宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

ほ場整備推進委員会で活発な意見交換が行われています

2013年03月18日 11時50分35秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援
 津波で浸水被害を受けた農地(水田・畑)の復旧のために,区画整理を通じて高生産性農地として再生するほ場整備事業が管内7カ所およそ110haで進められています。
 ほ場整備事業では,地権者から事業推進についての同意を得るとともに,工事完了後の安定した営農体制を構築する必要があります。この作業を担うのが地元農家の代表で組織された「ほ場整備推進委員会」です。
各推進委員は,集落における将来の農業ビジョンを描くために,「担い手選定」「営農体制」「区画整理」「機械装備」「施設の維持管理」などのテーマについて,毎回活発に議論を重ねています。
 平成27年4月の営農再開に向け,普及センターでは推進委員会を円滑に進めるため,市町,JA,県等の関係機関とともに,体制づくりや技術指導を通じて支援を行っています。
普及センターは,今後も被災者の営農再開を支援するとともに,人材の育成に向け活動していきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター    地域農業班
 〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
    0226-29-6044

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美里の4Hクラブと生活研究クラブが「担い手こだわり産直市場」開催

2013年03月18日 09時09分10秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成25年2月26日・28日の2日間,宮城県行政庁舎1階ロビーにおいて,美里地区農村青少年クラブ連絡協議会(美里4Hクラブ)と美里地区生活研究クラブ連絡協議会が共催で,「担い手こだわり産直市場 ~地元の若い力と農村の知恵を食材にこめて~」と題し,販売会を行いました。
 美里4Hクラブからは,クラブ員が栽培した,ほうれんそう,つぼみ菜,水菜,小ねぎ,キャベツ,中玉トマトなどの農産物に加え,クラブ員が手作りしたストラップやミサンガも出品されました。
 生活研究クラブからは,餅やおこわ,梅干し,漬け物,干し柿,いちご大福,いちごジャムといった,農産加工品が出品されました。
 準備しているうちから,商品を買い求めるお客様もおり,県庁に来た一般の方々も立ち止まって,商品を手に取り,お買い求め頂きました。
 4Hクラブの生鮮野菜は,お昼にほとんどが売り切れ状態になり,販売会としては盛況だったのですが,午後から来たお客様には,大変ご迷惑をおかけしてしまいました。
 2日間の売り上げ額は,若干ですが昨年を上回る結果でした。美里4Hクラブと美里生活研究クラブでは,来年度も開催する予定としております。

<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 地域農業班
TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225

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