防除暦の検討は、適正な農薬使用に基づいて、新しい薬剤の選定や今までの使ってきた薬剤の効果を検証し、今後の防除体系に反映させるものです。
JA加美よつばの会議室に集まった会員は、昨年の過去に例の見ない猛暑の中、適期防除により病害虫の発生が少なかったことを踏まえ、新しい防除体系の検討を行いました。
普及センターからは、環境にやさしい防除法や低コスト技術の紹介、農薬の使用基準の遵守や使用者の危害防止などの注意喚起を行いました。
また、農業共済組合からは果樹共済について、県内の霜害や台風害の実例を交えた説明がありました。
郡内のりんごのほとんどは直売で販売されていることから、普及センターとしては消費者から喜ばれるりんごづくりを今後も支援して行く予定です。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910