宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

いちご新品種「にこにこベリー」展示ほ等巡回

2020年04月14日 16時26分23秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和2年4月7日,登米市米山町で,県のいちご新品種「にこにこベリー」を栽培している生産者をJAみやぎ登米及び農業・園芸総合研究所と一緒に定期巡回を行いました。
 「にこにこベリー」は農業・園芸研究所が県品種「もういっこ」と,栃木県の品種「とちおとめ」を交配してできた,甘さと酸味のバランスが良い品種で,登米管内では6戸の生産者が約25a栽培を行っています。普及センターでは展示ほを設置し,月1回程度の巡回指導や現地検討会などを行ってきました。今回の巡回では,4月に入り,一段と暖かくなってきたため,日射量の増加に合わせて灌水量を増やすことや,炭酸ガスの適正施用を指導しました。現在は第3~4果房の収穫中で,日射量や葉面積の増加によって糖度が上がり,収穫量も増えてきています。生産者も,他の品種と比べ収穫量が多いことを実感しているようでした。
 これからも,「にこにこベリー」の更なる収量向上に向け,生産支援を行って参ります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする