台風の来る前に・・・

台風の前の静けさと言う通り
朝から晴れ

本当に台風が来るのだろうか
TVの示す台風予想図は

昨日と変わらず
勢力も昨日と変わらず

こちらに向かっている
アイスクリームを買って来ようっと

娘が出掛けた
しばらくして携帯が鳴ってラインが届いた

お母さん!お母さん!
コウノトリが田圃におるで

これコウノトリやろ⁉
コウノトリが近くに来ているらしいこと

昨日上の娘に聞いていたから
コウノトリに間違いないよ

どこどこ?　行くわ🎵
カメラとスマホ引っ提げて急いだ

いた!いた!
娘とカメラマンらしき人とこうのとり

人馴れしているのか
カメラに動じずこうのとりは

餌を探してはついばんでいる
娘は家族のライングループに

画像を送って
なんじゃらかんじゃら返信が次々届く

そういえば
夫がまだ闘病中のこと

子宝に恵まれなかった長女と三女
豊岡のコウノトリを見に行って

コウノトリの子宝ストラップを
身に付けていたなあ

残念ながらいつまでも待てやんぞっと逝った
夫には孫を見せられなかったけれど

こうのとりストラップのおかげなのか
夫の願いなのか

子供が上に二人
三女に三人と恵まれた

こうのとりに会えて
お母さん!楽しかったねえ

今年一番の出来事やったねと言う娘に
こうのとりに負けず天然やなあと思う

なにせ
相手は天然記念物のこうのとり

きっと天然の娘に
はるばる子宝を運んできてくれたのだろう

また台風が近づいてきた

台風21号の被害で
あちこちの屋根や外壁が

ブルーシートで覆われ
庭の柵やカーポートも

修理されないまま
放置されている


そこへ
また

非常に強いという台風24号が
またしても真っ直ぐ

こちらに向かっている
そんなとき

どうかそれてくれますように
なんて願いたいと思い

イヤイヤイヤイヤ
どうか

勢力が弱まってくれるようにと
願いを変える

どうか被害が出ませんように
どうか被害は最小限で済みますように

したいことをするために

踏み切れないでいた一歩の
踏ん切りを与えてもらった

ここから踏み出すのは自分
念願だったことへの一歩を

ためらわず踏み出すだけ
ここで退けばその機会は

もう訪れないだろう
怖れることなんて何もない

福井国体

インターハイを怪我のために逃した孫
悔しがって頑張って得た国体出場権

孫の競技に少年の部はなくて成年と共通
大学生や社会人に混じる

孫の試技に今から期待する私に
娘は「期待しても上位はとれやんで」という

かもしれんけど
孫は伸び盛り

根性と負けん気の塊の孫
地区予選の時より自己新を伸ばしてる

それに何より
同じ日に

オリンピックに出た人達も
種目は違えど同じ競技場に立つ

孫のお陰で
あの興奮を肌で感じられるかもしれない

あと半月あまり
私の期待は高まってゆく

何を描く

揉み紙を作りパネルに張った
有り合わせの紙に色付けし

揉んでドウサをかけた
本を見て自己流

裏紙を貼って
パネルに張った

何を描くかと考えたとき
やっぱり麻紙で作るべきだったと思う

牛　馬　兎　自画像
大相撲秋場所の土俵の景

ふっと
病に蝕まれていく前の自分の姿

老いたけれどこの先
今より老いていく

今が一番若い
けど満員御礼の幕が降りた

観客の見守る
土俵の全景もいい

満員の聴衆と
今の一番若い自分とどっちが重い

中上健次

中上健次を読みながら
不安の中にいる

中上健次の本には
坂東真砂子に似かよう魅力がある

黒潮の海のせいかもしれない
黒潮の海の匂いは

志摩で育った祖母の血が
私の心を揺るがすのかもしれない

時間があったら志摩を枯れ木灘を
高知の海を歩いてみたいと思う

美しさと険しさと激しさ
黒潮の海を無心で眺めていたい

そんなことを思いながら心は

いいようのない四肢のだるさに
確実に少しずつ寄る不安の中にいる

土曜のお昼は独りランチ

職場のいつものお昼は
給食屋さんのお弁当

土曜は配達がなくて
気ままにチョイス

近くの古くからの喫茶店で
独りランチ

お店の
マスターは元音楽家

ボリュームを押さえてジャズが
静かに流れる

お店の雰囲気は昭和
紅茶のゼリーに

デミタスコーヒーがついて
美味しいお料理は

ちょっと少な目のレディースサイズ
ここでボーッとしているのが好き

もどかしい

もどかしい
すべてがもどかしい

視力の低下
聴力の低下

思考の低下
作業の低下

つらつら挙げれば切りがない
ただ不安なことは持病の進行

両手の平に感じる
両土踏まずに感じる

微熱のような違和感またひとつ
体調の変化が起きている

少しずつ慣れていくしかない
逃げられないのだから

進行を遅らせるのは
よい睡眠

よい生活習慣
一番苦手なことだなあ

ノ

ノではないのよ
ノはこれで一文字だから

立派に立ってられる
でも私はノではないのよ

人という文字のノ垂れだから
支えがないと野垂れてしまう

