令和4年7月27日に石巻市桃生地区において,JAいしのまきが設置している子実用とうもろこし実証ほで絹糸抽出期(絹糸状の雌しべが穂から出る時期)の生育調査を行いました。当日は,実証ほを担当する生産者(2法人)をはじめ,東北農業研究センター(農研機構),JAいしのまき,当所畜産振興部,農業農村整備部及び当普及センターなど関係者15人が参加しました。東北農業研究センター研究員のご指導のもと,調査項目や調査方法を確認し,草高,葉数,葉色,絹糸抽出率を測定しました。前回7月7日の生育調査では草丈が約1mでしたが,今回の調査では2ほ場平均で約2.7mと,20日間でおよそ人の背丈分が伸びていました。一部で湿害と思われる箇所が見られたものの2ほ場とも概ね順調で,雑草もよく抑えられていました。調査後の意見交換では,虫害やかび毒への対応,収穫・調製時の水分測定方法などについて情報交換を行いました。今後は,台風や獣害などに注意しながら,生育を観察してくこととなります。次回は10月に完熟期の生育調査を行う予定です。当普及センターでは,子実用とうもろこしの実証試験を引続き支援していきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999
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