宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

水稲の優良な種子生産を目指して!

2014年11月10日 18時03分31秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 管内には水稲の指定採種ほ場が2地区あり,平成26年度の金成地区の契約面積は83.1haで,「ひとめぼれ」(69.5ha),「ササニシキ」(13.0ha),「やまのしずく」(0.6ha)の3品種を,また一迫地区の契約面積は76.9haで,「ひとめぼれ」(51.0ha),「つや姫」(24.5ha),「トヨニシキ」(1.4ha)の3品種を作付けています。
 7月中旬のほ場指定から始まり,第1期(8月上旬),第2期(9月上旬)計2回のほ場審査を実施しました。雑草及び病害虫の発生はほとんど見られませんでしたが,一部で倒伏が見られたほ場があり,採種ほ場から除外しました。
 水稲種子として合否を審査する「生産物審査」は9月22日から始まり,毎日普及指導員が審査を行い,10月27日に終了しました。全部で665点審査したところ,「病害虫粒」は多少見られましたが,「異品種粒」,「異種穀粒」,「雑草種子」は全く見られず,この段階で失格となる種子はありませんでした。
 現在種子の発芽試験を実施中ですが,今のところ全て発芽率90%を超えており,平成27年播種用種子も優良な種子が提供できそうです。


採種ほ場旗と第2期ほ場審査


籾の生産物審査

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9437
FAX:0228-22-5795・6144

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七ヶ宿小学校で花育教室が開催されました

2014年11月10日 17時15分37秒 | その他
11月4日(火)に,七ヶ宿小学校で花育教室が開催されました。この花育教室は宮城県花と緑普及促進協議会が主催しており,子どもたちが花と緑に親しみ,触れる機会をもつことを目的に県内各地の小学校等で開催されています。

はじめに,普及センターから管内の花きの生産について説明した後,角田市で花壇苗を生産している岸浪祐樹氏が2年生7名にパンジーや葉ぼたんなどの寄せ植えの指導を行いました。7名は岸浪氏から花苗についての説明をうけながら,それぞれが好きな苗を選んでプランターと鉢植えを1つずつ作り,完成したものを学校に飾って水やりをしました。
     

最後に岸浪氏から,花を長く楽しむことができるように,今後の管理の仕方についての説明がありました。参加した児童たちは花だけでなく,普段よく見ることの無い根や種の様子などを興味深そうに観察し,「今まであまり注意を向けたことがなかったが、これをきっかけに花に興味をもった」という感想がありました。

          

 普及センターでは今後も関係機関と連携し,県内の花の普及・振興を支援して参ります。





〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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