宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

野菜を使った加工品開発を目指して

2013年03月15日 16時02分41秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 仙台地区農村生活研究グループ連絡協議会では,野菜を使った加工品づくりを目指して,研修会を開催しました。
 講師を,みやぎ食材伝導士として県内の食材を知り尽くしている,ホテルレオパレス仙台トラットリア クチーナ オランジェリーの北村裕料理長にお願いし,目の前で料理のデモンストレーションをしていただきました。
 北村料理長からは,プロの調理技術から意外な食材の組み合わせ,プロ使用の道具や調味料等まで幅広くお話しいただきました。参加者からは驚きの声や様々な質問が出るだけでなく,生産者として,野菜そのものの味を引き出す方法を教えてもらったことに,非常に満足の声が上がりました。
 今回学んだ内容をアレンジして商品化に繋げたい人や,生産者として野菜の性質をもっと勉強したいという人に対して,今後は個別指導により支援を行っていきたいと考えています。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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販売力向上研修会

2013年03月15日 15時51分44秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 平成25年3月12日に県仙台合同庁舎会議室で販売力向上研修会を開催しました。
 この研修会は,商品の見せ方についての基本を学び,商品の魅力向上を図ることを目的に開催したもので,㈱アサーティブ&シーエス取締役開発部長の桜井真理子氏を講師に迎え,参加者はそれぞれに商品について具体的なアドバイスを受けました。
 ラベルやパッケージ・ロゴ等手探りで作成していたが,何かしっくりこなかったり,どうしようか悩んでいることを伝え,それらに対し的確にわかりやすいアドバイスを受けました。参加者はそれぞれに違った分野の商品を持ち込んでおり,それらに対するアドバイスも興味深く聞き,イメージを膨らませていたようでした。
 参加者からは,今回の研修は大変有意義で,具体的なアドバイスをもらったので,早速デザインの修正を行い商品の魅力を向上させたいとの感想が寄せられました。
 商品力向上に向けた取り組みを,今後も支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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甘柿を直売所の目玉商品に!丸森町在来甘柿せん定講習会を開催

2013年03月15日 10時13分56秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
丸森町には多くの直売所があり,町内で生産された農産物や民芸品・工芸品などが販売されています。こうした中,丸森町,丸森町農業創造センターおよび農業改良普及センターでは,直売所の秋の観光シーズンの品揃えを充実させるため,地域に昔からあった在来甘柿と育苗ハウス等を利用したブドウの生産拡大に力を入れており,折々に各種講習会や検討会を実施してきました。
 平成25年2月20日には甘柿栽培者10名を対象として,せん定講習会を開催しました。在来甘柿は庭先で栽培されている樹が多く,これまでせん定などの管理作業がほとんど行われてこなかったため,放任樹の切り下げせん定を中心に,せん定作業の重要性や今後の管理作業についても説明しました。
 参加者からは,若木の管理方法や病害虫防除に関することについて質問が出されるなど,栽培技術向上の意欲が伺えました。
 今後も農業改良普及センターでは,甘柿をはじめとした果樹の栽培技術向上に向けた取り組みを支援していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班  
       TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138

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活き活きパートナーシップ研修会を開催しました

2013年03月15日 09時41分02秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成25年3月7日に登米合同庁舎において「活き活きパートナーシップ研修会」を開催し,「東日本大震災から立ち上がる女性のちから」と題して,福島県の仮設住宅で「までい着」作りに取り組む佐野ハツノ氏に講演していただきました。研修会には登米市内の女性農業者29人が参加しました。
 佐野氏は福島県飯舘村で農業を営んでおられましたが,福島第一原子力発電所事故によって避難を余儀なくされました。現在は仮設住宅の管理人として村民のお世話に奔走すると同時に,落ち込んでいる村の女性達を励まそうと,古い着物を上着やもんぺに作り直した「までい着」作りに取り組み,「いいたてカーネーションの会」を設立されました。佐野氏は会長として,古い着物の収集や販路確保,販売会での接客対応等を行っています。
 講演では震災当時の村の状況や,高齢者が多い仮設住宅を運営する上での悩み,「までい着」作りによって戻ってきた女性達の活き活きとした姿についてお話がありました。また,「までい着」作りを継続するに当たっての課題や,今後の抱負についてもお話していただきました。講演終盤には佐野氏から,「飯舘村に帰村できるのは孫やひ孫の代になるかもしれないが,孫達のために,今我々が頑張っておきたい。」とメッセージがあり,参加者からは盛大な拍手が起こりました。
 仮設住宅の運営や村民の自立に向けて取り組む佐野氏の講演は,登米市の女性にとっても震災からの復興や地域活性化のために大変参考になりました。
 普及センターでは今後も女性農業者の資質向上に継続して取り組んでまいります。

〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター
  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-8603
  FAX:0220-22-7522

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