宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

キャベツの畝立て同時施肥技術の実演会を開催

2013年08月20日 12時02分58秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 8月5日(月)色麻町で加工・業務用キャベツの畝立て同時施肥機の実演会を開催しました。今回は当普及センターが加工・業務用キャベツの機械化一貫体系導入技術を検証するために,独立行政法人農業総合研究センターの屋代上席研究員と(株)イセキ東北の協力を得て開催したものです。
 畝立て同時施肥機のメリットとして,屋代上席研究員から省力化と肥料費のコストが低減する旨の説明がありました。
 当普及センターからは,実証ほの施肥設計と機械化一貫体系について説明しました。
  見学した生産者からは畝立て同時施肥は好評でした。
 普及センターでは,引き続きJA等の関係機関と連携し,生産者の技術向上を支援していきます。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910


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みやざき特産市で秋冬作野菜栽培講習会を開催

2013年08月20日 11時42分00秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 7月18日(木)加美町宮崎まちづくりセンターでみやざき特産市の生産者を対象に秋冬作野菜栽培講習会を開催しました。
 普及センターから,農薬の使用方法(農薬危害防止対策)・病害虫防除について説明するとともに,トレーサビリティーを徹底するよう記載様式を提案しました。
 講習会終了後に,講習会に出席した会員から「新しい情報を聞くことができ,ためになった」と出席者からの感想をいただきました。
 普及センターでは,市町等の関係機関と連携し,引き続き生産者の技術向上を支援していきます。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910


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加工トマトの目揃い会を開催

2013年08月19日 16時13分55秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 8月2日(金)に加美町で加工トマト目揃い会が開催されました。この検討会は,今後開始されるの収穫と収穫期間の栽培管理の確認を目的に,JA加美よつば,JAいわでやま,JAみやぎ亘理,JAあさひな,JA南三陸の5農協が共同で開催したものです。
JA加美よつばからは収穫期間の病害虫防除方法について,出荷先である(株)コーミからは収穫基準について説明がありました。
 当普及センターからは,8月1日現在の実証ほの調査結果から果実数が80~100個/株確認されているので,10a当たりの収量は6t前後と見込まれ,ロスなく出荷できるように病害虫防除を適期に実施するよう説明しました。また,昨年度は120個/株あったので,まだまだ果実数を増やせる余地も十分あるので,追肥をしていない場合は株疲れしないように追肥するように話をしました。
 普及センターでは,引き続きJA等の関係機関と連携し,生産者の技術向上を支援していきます。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班

TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910 


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美里地区農業士会研修会を開催

2013年08月19日 14時08分44秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成25年7月8日に美里地区農業士会研修会(美里地区農業士会主催)を開催し,会員及び関係機関等20名が参加しました。研修内容は,長野県内の農業法人と農産物の海外輸出の取り組みなど先進地事例の報告を先進地調査に参加した会員からいただきました。
  報告者は,地域の特長を活かした取り組みを分かりやすく説明し,参加した農業士からは,「先進地視察など研修の機会を捉えて積極的に参加したい。地域の特徴を活かした活動の参考にしたい。」等の意見がありました。
 普及センターでは,今後も農業士の方々と連携し,担い手の育成と地域農業の振興に向けた活動を支援を行っていきます。
<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター 地域農業 班
                                                             TEL 0229-32-3115
                                                             FAX 0229-32-2225

 


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未来を担う農業大学校生と普及センター職員との意見交換会を開催

2013年08月19日 09時04分53秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 農業大学校生の先進農業体験学習が今年も開催されるにあたり,対象となる学生が8月12日に普及センターを訪問し,農業関係の意見交換を行いました。
 今年の体験学習は,9月2日から10月4日までの33日間で,大崎管内の先進的農家5戸で研修します。農作業へ従事しながら技術や経営を学んだり,寝食を共にして農家生活に慣れ親しむことは,将来の農業経営にとって大変貴重な経験となります。
 普及センターからは,管内の概要や研修先農家の経営概況,研修中の心構えや留意事項などについて説明を行いました。
 初めは,緊張していた学生も,和んだ雰囲気の中で話が進むにつれ次第に硬さもとれ,体験学習への意欲が沸いてきた様子でした。
 普及センターでは,地域の農業経営者や関係機関と連携を図りながら,将来の農業後継者育成に向けた各種支援を引き続き実施してまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班 
 TEL:0229-91-0727    FAX:0229-23-0910
         

