令和4年5月19日に令和3年度スマート農業技術の開発・実証プロジェクト「パプリカスマート商流実現と他社間連携による安定出荷体制の構築」の令和4年度第1回推進会議が石巻合同庁舎にて開催されました。
取組機関は,石巻市でパプリカを生産する(株)デ・リーフデ北上,(株)デ・リーフデ大川及び栗原市の(株)ベジ・ドリーム栗原,短期収穫予測を行う農業用ロボットの開発を担う企業や,生産環境から出荷体制まで一括したデータ管理ができるプラットフォームを作成するIT企業,宮城大学や(独)農研機構西日本農研センター等17組織が宮城パプリカスマート商流コンソーシアムを結成して,プロジェクトに取り組んでいます。
推進会議の中では,園芸推進課から昨年度の成果と今年度の実証計画,各構成員から実証内容についての説明がありました。
午後からはデ・リーフデ北上での現地視察も行われました。阿部総務部長から会社設立から収量増加の取組等についての説明の後,収穫予測を行うロボットが稼働する様子や栽培状況について見学が行われました。
現地視察に参加した構成員は,実際に稼働する様子を眺めながら盛んに意見交換を行っていました。
普及センターでは,先端技術を用いた高度な施設園芸の取組に対し,今後とも支援を行います。
※当プロジェクトは,農林水産省「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト(課題番号:施3B1商)」(事業主体:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)の支援により実施しております。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0225-95-1435 FAX:0225-95-2999