「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

段ボールコンポストを始めてみた

2013年05月22日 | 福井でのすろーらいふ

ひょんなことから段ボールコンポストを始めました。

畑の集まりに行くようになって、そのグループの方から、「キットを無料で差し上げるので、やってみない?」と誘われたのがきっかけです。やってみたいけど、失敗して部屋に虫が湧いても嫌だし・・・と思っていたのですが、畑に挑戦した勢いで、「無料で挑戦できる貴重な機会だし、なんでもやってみるか!」と決めました。

段ボールコンポストのキットは、段ボールと、もみ殻炭と、ヤシの実からできたピートヤシの粉末が入っています。特にEM菌などを混ぜなくても、これらを混ぜたところに、生ごみを入れて適度にかき混ぜると、分解されるそうです。

早速やってみました。まずはもみ殻炭とピートヤシを混ぜ合わせ、そこに生ごみを投入。この時、水分は普通に三角コーナーなどで水切りすれば十分だそうで、無理に絞る必要はないとのこと。また、油ものやコーヒーのかす、卵の殻などもOKとのことです。

そして、周りとよく混ぜます。この時、中央に生ごみを置いて、少しずつ周りの粉末と混ぜて行くのがいいようです。

あとは、虫がわかないように密閉し、風通しの良い所に置いておくだけ。簡単です。Tシャツを縫ったような、スッポリ覆うカバーもセットになって売っているんですね。

コンポスト二日目。前日に投入した生ごみは臭いも発せず、一回り小さくなっている印象ですが、姿かたちが目に見えて分解されているわけではありません。やり方が正しいのかよくわかりませんが、「あきらめない限りは失敗はない」という言葉を信じて今日もごみを投入します。

ということで、段ボールコンポストの行方はまだ判りませんが、当然ながら回収に出すごみは少なくなり、ごみ袋も軽くなりました。なんでも、福井市には最終処分場がないので、ごみの焼却灰は遠く群馬県の処分場まで運んでいるそうで・・・。経済的にも、環境的にも「!?」ですね。まずは、ごみを「減らす」という、3R=Reduse, Reuse,Recycle のキホン的な重要性を改めて感じました。