宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

南三陸町歌津地区「石泉ふれあい味噌工房」が完成

2012年04月16日 13時04分52秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

工房内部

平成24年4月5日,南三陸町歌津地区の石泉活性化センター内で,「石泉ふれあい味噌工房」の落成式が行われました。
 震災前までは,地区の女性の方々はJA南三陸歌津支店の加工場で味噌造りを行っていましたが,津波によって全壊したため,ボランティア団体の支援を受けて再建しました。
 工房スタッフは,震災前から味噌造りに携わっていた地元の女性たち6人。昨年7月に登米市登米町の施設で久しぶりに味噌造りを行ったことをきっかけに,再開の機運が高まり,歌津地区で震災直後から支援に当たっていたボランティア団体が女性たちの熱意に応え,建設を支援しました。
 施設には,大豆を煮る圧力器,蒸し器,麹発酵機などが備えられています。工房スタッフのほか,地元住民が材料を持ち込んで作業したり,スタッフに作業を委託したりすることもできます。味噌の仕込みは,12月から5月までで,この期間外は漬け物作りや菓子製造などで施設を有効活用していく予定です。
 普及センターでは,工房の円滑な施設運営や味噌の品質向上を支援していきます。

本吉普及センター
地域農業班
TEL:0226-29-6044
FAX:0226-42-1672


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JAみどりの南郷ぽてと部会始動

2012年04月16日 09時00分02秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 ポテトチップス用ばれいしょ【品種:とよしろ】の契約栽培に取り組んでいるJAみどりの南郷ぽてと部会の種芋定植が3月30日から始まりました低温と悪天候の影響により例年に比べて1週間程度遅い作付開始になっています。当部会の作付面積は約15ha(昨年実績:13.5ha)です。普及センターでは今後7月下旬~8月中旬の収穫を目指した栽培管理を支援していきます。さらに,今年は支援のひとつとして津波被災地の仙台市荒浜地区と東松島市成瀬地区でも作付けされています。
              
 また,平成22,23年に続き,地域・期間限定ポテトチップスの販売も予定されています。穫れたて新鮮なバレイショを使った限定品,さて今年はどんな味で登場するのでしょうか・・・・お楽しみに。

<問い合わせ先>
 美里農業改良普及センター 先進技術班
TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225

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