平成26年4月15日に,「平成25年産ふるかわ大豆栽培共励会」がJA古川の主催で開催されました。共励会では農業改良普及センターや農業協同組合等の職員が審査員となり,99の集落営農組織等が生産したタンレイ,きぬさやか,ミヤギシロメについて収量,品質,栽培面積を総合して厳正に審査しました。審査の結果,各品種ごとに最優秀賞,優秀賞,特別賞が決定されました。共励会の結果を受けて,平成26年5月中旬に開催される表彰式で,1農業生産法人,7営農生産組織と1生産者が褒賞されます。
宮城県の大豆作付け面積は北海道に次いで全国2位であり,大崎市は宮城県内でも最も作付け面積が広く大豆の主産地として位置づけられています。
平成25年は7月の天候不順により排水対策や病害虫防除など栽培管理に苦労しました。そのような悪条件下においても,多くの生産者が中耕・培土の実施や適期防除により収量200kg/10a超及び1・2等比率90%以上の成績を残しています。
JA古川では,大豆・麦生産組織連絡協議会で生産者の技術向上や機械利用調整を図りながら,実需者が求める大豆の品質・生産量の確保に努めています。
当普及センターでは,今後も継続して生産者の技術研鑽を支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910