2023/06/06
5/20に畑に直播したオクラ「ダビデの星」が発芽して成長しています。
今年もマリーゴールドを混植しました。
マリーゴールドはキク科に属す植物で、
根から分泌する成分が土壌有害線虫(特にネグサレセンチュウ)に毒性を示し、
鋤込まなくても線虫防除効果が得られるそうです。
アフリカン種、アメリカン種、フレンチ種など多数の品種がありますが、
アフリカン種の一部の種を除き
ほとんどの品種が線虫の長期間抑制効果を示すそうです。
センチュウって?
非常に小さい虫で成幼虫ともウナギのような形をしていて、
体長は1mm弱で体色も透明に近いため肉眼での観察は不可能です。
ネコブセンチュウは分泌物で寄生部分の細胞をコブのように肥大させて、養分を吸収しながら繁殖します。
ネグサレセンチュウは寄生部分の細胞を変色腐敗させます。
多発生畑では生育不良となり、減収を伴う激しい被害になります。
葉色が悪くなってきたので、チビ苗のまま植え付けたモロヘイヤ、
さすがエジプト原産ですね、
太陽の光を浴びて元気に育ってきました。
良かった。
コンパニオンプランツ「マリーゴールド」「バジル」を
オクラのほかにも混植しました。
ナス
バジルとナスの混植で、害虫被害が少なくります。
テントウムシダマシはバジルの香りを嫌がるため
ナスに寄り付くことがなくなり、被害を抑える効果が期待できます。
ピーマン・パプリカ・甘トウ
スイカ
マリーゴールドは「植物のお医者さん」と呼ばれるほどコンパニオンプランツとして優秀です。
様々な植物と相性がよく、根の分泌液が土中のセンチュウを遠ざけ、
葉っぱのにおいには防虫効果が期待できます。
トマト
バジルはトマトの根の周囲の水分を適度に保ち、
糖度などの品質を向上させる効果と、
根の周囲の微生物を多様にして土壌病害を予防する効果が期待できます。
無農薬栽培なので、コンパニオンプランツの混植は積極的に取り入れています。
趣味の野菜つくりでは無農薬栽培したいですよね~
コンパニオンプランツやキラキラテープが虫よけに効果があればうれしいですね。
害虫はいいですが、交配をしてくれるミツバチなども来なくなりませんか?自家受粉の野菜はいいですが。
その辺が判らないので思案中です。
返事がすっかり遅くなり申し訳ありません。
コンパニオンプランツで害虫対策していますが、全く虫を寄せ付けないのではなく、特定の虫を寄せ付けないようにお互いの相性を考えて混植しています。
例えば、
ナス×バジル テントウムシだまし
キャベツ×レタス アオムシ
受粉に関しては、スイカ、カボチャ、ズッキーニなどは積極的に人工授粉していますよ。