加美郡内のりんご生産者らが平成25年2月14日に色麻町の農業伝習館で,次年度の防除方針について検討会を開きました。普及センターでは防除技術について助言指導を行うとともに,各種の営農情報を提供しました。 24年産りんごでは一部のほ場では輪紋病やスモモヒメシンクイによる果実の被害が出ていましたが、全体として防除上特に問題とされた点はなかったので,現在の防除方針を次年度も継続することを申し合わせました。
なお,せん定枝の処分方法が話題になり,従来どおり集めて焼却している生産者もいましたが,樹体に放射性物質が含まれていた場合は焼却により濃縮される傾向があるので,普及センターでは参加者へ,焼却後の灰を利用しないように伝えました。
普及センターではこれからもりんご産地の生産安定に向けて,農業者の防除技術向上を図り,生産物の安全・安心確保へ向けた指導に努めていきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター先進技術班
TEL:0229-91-0726
FAX:0229-23-0910