宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

登米市では,大豆収穫の最盛期を迎えています。

2014年11月25日 17時00分45秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
宮城県産大豆の主産地である登米市では,大豆の収穫・乾燥作業の最盛期を迎えています。
 宮城県は本州一の大豆生産地ですが,そのなかで登米市は,栽培面積では大崎市に次いで第2位の1300ha強を作付けしており,収量・品質においては県内一を誇るなど,産地形成の牽引役として高品質の大豆生産に努めています。
 昨年には,第41回(平成24年度)全国豆類経営改善共励会で農林水産大臣賞を受賞した有限会社おっとちグリーンステーションが,農林水産部門の最高位である天皇杯等三賞において内閣総理大臣賞を受賞しており,全国でも注目されています。
 市内においても,大豆生産者がその刺激を受けて,主産地の名に恥じない,より高品質な大豆を生産するため一層の技術研鑽に励んでいます。
 今年は,天候にも恵まれ,高品質・高収量が期待されており,米価が低迷する土地利用型農業経営において,大豆栽培の重要性が一層増してきています。
 普及センターでは,今後も,高品質大豆の生産と農業経営改善の取り組みを支援していきます。


<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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農産加工の心得を学ぶ!

2014年11月25日 15時14分46秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 11月18日,登米合庁にて「安心・安全な農産加工キホンのキ」と題して,農産加工に関する講習会を開催しました。現在,加工に取り組む農業者には日頃の作業を見直していただき,また農産加工志向の方には今後の起業の参考としていただくため企画したもので,26人が参加しました。
 

 講師の(一財)食品環境検査協会主席・田中宏朗氏からは,農産加工には必須の知識である食品衛生と食品表示についてお話いただきました。「手洗いの時間は『はとぽっぽ』を3回歌うくらい」「食品回収の理由で一番多いのは表示不適切」など,具体例を交えたわかりやすい説明に,参加者は熱心にメモを取っていました。
 

 普及センターでは,今後も地域の農産加工活動を支援してまいります。





〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-8603
  FAX:0220-22-7522

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田舎の暮らしや農の技術を伝承するルーラルガイドの知恵を学ぶ講習会を開催しました。

2014年11月25日 13時13分12秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 栗原市生活研究グループ連絡協議会(菅原さだ子会長)は,10月30日に栗原市花山石楠花センターでルーラルガイド講習会を開催し,30名の会員が参加しました。
 ルーラルガイド講習会は会員の地域食材活用技術の向上を目的とし,今年は米の消費拡大を目指した様々な米粉料理を学ぶため,講師はJA栗っこ米粉研究会から佐竹きみ子会長ら3人を迎え,野菜蒸しパン,米粉ピザ,団子について調理実習を行いました。
 参加者は5グループに分かれて調理方法や味付けなどを話し合いながら楽しく調理し,試食では料理の出来栄えや米粉の食感などについて意見交換し,講師から各料理をさらにおいしくつくるためのアドバイスをいただきました。
 毎年ルーラルガイド講習会には市内各地区連絡協議会から4人程度が代表して参加しており,後日各地区にて各地区会員に伝達講習会が開催され,調理技術の普及や食材の利用促進が図られています。
 普及センターでは今後も栗原市生活研究グループ連絡協議会の活動を支援していきます。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班  
TEL:0228-22-9404
FAX:0228-22-6144

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仙台農業復興塾実践編第2回視察研修会を実施しました

2014年11月25日 10時19分02秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 仙台農業改良普及センターではJA仙台との共催により,東日本大震災による津波の被害を受けた農業者を対象とした研修会「仙台農業復興塾」を継続して開催しています。
 「仙台農業復興塾実践編第2回」として11月10日に宮城県古川農業試験場と岩手県北上市の株式会社西部開発農産を視察しました。古川農業試験場では,水稲の乾田直播栽培を導入した省力・コスト削減技術について説明を受けました。西部開発農産では,代表取締役会長の照井耕一氏より,700ヘクタールを超える大規模土地利用型農業の経営内容や,組織体制,職員の育成方法などについて説明を受けた後,施設を見学しました。参加者は,先進的な技術や,経営者の経験に基づく話に熱心に聞き入っていました。
 普及センターでは復興塾の開催を通じて経営管理能力の向上をはかり,被災地域の農業の復興を支援して行きます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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津波被害からの農業復興ビジョン実現のための目標づくり

2014年11月25日 10時14分05秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 震災により大きな津波被害を受けた仙台市若林区の農事組合法人井土生産組合は,経営コンサル(※)の庄司和弘氏の指導を受けながら,農業の復興のための経営計画づくりに取り組んでいます。11月4日に行った第2回目の指導会では,前回まとめた経営ビジョン実現のための話し合いを行い,後継者となる若い職員を雇用するなどの目標が定められました。今後は売上目標などを明確にし,計画実現のための戦略を立てることが必要です。普及センターでは,今後も井土生産組合の農業の復興のための支援を続けて行きます。
(※)ホライズンコンサルティンググループ株式会社代表取締役

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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福幸祭2014「のびる村に集まろう,そして,語ろう」が開催されました!

2014年11月25日 09時58分55秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援
 平成26年11月9日に東松島市野蒜地区において福幸祭2014「のびる村に集まろう,そして,語ろう」が開催されました。
 福幸祭は東日本大震災からの復興を願い,「(有)アグリードなるせ」が2012年(平成24年)から毎年開催しており,今年は市の行政区再編により設立された「のびる多面的機能自治会」と共催し,3回目の恒例行事となりました。
 オープニングでは,東松島市野蒜小学校5年生が創作太鼓「野蒜復興太鼓」により会場を盛り上げました。会場内では,地元農家による農産物直売会や地元産小麦を使った焼きそばの販売,焼きガキやおにぎりなども無償提供され,祭りに訪れた人は,新鮮な農産物と海の幸に舌鼓を打っていました。また,会場前の水田では農業機械の展示やトラクター搭乗体験,馬耕実演なども行われ賑わっていました。
 福幸祭とあわせて,協賛企業による健康ウォーキングや一般財団法人「C・Wニコル・アファンの森財団」が防災集団移転団地野蒜北部丘陵近くの「復興の森」に設置したツリーハウスではカフェも開催され,秋深まる森の雰囲気を満喫していました。
 祭りの最後には餅まきが行われ,五穀豊穣と東日本大震災からの復興を願いました。
 普及センターでは関係機関と連携して,地域を牽引する多様な担い手への支援等を継続し,地域農業の復興に取り組んでまいります。

〈連絡先〉宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班 TEL0225-95-1435

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