兵庫県の小野市と加西市を結ぶローカル線の「北条鉄道」
に、初めて乗りました!
とても心癒される楽しいひとときでした♪
「北条鉄道」というのは、小野市の粟生(あお)駅から、
加西市の北条町駅13、6kmを22分で走行しています。
車両は全部で3両あり、本日乗車したのは小野市の市花
ひまわりと加西市のマスコット“ねっぴー”がラッピング
された 『ねっぴー号』 でした。
その北条鉄道の法華口という駅に名物駅長がいるらしい。
それに駅舎内ではパンを製造・販売していると聞き、俄然、
行ってみたくなって。
いやぁ~、ステキですよね!!
駅長さんは電車が見えなくなるまで見送ってくださるのですが、
その姿勢の美しいことといったら…
思わず見とれてしまいました~(^^;)
名物駅長の姿を捉えようとするカメラマンの多かったこと!!
まあ、納得ですよね。
駅舎内では、米粉と地元食材を使った米粉パンを販売する
パン工房 『モン・ファボリ』 が開店していました。
どれを見てもオシャレで美味しそう♪
お土産用にいっぱい買い込みました! (*´σー`)エヘヘ
ハム&さとらん卵のサンドイッチに、野菜たっぷりのスープを
こちらでいただくことに。
駅舎内では休憩スペースも用意されていました。
米粉のパンはもっちりと柔らかくて、何より野菜の量が
多いスープも、甘くてやさしい味がしましたね。
お味もボリュームも私好みで、大満足!!~
テレビで放送されたばかりなので、訪れるお客さんも多く、
焼きあがったパンはあっという間に売り切れ状態に。
3時のお茶に立ち寄ったら、もうチョコチップパンしか
残っていませんでしたが。
チョコチップパンも美味しかったわぁ~!
可愛いデザインも嬉しいですしね。
北条鉄道では、1時間に1本という運行なので、
駅長さんを囲んでお話ができたり、ゆったりと
した時間を過ごせました。
米粉を使ってのパンを作る苦労話などをうかがったり、
あのお見送りのポーズも、最初は手を挙げることさえ
恥ずかしかったのだとか。
特に観光すべき所はないけれど、今までこんなにほっと
くつろげる駅舎はあったかなあと。
ついつい長居をしてしまいました。
工房内で作業している時でも、電車が到着するとすぐさま
ホームに出てお迎えをされていました。
益々駅長さんのファンが増えそうですよねぇ~
終点の北条町からは、加西の石仏「五百羅漢」へ行くことに。
「親が見たけりゃ 北条の西の五百羅漢の堂に御座れ」
と謳われたように、大きさや表情の異なる石仏のなかに
必ず、親や子、知人や自分に似た顔があるはずとか。
泣いたり、笑ったり、考えたり…
羅漢さんはいろんな顔で鎮座されています。
こちらの羅漢さんは素朴な趣きで、とても親しみを感じました。
最後に北条町駅で、記念の「長寿切符」を購入。
長(おさ)駅から、粟生(あお)駅行きの切符で、
「長」、粟「生」をかけて「長生き」なんですって!!
元気で過ごしたいですね~
ゆったりと北条鉄道に乗り、心が潤ったプチ旅行でした。
桜の咲く季節にまた、駅長さんや羅漢さんに会いに行こう!
と思っています。
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