 


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リスタート開始!! ㈱宮城リスタ大川視察研修会開催

2013年08月15日 09時51分04秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 ㈱宮城リスタ大川(石巻市大川地区)では本格的な営農再開に向け、名取市の津波被災地ですでに営農再開を果たし、規模拡大を続けている㈲耕谷アグリサービスを7月25日に視察しました。

 視察先では、12名もの若手を中心とする社員を雇用し、社員の前向きな姿勢を引き出して会社を活性化している様子や、一般企業並みの雇用条件にも対応している現状の説明を受け大変驚いた様子でした。

 また、水稲では「耕谷もち」を中心にした直接取引による販売や、大豆、麦類の生産、土木作業等の他分野にも取組み一品目に偏らない経営戦略を経営者から生の声で聴くことができ、「大変参考になる!」と参加者は口々に言っていました。

 さらに、農林水産省の先端技術の実証ほでもある、大区画ほ場における水稲乾田直播について生育状況を確認し、大川地区での水稲作の再開に向け夢を膨らませ、決意を新たにしたところです。

  ㈱宮城リスタ大川は、農地を守り、地域に根差した産業を興して雇用の場を創出し、かつてのように子供たちが学校で学び集う地域の復興を目指して本年5月23日設立し、活動の展開を図っており、今後も普及センターでは支援を継続していきます。

<連絡先> 

石巻農業改良普及センター 地域農業班 0225-95-1435


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バラの販売力向上を目指して研修会開催

2013年08月14日 10時54分01秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 美里農業改良普及センターでは,平成25年8月2日(金)にJAみどりのバラ部会員を対象に,美里町のバラ生産法人㈲ハニーローズなんごうで「バラ販売技術向上研修会」を開催しました。
 バラ部会員は市場出荷がメインですが,町内の直売所や各生産者宅での直売にも取り組んでいます。今回の研修は,消費者ニーズをふまえたバラの販売状況や実践的な花束の製作について学び,今後の販売力向上の一助とするために開催したものです。
 当日は,(株)日比谷花壇 北日本復興支援事業連携グループ 土谷グループリーダーからバラ品種の動向,個人消費者向けの商品のトレンドや,商品製作時のポイントについて講義していただきました。また,ヒビヤカダンスタイル仙台パルコ店市川店長より,今後のイベント販売時を想定した花束(2種類)の製作実習をしていただきました。
 プロの方から花束の商品トレンドや作製方法を学べる機会は大変貴重であり,生産者は熱心に講義を聞き,質問をたくさんしながら技術を学んでいました。生産者からは今回の技術を積極的に活かして,消費者に喜ばれる商品を販売したいとの感想もありました。
 普及センターでは今後も生産技術・販売力向上の支援を継続していきます。

美里農業改良普及センター 先進技術班 tel 0229-32-3115,fax 0229-32-2225


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いちご研修会を開催!

2013年08月13日 17時47分47秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

          

 平成25年8月2日,亘理町,山元町のいちご団地への参加予定者等を対象としたいちご研修会を開催しました。

 両町のいちご団地では,生産者151戸(内16戸は次年度から開始)が施設面積44.2haで今年から栽培を開始する予定となっています。このうち約9割の生産者が初めて高設栽培に取り組むことになるため,当所では関係機関と連携し,生産者の技術習得を目的とした様々な研修会を開催しています。

 3月末から,多くの生産者は,これまで取り組んだことのないプランターや養液システムでの親株管理や育苗を行ってきました。不慣れな中,様々な工夫と細やかな管理を心がけたため,ランナーの発生も概ね順調で,多くの生産者は予定数の苗を確保できています。

