上段は、今年度4月より各地域の説明会で使用される資料です。広報みき5月号が使用されています。
新たにオープンする統合病院についての説明の後に直通バスの説明があり、直通バスを運行することは統合病院の収益アップにつながり、結果として三木市の財政負担の軽減になると説明されています。
中段の資料は3月議会中、総務建設常任委員会で説明された資料です。(議案として提出しない。:役所答弁)、統合病院の経営の安定化の為に。直通バスの必要性や経費関係、他の公共交通との関係。などが説明されています。
次の資料は、平成24年に開催された第2回三木市地域公共交通検討協議会(24年3月15月)の資料で、各公共交通の検討課題などが掲載されています。
現在、第3次三木市バス交通網計画が策定されており、目標年次は23年とし平成23年度には市民病院の移転という新たな要素を加味し、「新たな公共交通網計画」を構築することとしていました。がまだ出来ていません。因みに第1回目は(23年12月1日)、第3次の中には、神戸電鉄を含めた交通網の整備が提案されています。
最下段の資料は、24年度及び25年度の当初予算の時に配布された事業のポイントですが、あくまでも検討中の為、議案として上がりません。
統合病院に行く患者数の推測を行い試算をしています。
その都度、試算の数字が変わります。(役所の都合で)
直通バスそもそもは、現市民病院より遠方になるので統合病院の市民サービスと収益アップとして運行されようとしています。
しかし、年間2億5000万円(車両購入に掛かる減価償却費込み)のコストをかけ、開院当初からバス22台購入という大盤振る舞いを行おうというものです。
説明会での市長の発言でも、「蓋を開けて見なければ分からない事業」と予め皆さんに伝えています。(先行きが見えないんです)
現在、公共交通関係に三木市が支出している予算は2億7000万円です。
直通バスが運行されると更に、2億5000万円が追加し、5億2000万円になってしまいます。
市民の交通網の確保は地域の課題ですので議論は必要ですが、蓋を開けて見なければ分からない事業に2億5000万円の先行投資は行うべきではないと思います。
① 今回の課題であなたが所属する「公政会」の他のメンバーの見解がアピールされていない。
② 小野市の交通政策について判る範囲で結構ですのでお知らせ願います。
12年度の利用客数は11万人、小野市の負担額は3,700万だそうです。
すごいことに、児童が登下校なども含めているみたいです。
市の規模、利用形態なども違いますが、(バスは5台、小学生以下と65歳以上無料)三木市の「バス30台くらい?5億円?」構想とはえらい違いです。
小野のコミュニティバスが不便かというと、「すごく便利」ですね。
こういうの見てますと「やらないと分からない」と言って5億円も使おうとする三木市が駄々っ子みたいにしか見えませんね。
小野市の交通政策については分かりません、後日改めてご報告させて頂きたいと思います。
公政会の他のメンバーの見解がアピールされていないことについて、ここでお伝えしているものは、私のブログですので私の見解をお伝えしていますが、会派内の見解も私がここでお伝えしていることとほぼ同じです。現状での直通バスについては大反対です。
他の議員の発信もそれぞれの立場で市民に伝える努力はされていますがそれが皆様に伝わっていないのかもしれません。
議事は原則公開なのにHPにもないし。
三木市にはないのかな?
市民代表は誰?
2月の地域公共交通検討会議では良い議論をされてますね。公開が遅いけど。
公政会として「調査費」を使って広告を出すべきです。そうでなかったらこのまま行政の押し出しで終わりそうです。
ついでに与党である新党や公明党の議員のアピールが無い・・。市長に対する忠誠心・・・?