
宮城県では、技術と経営能力に優れた地域の指導的農業者の方々を指導農業士、青年農業士として認定し、普及センターとの連携のもと、次代の農業を担う若手農業者等の育成・指導や地域農業の振興に関する助言などの役割を担っていただいています。
令和5年7月11日に管内の農業士で組織する大崎農業士会が今年度1回目の研修会を開催しました。今回は集落営農の優良な法人化事例である美里町青生地区の農事組合法人みらいす青生の取り組みについて研修を行いました。
はじめに県農業振興課の中鉢スマート農業コンシェルジュから、宮城県RTKシステム、スマート農業チャレンジ支援事業について御説明をいただき、続いてみらいす青生の宍戸代表理事組合長から、乾田直播による飼料用米栽培や自動操舵による野菜の栽培管理、地域内労働力の活用などの取り組みについて御説明をいただきました。
参加された農業士の方々はそれぞれの集落において指導的な役割を担っており、今後の各地域の農業の発展に向け、大変参考となる研修会となりました。
普及センターでは、今後も農業士活動に対する支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910