
登米市内若手農業者のグループ「登米市4Hクラブ」(会員18人)では,地域や消費者との交流を目的に,登米市東和町の遊休農地を活用したそば栽培に取り組んでいます。
4Hクラブ員がそばを栽培するのは初めてだったため,そば栽培に詳しい地元農業者にそばづくりの基礎を教わりました。また,別の地元農業者から排水の良い遊休農地を提供していただくことができました。
8月上旬に播種した秋そばが熟期を迎えたため,10月21日,4Hクラブ員と登米農業改良普及センター職員が手刈りによる収穫作業を行い,併せて地域の直売グループ「カタクリの里」と合同の昼食会を開催しました。昼食会では,地元野菜をふんだんに使った芋煮や新米のおにぎりを囲みながら,野菜作りや地元の料理方法など,4Hクラブ員と直売グループ会員の会話が弾みました。
収穫したそばは,来月以降にそば打ち試食会を行い,地域住民や市内消費者に新そばを振る舞う予定で,4Hクラブ員には生産から販売までの貴重な現場体験になっています。
当普及センターでは,今後も登米市4Hクラブの活動を支援していきます。
宮城県登米農業改良普及センター
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