akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

『御誂治郎吉格子』『血煙高田馬場』

2006-04-20 | 活弁
昨日のgabowlでの大河内傅次郎二本立て、皆様ありがとうございました。
あっと驚くほどの短さに編集された『血煙高田馬場』と、『御誂治郎吉格子』
どちらも監督伊藤大輔、撮影唐沢弘光、主演大河内傅次郎のゴールデントリオによるヒット作。スピーディな立回りと、二人の女(伏見直江、伏見信子)の間で揺れる鼠小僧(大河内)の心理をうまく表現していて、大好きな作品です。
大阪弁と江戸弁と京都弁の混じったような微妙なタイトル(字幕)につられて、こちらのイントネーションも微妙…でしたが、また語らせていただきたいと思います。

いい作品を観ると感激して、ああ、この作品を語りたい、というわくわくした欲求が湧いてきます。ほとんど本能に近い。23日の日曜日に茅ヶ崎館で上映する『浮草物語』もその一つ。そしてそうした作品を語らせていただける場所と、観に来て下さる方々がいることを本当に有り難く思います。

今月は私にとって初めて手掛ける作品が続き、台本作りに追われながらも、楽しい日々を過ごさせていただいています。本や資料を読みつつ、何度も何度も繰り返して作品を観るのですが、多分、台本制作は取りかかったら仕上がるまでとても早いです。この作業が私にとってとにかく楽しい時間です。

急遽、アースデーイベントの一環として28日(金)に代々木公園入口の特設大型テント「アースデイ*カフェ」にて、『世界の心』という第一次世界大戦を舞台にした(実写入り)映画を活弁上映することになりました。主演リリアン・ギッシュ。ぜひ御覧下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする