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令和2年7月7日にJA古川いちご部会いちご親株現地巡回が開催され,JA古川園芸課職員とともに管内のいちご生産者7名のほ場を巡回し,生育状況の確認・指導を行いました。
現地巡回では,各ほ場のいちご親株の管理状況,ランナーの発生状況を確認し,親株やハウスの管理についてアドバイスをしました。令和2年産では炭疽病の発生により減収する生産者もあったことから,育苗期が防除のポイントとなる炭疽病の特徴について説明し,今後の対策と管理について指導を行いました。
さらに,令和2年産の振り返りを行うことにより,各生産者の課題を再確認し,次作への対策を検討しました。
また,生産者の中には既に採苗,仮植を行っている方も見られました。昨年10月の台風の影響で親株の配布本数が減りましたが,ほとんどの生産者は定植本数を確保できる見込みです。
本現地巡回を通して技術力が向上することにより,令和3年産いちごの生産量がさらに増加することが期待されます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910