宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「あぐりロマンレディース仙南」が開催されました

2014年11月20日 14時28分01秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
11月18日(火)に大河原合同庁舎で,「平成26年度あぐりロマンレディース仙南~人・くらし・いきいき活動交流会~」が開催されました。
 
 この交流会は,仙南地区生活研究グループ連絡協議会が主催し,地産地消の推進や食育,地域産物の活用といった活動に関する知識を習得するとともに,地域を超えた情報交換と女性農業者のネットワークの強化を行うことを目的として,毎年開催されています。今年も管内7市町の会員や,関係機関の職員を合わせて約100名が出席しました。
 
 午前中は「元気が出る 各市町自慢の品々」をテーマにした作品展示と発表が行われました。各市町毎に1年の活動をまとめたパネル展示や料理,工芸品の展示を行い,順番に作り方の説明を行いました。説明の後には展示品の試食もあり,紹介された料理を実際に味わいました。


 
 午後には,白石市生活研究グループ連絡協議会の会員が講師となり,「リースづくり」の講習が行われました。



「今日教わったことをさっそく試してみたい」という声もあり,今回の交流会では各自が新たなレシピや加工技術を習得するとともに,市町を超えた会員同志の交流が図られました。
 普及センターでは今後とも生活研究グループの活動を支援するとともに,地産地消等の推進を行って参ります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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丸森町で電気柵の勉強会を開催しました

2014年11月20日 09時32分16秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 11月16日(日)に丸森町農業創造センター(ホール)において,丸森町内の住民対象に,イノシシ対策の電気柵勉強会を開催しました。丸森町では,近年イノシシによる農作物への被害が深刻化しており,現在,電気柵がもっとも有効な手段と考えられていますが,正しく設置しないと効果が見込めないものでもあります。以前から現地でそれぞれ設置されている電気柵を確認すると,間違った方法で設置されている事例が散見されるため,今回,電気柵勉強会を開催ました。

 勉強会では,まず,イノシシの生理生態を理解してもらうため,普及センターからイノシシの生活や繁殖行動などを説明しました。参加者は日頃からイノシシの被害に悩まされているため,皆,熱心に聞き,質問も多くありました。
次に電気柵については,株式会社末松電子製作所関東営業所長の中島氏を講師に迎え,電気柵の基本的な仕組みや失敗しないコツの他,他県での取組状況も教えていただきました。また,屋外に実際の電気柵を設置してもらい,電気の流れる仕組みや漏電対策についても実例を交えて解説してもらいました。最後に,電気柵に触れてびっくりして逃げていく様子を撮影した動画を見て,参加者は電気柵の効果を再認識したようです。

 普及センターではこれからもイノシシの被害軽減に向けて,情報収集や防除対策支援を行っていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138






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