栗原市の次代の農業を担う青年農業者育成の一環として,平成27年9月8日に迫桜高等学校総合学科の2,3年生31人を対象に「在学中コース」を開催しました。
生徒らは有限会社ファーム千葉を訪れ,イチゴ水耕栽培ハウスを見学し,標高差を活かした業務用イチゴの産地リレー化によるビジネスモデルの構築について,取締役営業部長の千葉雄喜さんからお話を伺いました。
有限会社ファーム千葉は,平成16年に,夏秋期イチゴ栽培に適した冷涼な気候を求めて栗駒山の中腹にある標高600mの耕英地区に鉄骨ハウスを建設し,イチゴの栽培を開始しました。登米市出身の千葉さんは,これにより,登米市などでイチゴ栽培に取り組む仲間とともに,業務用イチゴの長期安定出荷が可能となり,市場から高い評価を得ました。
生徒達は「標高600mで温度は何度下がるか」や「夏イチゴがスーパーに並ばないのはなぜだろう」といった質問をしながら,理解を深めているようでした。
また,夏の業務用イチゴは輸入に依存しており,国産のものは希少価値があり,そこにビジネスチャンスを見いだしたお話を生徒達は興味深く聞いていました。
実需者の求める様々なニーズや規格などにきめ細かな対応をする事により信用を高め,安定した売上を確保するとともに,地域の雇用を支える姿に,これから職業人として巣立っていく生徒達も刺激を受けたようです。
参加した生徒たちは,今回の視察研修を通して,自分たちが日頃学習している農業への関心をより一層高めてくれたと思われます。
普及センターでは,今後も栗原農業未来塾の実施や学校との連携を深めながら青年農業者の確保・育成に取り組んでいきます。
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404
FAX:0228-22-6144
生徒らは有限会社ファーム千葉を訪れ,イチゴ水耕栽培ハウスを見学し,標高差を活かした業務用イチゴの産地リレー化によるビジネスモデルの構築について,取締役営業部長の千葉雄喜さんからお話を伺いました。
有限会社ファーム千葉は,平成16年に,夏秋期イチゴ栽培に適した冷涼な気候を求めて栗駒山の中腹にある標高600mの耕英地区に鉄骨ハウスを建設し,イチゴの栽培を開始しました。登米市出身の千葉さんは,これにより,登米市などでイチゴ栽培に取り組む仲間とともに,業務用イチゴの長期安定出荷が可能となり,市場から高い評価を得ました。
生徒達は「標高600mで温度は何度下がるか」や「夏イチゴがスーパーに並ばないのはなぜだろう」といった質問をしながら,理解を深めているようでした。
また,夏の業務用イチゴは輸入に依存しており,国産のものは希少価値があり,そこにビジネスチャンスを見いだしたお話を生徒達は興味深く聞いていました。
実需者の求める様々なニーズや規格などにきめ細かな対応をする事により信用を高め,安定した売上を確保するとともに,地域の雇用を支える姿に,これから職業人として巣立っていく生徒達も刺激を受けたようです。
参加した生徒たちは,今回の視察研修を通して,自分たちが日頃学習している農業への関心をより一層高めてくれたと思われます。
普及センターでは,今後も栗原農業未来塾の実施や学校との連携を深めながら青年農業者の確保・育成に取り組んでいきます。
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404
FAX:0228-22-6144