2020/08/30
8/10に更新剪定しておいた秋ナスの収穫が始まりました。
更新剪定の様子 → こちら
なすの旬は秋? それとも夏?
答えから言ってしまうと、どちらも旬になります。
大体のなすは6月頃から9月頃が旬。
ちょうど初夏から初秋にかけてが、なすの旬です。
と言っても6月から9月までずっと同じなすの株から収穫し続けるのは困難です。
なすの株を気温が高い盛夏の時期に一度休ませる「更新剪定」という方法をとると、
涼しくなる初秋頃に株が元気を取り戻してまた多く実をつけ始めます。
切り戻し前のなすが夏の旬で、
暑さに対抗するため、皮が若干厚めです。
それに対し、切り戻し以後に実るいわゆる「秋なす」は、
実が小振りのしまった形になりますが、
実も皮も柔らかく味もうま味を増しておいしくなります。
収穫後の様子になります。
また、たくさんの実をつけています。
「秋なすを嫁に食わすな」という言葉の意味は幾つか説があります。
「おいしいから嫁に食べさせるのはもったいない」という意地悪なものと
「体を冷やすから良くない」というものです。
「体を冷やす」についてですが、
なすは漢方の考えでは、体を冷やす効果があると言われています。
おいしいからと、食べ続けるとバランスが悪い。
そんな戒めの意味が込められているのかも。