美里地域は県内の栽培面積の半分以上を占める小麦の産地で,平成25年産小麦の栽培面積は600haを超えると見込まれています。
播種は昨年10月10日頃から開始となりましたが,断続的な降雨により作業が進まず,11月中旬以降の播種となったほ場もあり,生育量に大きな差が見られています。
3月6日,涌谷地区で25年産の第1回小麦現地検討会が開催され生産者10名と関係機関が参加,今回は比較的早く播種したほ場8筆を巡回し,生育や雑草発生の状況を確認しました。
現在は分げつが進みつつある状態で,低温と降雪の影響で葉先枯れが見られたり,一部ほ場では鳥による食害が見られたものの,茎数は目標の400本/10aを確保できたほ場がほとんどで,極端な生育不良は見られませんでした。
参加した生産者に対しては,3葉を超えたほ場ではできるだけ早く麦踏みを実施すること,穂数確保のため幼穂形成期の前の3月15日~20日頃に追肥を実施すること,雑草が見え始めたら遅れずに除草剤を散布すること,播種が遅れ,生育量が少ないほ場では麦踏みは無理せず,追肥と除草をしっかり行うことなどを説明しました。
良質麦の生産のためには,これからの管理が重要です。普及センターでは,今後も現地検討会や情報の発行で生産支援を行っていきます。
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班
TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225
播種は昨年10月10日頃から開始となりましたが,断続的な降雨により作業が進まず,11月中旬以降の播種となったほ場もあり,生育量に大きな差が見られています。
3月6日,涌谷地区で25年産の第1回小麦現地検討会が開催され生産者10名と関係機関が参加,今回は比較的早く播種したほ場8筆を巡回し,生育や雑草発生の状況を確認しました。
現在は分げつが進みつつある状態で,低温と降雪の影響で葉先枯れが見られたり,一部ほ場では鳥による食害が見られたものの,茎数は目標の400本/10aを確保できたほ場がほとんどで,極端な生育不良は見られませんでした。
参加した生産者に対しては,3葉を超えたほ場ではできるだけ早く麦踏みを実施すること,穂数確保のため幼穂形成期の前の3月15日~20日頃に追肥を実施すること,雑草が見え始めたら遅れずに除草剤を散布すること,播種が遅れ,生育量が少ないほ場では麦踏みは無理せず,追肥と除草をしっかり行うことなどを説明しました。
良質麦の生産のためには,これからの管理が重要です。普及センターでは,今後も現地検討会や情報の発行で生産支援を行っていきます。
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班
TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225