浄玻璃の鏡の貼られた

万華鏡の筒をの中を
通るのかもしれない

写り出るのは過去の自分の行いだけ
その先はきっと天国だから

通り抜けるのに人生の何倍も苦しんで
出られない筒かもしれない

そこは何も持たない世界だから
賄賂も駆け引きもない

ただ自分と向き合うだけ
魂一つ霊一つただ自分の過去の世界



コメント
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