
JAいしのまきと当普及センターでは直売所などの販売品目拡大のため,以前から果樹の新植を進めており,新たに果樹の栽培を始める生産者も増えてきています。なかでも皮ごと食べられる食味に優れたぶどう「シャインマスカット」の栽培面積は水稲育苗ハウスへの作付けなどにより年々増えており,直売所に出荷する生産者も多くなっています。
JAと普及センターではこのような生産者の栽培技術向上のため,毎年季節ごとの管理に関する講習会を開催しています。冬季はぶどうの管理の中でも最も重要な作業であるせん定作業を行う時期にあたるため,12月20日にせん定講習会を開催しました。
今回は宮城県農業・園芸総合研究所の職員が講師となり次年度の結果母枝のせん定位置や芽傷の入れ方,副梢の処理の仕方など基礎的な技術について解説を行いました。
普及センターでは,今後も講習会などの活動を通じて管内の果樹生産を振興していきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0225-95-1435 FAX:0225-95-2999