三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

事実であるが・・・・。違う見方もあるという事実。

2012年11月08日 | 議会

広報みき9月号で過去5年間で最も少ない基金取崩

と大見出しがあり、その後に

①平成23年度は3500万円の黒字

②赤字を埋めるための基金の取崩し額が減少

③借金が引き続き減少

と各見出しがあります。これらの表現は事実です。

それらの事実から考えると

そもそも、23年度は赤字でその穴埋めに基金を取崩して一般会計に補填したので3500万円の黒字になりました。

そして、②は赤字を埋める為に基金を食いつぶしています。

③は借金は減少していますが、市の貯金(基金)は前回のブログで示したように17年度と比較すると29億円の減少ではなく41億円の減少となり100億円あった基金が59億円しかないのです。

ということは、9月号では借金は17年度と比較すると147億円の減少と記載されていますので、147億円の内、貯金を食潰して41億円投入したことになり、差し引きすると106億円の減少と考えることも出来ます。

逆に、17年からの7年間で41億円の貯金を使ってしまったことになり、単純に計算すると年間約6億円の計算になります。

残りの貯金が59億円ですから年間6億円とすると約10年ですが、

今後の政策を見ると、三木鉄道跡整備10億円(執行分含む)、歴史美術の杜構想(図書館新築)10億円、それに伴う民有地の買い上げ(役所公表せず)、

関西国際大学看護学科5億円

三木市民病院閉院時に発生する負担分、統合病院負担分、まだまだ発生するであろう箱物事業から考えるともう一刻の猶予もない状態です。

もし、これらの事業が行われたとしても成果として見えるまでは時間がかかります。手遅れにならないように声を大にしてより多くの皆様に訴えてまいりたいと思います。

僕のブログは役所の人も見てるので、何らかの表現方法で対応するかもしれませんが、何らかのアクションがあればお知らせさせて頂きたいと思います。


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