何しろ日帰りとは言え、久し振りのツーリング。
それもカブで往復三百キロ、というのは初めての経験。一回の日記で終わるのは勿体ない。
「原付ではない90ccの。だから『制限速度30キロ!』なんて無茶ぶりは関係ないからね」
、と言っても車から見たら
「カブはカブだろ?」。
「トロトロ走ってんじゃね~よ!」とか「何、真ん中走ってんだ!カブのくせに」とか。
「ナンバーの色が違う?黄色?軽ってことだろ?」
「危険だから注意しろ、って黄色なのか?」
・・・・なんて罵声が聞こえてくる!
・・・・ような気がする。勿論、そんなもの聞こえやしないけど。
SRと違って、先を譲ってやってもサンキューハザードなんてまず見ることは無い。
その分、道を譲る数十回に一回、テールランプが点滅するのが見えたりすると、ピースサインが返って来た時以上にうれしくなる。
また要らんことを書いてしまった。
とにかくクルマの少ない道を、制限速度+アルファで走っている時のカブのエンジン音は気持ちがいい。余裕たっぷり、ってわけではないけど、頑張ってます!といった悲壮感でもない。ほんの少し早めのピッチ走法、か。
でも、こっちはシートの上で、それなりに頑張ってスロットル調整をしているつもり。
「昼前に到着しなかったら、諦めて引き返す」
のが、今回のルール。
そしてその場合は
「次回は、もっと早く出る」。
6時半に出て、10時半に着いたのだから、時間は十分ある。
「良いのがなかったら、このまま帰る」としているけれど、それはできるだけ避けたい。
「帆布を多く使っている店なら~」と教えてもらった店に直行した。
開業してまだ数年、という小さな店で、一点ずつの手作り。
「このショルダーバッグみたいな縦長で、これより少し大きめのバッグはありませんか」
カブに乗る時に使うから革より帆布の方が良い。
カブの色に近いダークグリーンの小さなトートバッグみたいなのに、開口部の3分の2くらいを覆う紺色の革のフラップが付いている。
トートバッグと違うのは二つの袋を縫い合わせた形になっているところで、結果、収納部が三か所になっている。
開口部を全部覆っているわけではないから、雨が降ると水が入る。
けど、物を出し入れしやすい。このフラップなら中身が飛び出すことは無い。
防水と普段の便利さとどっちを採る?
言うまでもない。便利さを採る。
雨が降ったら?乗らないから心配ない。
出先で雨に遭ったら?雨具を着る。バッグは雨具の内側に掛けている。
「少し大きめのを」と言いながら、買ったのは「少し小さめ」。
でも開口部が大きいから、使い勝手は格段に良い。大き目だったら、雨具の中に収まりにくくなる。
畳んで持って行ったリュックサックに入れて、後は帰るだけとなったが、まだ昼前だ。
折角ここまで来たんだから、バイクに乗り始めた三十年前に一度来ただけの玄武洞まで行ってみよう。
昼食はそこで食べよう。
円山川の岸辺で弁当を広げる。
「言うことなし、だなぁ」
、と思って置いた弁当を何気なしに見たら、蟻が集り始めていた。
慌てて体育座りに座り直し、弁当を膝の上に並べて、窮屈な格好で食べ始める。
目の前の円山川がゆったりした流れでなかったら・・・間違いなく移動していただろうな。
さて、元来た道を引き返し、予定通り5時半頃には帰宅できた。
やはり、ツーリングは一人が良い。
それもカブで往復三百キロ、というのは初めての経験。一回の日記で終わるのは勿体ない。
「原付ではない90ccの。だから『制限速度30キロ!』なんて無茶ぶりは関係ないからね」
、と言っても車から見たら
「カブはカブだろ?」。
「トロトロ走ってんじゃね~よ!」とか「何、真ん中走ってんだ!カブのくせに」とか。
「ナンバーの色が違う?黄色?軽ってことだろ?」
「危険だから注意しろ、って黄色なのか?」
・・・・なんて罵声が聞こえてくる!
・・・・ような気がする。勿論、そんなもの聞こえやしないけど。
SRと違って、先を譲ってやってもサンキューハザードなんてまず見ることは無い。
その分、道を譲る数十回に一回、テールランプが点滅するのが見えたりすると、ピースサインが返って来た時以上にうれしくなる。
また要らんことを書いてしまった。
とにかくクルマの少ない道を、制限速度+アルファで走っている時のカブのエンジン音は気持ちがいい。余裕たっぷり、ってわけではないけど、頑張ってます!といった悲壮感でもない。ほんの少し早めのピッチ走法、か。
でも、こっちはシートの上で、それなりに頑張ってスロットル調整をしているつもり。
「昼前に到着しなかったら、諦めて引き返す」
のが、今回のルール。
そしてその場合は
「次回は、もっと早く出る」。
6時半に出て、10時半に着いたのだから、時間は十分ある。
「良いのがなかったら、このまま帰る」としているけれど、それはできるだけ避けたい。
「帆布を多く使っている店なら~」と教えてもらった店に直行した。
開業してまだ数年、という小さな店で、一点ずつの手作り。
「このショルダーバッグみたいな縦長で、これより少し大きめのバッグはありませんか」
カブに乗る時に使うから革より帆布の方が良い。
カブの色に近いダークグリーンの小さなトートバッグみたいなのに、開口部の3分の2くらいを覆う紺色の革のフラップが付いている。
トートバッグと違うのは二つの袋を縫い合わせた形になっているところで、結果、収納部が三か所になっている。
開口部を全部覆っているわけではないから、雨が降ると水が入る。
けど、物を出し入れしやすい。このフラップなら中身が飛び出すことは無い。
防水と普段の便利さとどっちを採る?
言うまでもない。便利さを採る。
雨が降ったら?乗らないから心配ない。
出先で雨に遭ったら?雨具を着る。バッグは雨具の内側に掛けている。
「少し大きめのを」と言いながら、買ったのは「少し小さめ」。
でも開口部が大きいから、使い勝手は格段に良い。大き目だったら、雨具の中に収まりにくくなる。
畳んで持って行ったリュックサックに入れて、後は帰るだけとなったが、まだ昼前だ。
折角ここまで来たんだから、バイクに乗り始めた三十年前に一度来ただけの玄武洞まで行ってみよう。
昼食はそこで食べよう。
円山川の岸辺で弁当を広げる。
「言うことなし、だなぁ」
、と思って置いた弁当を何気なしに見たら、蟻が集り始めていた。
慌てて体育座りに座り直し、弁当を膝の上に並べて、窮屈な格好で食べ始める。
目の前の円山川がゆったりした流れでなかったら・・・間違いなく移動していただろうな。
さて、元来た道を引き返し、予定通り5時半頃には帰宅できた。
やはり、ツーリングは一人が良い。