朝食を摂ったのは11時。朝風呂に入ったり洗濯を仕掛けたり、何とか習字も、とやっていたらこうなってしまった。以前に書いた「能動的怠惰生活」の逆。単に流れに身を委ねていたらこうなってしまった、と言わざるを得ない。
とにかく上天気だ。外へ出たい。
そう思いながらも流れに身を委ねたままだ、当然時間だけが淡々と流れていく。
何しろ腰が痛い。でもストレッチをやれば収まる。
で、着替え終わってあと少し、「ネックウォーマーをする」だけ、「ヘルメットを被る」だけ、靴を履いて「スパッツを着ける」だけ、等のそれぞれの段階で、また痛くなる。
その都度、簡単なストレッチ。その都度「やっぱり今日は凶日だから、出るのは止めようか」と。
で、痛みが治まれば、また出発準備に気が移る。
最後の関門。SRに跨ろうと脚をあげ、更にキックアームを踏めるか。
少し痛みはあったけれど、跨り、エンジンを掛け、ほどほどに暖機運転をして走り出す。右股関節がまだ痛い。
大丈夫かな、引き返した方がいいかな、と思いながら数百メートル。
丁字路の信号待ちで、気が付けば痛みも不安もいつの間にか消えていた。
神戸の街まで出て、珈琲を買う。だけ。
有馬街道が故障車のために渋滞が起きているということで、大回りをして店に行き珈琲一杯、豆100グラム。
事故処理の終わった有馬街道を北上し、帰宅。
無駄?無駄かもしれない。しかしこれは自分の身体との対話でもあったわけだから、無駄は無駄でも「大いなる無駄」。
「大いなる」とつければ、みんな立派になる
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