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ただの日記

「国内法で粛々と・・・・」

2020年04月25日 | 心の持ち様
2010.09/14 (Tue)

 何故、国内法なのか。

 「当て逃げ、だから。」(公務の執行を妨害したので)
 この場合の「公務」とは、
「ここは、日本の、漁業専管水域です。速やかに退去して下さい」
と「勧告」することです。
 早い話が、「言うだけ」です。だから、相手は、聞きません。
 海上保安庁が「弱腰」、なんじゃない。そこまでしか、許されてないんです。
 勿論、立ち入り調査はしますよ。でも、そこまでです。
 実力行使、つまり、拿捕、威嚇などの措置は採れない。

 そして、この日は30隻(!)ほどのシナ漁船が「勧告」を無視して、違法操業していた。その中の一隻が、初めて大っぴらに体当たりして(衝突、ではありません)逃走しようとした。「言うだけ」、という「公務の執行」を妨害した。それも、暴力で。

 公園でテント生活をする者が増えて来た。管轄の交番から、「ここは住むところではありませんから、出てください。」と毎日「勧告」に行く。「言うだけ」、です。
 ところが、或る日、中の一人が、「昔から、住んどったんじゃ、ボケ!」と殴りかかってきた。公務執行妨害ですよね。
 ことここに至って、見逃すわけにはいかない。何しろ、昨年までは、違法操業は最高でも数隻だったのですから。当然、逮捕です。

 ところで。昨年までは数隻だった違法操業が、何故、急増したのか?
 言わずと知れたこと、でしょう。日本に、「友愛」を標榜する朝貢政府ができたからです。「申しわけない。まだ、補償は済んでない」とする、カン政権になったからです。
 
 そして、今は国政そっちのけで代表選の真っ最中。

 「東シナ海に、領土問題は存在しない」
 前原大臣の言葉です。一見強い口調に見える。
 けど、「尖閣諸島は日本の領土です」と言ってますか?
 「逮捕」を決定するまでに、政府は半日もかけている。なぜ?
 「迷った」か、それとも「逃げ延びる時間をかせいだ」か。

 こんな嫌らしい憶測をするのも、官房長官が
 「乗組員はお帰りをいただいて~」と言ったからです。
 シナからのチャーター機で。
 「チャーター料は日本持ち」らしいとnikaidou.comには出てましたけど。
 「お帰りいただく」んですから。

 世間話として周りの人に話をするならば、
 「なんで、国内法、なんだろうね。外国の船相手なんだから、国際法じゃないの?」とか「なんで五回も六回も大使を呼び出すんだろう。何にもできないこと知らないのかね?」、くらいしか、言えないでしょう。

 でも、こんなときに「何か、変だなあ。何が変なんだろうな」と駄弁る井戸端会議は上から目線の床屋政談よりは良いかも。
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