7日(金)に、練馬で活弁のライブをさせていただくのですが、先日の日曜日にピアニストの新藤理恵さんと音合わせ、作り込みをしました。gabowlでのライブが生音でできなくなったので、久しぶりのミュージシャンとの共演でとても嬉しく、また楽しみです。
作品は The Sheik 「シーク」。
ルドルフ・ヴァレンチノ主演の、砂漠のロマンスです。
(この続編がヴァレンチノの遺作「熱砂の舞」)
新藤さんとは朗読の会などで何度かご一緒していますが、世界の様々な音楽を幅広く聴いて取り入れながら物語世界をうまく表現できる方です。今回もアラブ音楽の要素をたくさん入れ込んで、それぞれのシーンに合わせて雰囲気を盛りあげる曲を作って下さっています。
何を隠そう、この物語は、原作のほうがずっと面白い!(すみません。正直者で)
「シーク ー灼熱の恋ー」E・M・ハル著
若く美しく高貴なイギリス人女性と、ハンサムで残酷なシークとの、燃えるような激しい恋の物語。絶対に、(特に女性は)夢中で一気に読んでしまいます。
新藤さんと二人で、「絶対これ、小説の方が面白いよね!!」と盛り上がってしまいました。
その紹介文を抜粋すると
「遥かなる砂漠への憧れ…募る思いを叶えるべく、英国貴族の娘ダイアナ・メイヨは、アフリカ大陸へと旅立った。だが、その地に足を踏み入れたとたん、キャラバン隊はアラブ人の一団に取り囲まれ、彼女の前に一人の男が立ちはだかる。アラブ人の族長(シーク)、アーメッド・ベン・ハッサンー。気性の激しい砂漠の男が、ダイアナの運命をその手に握ろうとしていた。 1923年、ルドルフ・ヴァレンチノ主演で映画化され、全世界の女性を虜にした、愛と情熱の物語」
というわけで、これは1992年に再版された文庫本ですが、バーバラ・カートランドによれば、「ヴァレンチノが映画でシークを演ずるより先に、世界中がこの情熱的で不屈な砂漠の恋人に夢中になった」のだそうです。
そう、アラブの部族民を率いる若きシーク、アーメッド・ベン・ハッサンが、とにかく魅惑的なのです。独裁者特有の傲慢さと強引さ、冷酷なまでの意志と肉体の強靱さ、美貌。野生的だが、知性もあり、友情には厚い。
一方、その美しさとは裏腹に男勝りに育ち、冒険心旺盛で、怖いもの知らずのダイアナ。
異性を愛したことなどなく、征服欲の旺盛な二人が砂漠で出逢い、死と隣り合わせの過酷な環境の中で激しくせめぎ合いながら、お互いへの愛とその存在のかけがえのなさに気付いていく。
そんなドキドキする物語を、映画化したのが今回の作品。
残念なのは、ヴァレンチノが、原作のシークのイメージと合わないこと。強さと威厳が足りない。もちろん魅力的ではありますが、比べると随分かわいらしく見えてしまうのです。かといって、例えばダグラス・フェアバンクスがやっていたとしても、危険な香りがなく健康的すぎて、全然ダメですが。
ダイアナも、もっと美しく、スレンダーで、いかにも気の強そうな女優さんがよかった。
(今、再映画化したら、絶対にヒットします!「アラビアのロレンス」くらい壮大で美しい砂漠の映像と、いいキャスティングで、ぜひ作ってほしいです。)
などというと観る気を失ってしまうかもしれませんが、映画作品はそれはそれで面白い。
全部のエピソード(シークの複雑な出生やそれゆえの感情や常軌を逸した行動なども)は盛り込めないので、作品はかなりダイジェスト的な感じがしますが、そこに音楽と活弁(映画説明)を入れて楽しめるのがいいところ。
映像と、お話と、音楽で作られる世界を、一緒に楽しんでもらえたらと思います。
http://www.slowcinema.com/pc/060407.html
作品は The Sheik 「シーク」。
ルドルフ・ヴァレンチノ主演の、砂漠のロマンスです。
(この続編がヴァレンチノの遺作「熱砂の舞」)
新藤さんとは朗読の会などで何度かご一緒していますが、世界の様々な音楽を幅広く聴いて取り入れながら物語世界をうまく表現できる方です。今回もアラブ音楽の要素をたくさん入れ込んで、それぞれのシーンに合わせて雰囲気を盛りあげる曲を作って下さっています。
何を隠そう、この物語は、原作のほうがずっと面白い!(すみません。正直者で)
「シーク ー灼熱の恋ー」E・M・ハル著
若く美しく高貴なイギリス人女性と、ハンサムで残酷なシークとの、燃えるような激しい恋の物語。絶対に、(特に女性は)夢中で一気に読んでしまいます。
新藤さんと二人で、「絶対これ、小説の方が面白いよね!!」と盛り上がってしまいました。
その紹介文を抜粋すると
「遥かなる砂漠への憧れ…募る思いを叶えるべく、英国貴族の娘ダイアナ・メイヨは、アフリカ大陸へと旅立った。だが、その地に足を踏み入れたとたん、キャラバン隊はアラブ人の一団に取り囲まれ、彼女の前に一人の男が立ちはだかる。アラブ人の族長(シーク)、アーメッド・ベン・ハッサンー。気性の激しい砂漠の男が、ダイアナの運命をその手に握ろうとしていた。 1923年、ルドルフ・ヴァレンチノ主演で映画化され、全世界の女性を虜にした、愛と情熱の物語」
というわけで、これは1992年に再版された文庫本ですが、バーバラ・カートランドによれば、「ヴァレンチノが映画でシークを演ずるより先に、世界中がこの情熱的で不屈な砂漠の恋人に夢中になった」のだそうです。
そう、アラブの部族民を率いる若きシーク、アーメッド・ベン・ハッサンが、とにかく魅惑的なのです。独裁者特有の傲慢さと強引さ、冷酷なまでの意志と肉体の強靱さ、美貌。野生的だが、知性もあり、友情には厚い。
一方、その美しさとは裏腹に男勝りに育ち、冒険心旺盛で、怖いもの知らずのダイアナ。
異性を愛したことなどなく、征服欲の旺盛な二人が砂漠で出逢い、死と隣り合わせの過酷な環境の中で激しくせめぎ合いながら、お互いへの愛とその存在のかけがえのなさに気付いていく。
そんなドキドキする物語を、映画化したのが今回の作品。
残念なのは、ヴァレンチノが、原作のシークのイメージと合わないこと。強さと威厳が足りない。もちろん魅力的ではありますが、比べると随分かわいらしく見えてしまうのです。かといって、例えばダグラス・フェアバンクスがやっていたとしても、危険な香りがなく健康的すぎて、全然ダメですが。
ダイアナも、もっと美しく、スレンダーで、いかにも気の強そうな女優さんがよかった。
(今、再映画化したら、絶対にヒットします!「アラビアのロレンス」くらい壮大で美しい砂漠の映像と、いいキャスティングで、ぜひ作ってほしいです。)
などというと観る気を失ってしまうかもしれませんが、映画作品はそれはそれで面白い。
全部のエピソード(シークの複雑な出生やそれゆえの感情や常軌を逸した行動なども)は盛り込めないので、作品はかなりダイジェスト的な感じがしますが、そこに音楽と活弁(映画説明)を入れて楽しめるのがいいところ。
映像と、お話と、音楽で作られる世界を、一緒に楽しんでもらえたらと思います。
http://www.slowcinema.com/pc/060407.html