 今回の研修会は,山元町にある先端技術展開事業の実証ほ場とJAみやぎ亘理山下支所で開催しました。

 普及センターから,今後の栽培スケジュールの確認や夜冷中の苗管理,定植時の注意点,肥料の溶かし方について講習を行いました。また野菜茶業研究所の岩崎上席研究員,宮城県農業・園芸総合研究所の高野上席研究員からヤシ殻の特性や定植時の注意点,カネコ種苗株式会社,片倉チッカリン株式会社から肥料の特性や養液管理について説明がありました。研修ではその場で肥料を溶かして,溶け具合や養液の色を見せたり,定植の実演を行ってヤシ殻培地の状態や定植の間隔,深さを生産者に確認してもらいました。

 当日は約120名の生産者が参加し,熱心に講習を聞いていました。肥料の溶かし方や定植の実演の際には,「どのようにすればきちんと肥料が溶けるか」,「定植の間隔や深さをどうすれば良いか」になどついて質問し,細かな部分まで確認をしていました。苗の準備も整い,夜冷処理や定植へ向けてさらに意気込みも高まったようです。

 次回は,9月上旬に養液管理等について研修会を行う予定です。普及センターではいちご産地の復興に向け,引き続き支援を行っていきます。

 

亘理農業改良普及センター

<連絡先 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143>

 

 

 

 


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「農産物と放射性物質」をテーマにみやぎ出前講座を開催

2013年08月13日 08時46分16秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

  平成25年7月17日(水)に、美里町駅東交流センターからの依頼を受け、みやぎ出前講座「農産物と放射性物質」を開催しました。
 同センターでは、地域住民を対象に様々なテーマで研修会を開催しており、今回は、当普及センターが県広報課に「みやぎ出前講座」のメニューとして登録している「農産物と放射性物質」の講演依頼があり、開催したものです。
 研修会には、同地区の住民12名が参加し、「放射能の基礎知識」や「大崎圏域における農林産物の放射性物質検査の状況」、さらに、「大崎地域における農産物の生産状況」などを普及センターから説明し、真剣なまなざしでお聞きいただきました。
 食品の放射性物質に関してどのような検査体制になっており、どのような規制が行われているか、その結果、現在、流通している食品の安全が確保されていることなどを御理解をいただきました。
 普及センターでは、出前講座などをとおして、県民の皆さんにこの地域における「農産物の放射性物質対策について」の最新情報を提供するとともに、安全・安心な農産物の生産に向け関係機関と連携して支援してまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
  TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910


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トルコギキョウ新品種の研修会に参加(長野県等)

2013年08月13日 08時37分48秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 7月11~12日に各主要種苗メーカーが開催するトルコギキョウの新品種展示研修会にJAみやぎ仙南花卉部会員が9名参加しました。冬場の燃油高騰などから越冬時,管理温度がキクより低いトルコギキョウに切り替える農家が3年ほど前から増えています。

 管内花卉部会員の中には,以前からトルコギキョウ栽培を行っている先導的な農家が2件おり,その農家さんの指導を受けながら栽培技術を磨いている最中です。

 トルコギキョウは多種多様な品種があり,どの品種を導入するかは販売上大きなポイントになります。そのため,年1回開催される各種苗会社が開催する研修会でしっかり品種を確認しながら,地域特性や栽培方法,用途別利用法等の情報を入手する必要があります。それらの情報により次作導入する品種を各自が決めていきます。JAみやぎ仙南花卉部会では品種選択を個々農家に一任しています。

 今回はサカタのタネなど企業6社を2日間で回り,各社100品種ほど栽培展示を見てきました。新品種だけでなく,既存品種も栽培展示しており,自分たちの栽培したものと比較することもでき,様々勉強になったようです。

 当管内では,導入当初は町の補助もあり,苗での導入でしたが,作付3年目となる今年から自家育苗を行う生産者も出ており,育苗技術の習得も今後の課題となっています。普及センターでは問題解決のため,試験研究機関の協力を頂きながら現地に役立つ情報を提供し,産地育成につながる活動を今後も行って参ります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班        TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

             

視察研修(我が家の栽培と比較?                   

     展示ハウス内は35℃以上)


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