宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

南三陸町で醸造用ブドウの定植が始まりました

2020年04月17日 15時55分34秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 南三陸ワイナリー株式会社が田束山の山頂付近にあるほ場で醸造用ブドウの定植を始めました。今年度は,赤品種の「メルロー」や白品種「シャルドネ」等の合計8品種を2,500本定植する予定です。4月14日に,社員やインターンシップ等の支援者ら5人が定植作業を行いました。田束山のほ場は3年後に初収穫が見込まれます。
 これに先立って,南三陸町入谷のほ場で昨年初収穫を迎え,初めて南三陸産ブドウを用いたワインを仕込みました。また,今夏には南三陸町に醸造所を設ける予定でもあり,田束山のブドウを用いたワインが販売されるのが楽しみです。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 
 地域農業班
 TEL:0226-25-8068 
 FAX:0226-22-1606


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いちご新品種「にこにこベリー」展示ほ等巡回

2020年04月14日 16時26分23秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和2年4月7日,登米市米山町で,県のいちご新品種「にこにこベリー」を栽培している生産者をJAみやぎ登米及び農業・園芸総合研究所と一緒に定期巡回を行いました。
 「にこにこベリー」は農業・園芸研究所が県品種「もういっこ」と,栃木県の品種「とちおとめ」を交配してできた,甘さと酸味のバランスが良い品種で,登米管内では6戸の生産者が約25a栽培を行っています。普及センターでは展示ほを設置し,月1回程度の巡回指導や現地検討会などを行ってきました。今回の巡回では,4月に入り,一段と暖かくなってきたため,日射量の増加に合わせて灌水量を増やすことや,炭酸ガスの適正施用を指導しました。現在は第3~4果房の収穫中で,日射量や葉面積の増加によって糖度が上がり,収穫量も増えてきています。生産者も,他の品種と比べ収穫量が多いことを実感しているようでした。
 これからも,「にこにこベリー」の更なる収量向上に向け,生産支援を行って参ります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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