宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

漬け物用二十日だいこんの商品化率向上のために実証ほを設置しました

2014年07月01日 14時08分38秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 6月23日(月)に蔵王町で,二十日だいこんの商品化率向上を目標とした実証ほの収量調査を行いました。
 JAみやぎ仙南蔵王地区では,漬け物用二十日だいこんの産地として生産を推進しておりますが,近年白さび病菌が原因となる「わっか症」や連作障害である「根くびれ病」が多発し,商品化率が低くなるなどの問題が起きています。そこで,加工・業務用野菜産地育成強化事業を活用し,新たに白さび病菌の防除を行うことで,商品化率を向上させ,出荷量を増やすという実証ほを,生産者の協力のもと設置しました。


 その結果,農薬の散布によって罹病率が大きく低下し,商品化率はこれまでの6割から9割まで向上することがわかりました。今後,生産者やJA担当者などへ情報提供を行い,産地活性化につなげていきます。
今後とも普及センターでは,二十日だいこん等の加工業務用野菜の商品化率向上による産地育成を支援していきます。



〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138
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