色麻町にある農産物直売所(平沢穀菜センター)の指定管理者である穀菜会(会員56名)が,品揃えの充実を図る目的で農産加工の勉強会を行いました。
普及センター職員が講師となり,衛生管理の話に続きピクルス2種(根菜と古漬)を実習しました。18名の女性会員が参加し,正しい手洗いを行うこと,微生物の耐熱性や変敗原因菌を知り,道具・容器類の洗浄を徹底すること等のポイントを踏まえ,次亜塩素酸ナトリウム水溶液による野菜の殺菌処理の後に切断,調味液(ピクルス液)を調製し瓶詰めしました。
既に農産加工(漬物やトマトケチャップ)に取組んでいる会員からは自分の殺菌方法の再確認,野菜の切り方や温度設定等の質問が飛び交い,大変賑やかな勉強会となりました。
製造したピクルスの食べ頃は約1週間後で,それぞれの食卓を飾ることとなりますが,新たに農産加工へ取組む会員が現れることも期待されます。
普及センターでは組織の活性化と売上アップに向け,農産加工や生産技術等を支援してまいります。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910