今支えを見失ってしまった
支えにしたい人も

仕事に趣味に
ボランティアさえも

心が虚でちぐはぐで
何事も絡めない

また陥ってしまった自分の骸
もがいてもあがいても

深く沈むだけ
暫くじっと骸の底で

天を仰いで待っていれば
そのうちきっと

なにか見えるかもしれない
このままかもしれない

けれどなにも考えず
ただ虚ろなままで

空元気を出して動いていれば
そのうち心が戻るかもしれない

どっちにしても
生きている

沈むより
動いていようか今日も

金魚の糞だって
くっついて動く

小判鮫だって
くっついて動く

私だって抗わず
くっついて動いていよう

良心の欠片

良心の塊
良心ばっか

良心の欠片
欠片さえない

いいのか悪いのか
とにかく生きていかなならん

前に進まなあかん
そのために

良心ばっかの人に
欠片もない行為は

罪悪感に押し潰されて
前に進めない

良心の欠片もない人の
欠片もない行為は

あっけらかんとして
良心なんて無為でしかない


深く悩み中

寛大な心

狭い狭い
心が狭い

晴れない晴れない
心が晴れない

心に不安がある
憎しみがある

いつも影が
棲みついている

笑顔を出せ
笑えよ笑え

笑って
影を追い出すのだ

笑え笑え
声を出して笑え

わっはわっは
笑えばいいのさ

びっくり

停電から明けて
TVの台風被害のニュース

死者８名
怪我数百名

関空冠水
被害は四国から北海道まで及ぶ

台風のあと
家の回りの後片付けをして

停電の夜を過ごして
情報から遮断されていた

びっくり
やっぱり

あんな強風に揺れる家で耐えたのは
大人になって初めてかもしれない

もっと災害に
危機感をもって対処しないといけない

回復

大規模の停電で
真っ暗な夜を過ごしてさっき目を覚ました

関電さんの寝ずの努力で
電気が来ていた

強烈な台風で雨戸シャッターが飛ぶのでは？
飛んできたカーポートのポリカで

車が傷付くのじゃないか？
折れた木の枝で窓ガラスが割れはしないか

点けっぱなしでいたTVの台風情報は
停電になって以来なにも入ってこない

どこでどんな被害が出ているのやら
情報はスマホだけれど充電不足

数年来各地でいろんな災害が起き
あんなに被害の情報を見聞きした

のに
停電ひとつの対応さえしていない

非常用ラジオ付き懐中電灯も
携帯ラジオも電池切れ

食パンもトーストできない
カップ麺もお湯がない

手動に出きるはずと思いながら
１階のトイレは使えない

２階のトイレは後ろのタンクに
手動レバーが見えている

水道に被害がなくて
２階のトイレは使用できたけれど

なんにも災害の対策を
していないことを思い知らされた

夜になって市内に住む娘家族が
蒸し暑くて寝れないからとやって来た

婿が仕事で不在なため
窓を開けて寝られないからという

それにしても
なんの教訓も活かしていない自分

災いは自分には訪れないとでも
思っていたに違いない

台風のあと雷雨のあと
電気に道路に諸々

自宅のことご心配だろうに
復旧作業していただいた方々

ありがとうございます
いつも通りの朝を迎えられます

停電

強烈な台風過ぎ去って
我が家はこれといって被害なし

20号に続いて
残っていたジャガランダの枝が折れ

鉢ものが飛んだりしただけで済んだ
ご近所ではカーポートのポリカや

ひさしの一部やアンテナが落ちたり
初めてといっていいほどの被害があった

そして停電
お昼頃に停電して今なお停電中

スマホの充電もあと少し
これを投稿したら

充電切れになるかも
明日は電気が点くのだろうか？

今日もＤＶのこと

今日は女ばかりのサークルの集いで
最近テーマもなく親睦のための自由な発言

中に弁護士さんがいて
発言に専門的な助言もいただける

教育のこと
介護のこと

ＤＶのこともあって
最近相談件数がたくさんあるとのこと

やっぱりＤＶ加害者は
自分が悪いってことすこしも感じていないらしい

小学生のお子さんを持つお母さんの発言に
すぐ暴力をふるうお子さんがいて

その子自身ちっとも暴力が悪いって自覚がなく
暴力を振るうことでその場の言い争いが収まり

自分によって解決に導いたって
僕はすごいんだって思っているらしく

親御さんにしてもそれが？って
感じらしくて

先生に到ってはお母さんに言っても
暴力が悪いって意識が薄いらしくて

らちが
空かないんですよっていうだけらしい

以前小学校の教師でお孫さんが数人いる方は
似通った事例で子供達に

考えさせるような道徳の授業はないの？って
なかなか今の学校では

学校でこんなことがありましたって
双方の親御さんに伝えて

後は親御さん同士話し合ってみてくださいって
感じなんだろうか？

もしかしたらDVは
そこらへんからの発展のような気がする
　　
悪いことの自覚
思いやりを持つことの自覚

そころを
少しずつ学んでいかないといけない